蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

東桂苑  関川村

2008-10-18 16:06:05 | 古民家、庭園
東桂苑は、先日の日記に書いた渡辺家の分家が明治38年に建築した、建築延面積177坪の大邸宅である。



明治の建築らしく、屋根は瓦葺になる。ちなみに渡辺家本家は木羽葺で、多数の石が乗せられている。


座敷の壁は紅柄塗りで、とても華やかだ。


主庭は昔の姿を留めていないのか、渡辺家本家に比べれば大分見劣りがする。




座敷部分と、寝室部分に囲まれて奥へ引っ込んだような部分が、坪庭のような風合いを見せてくれる。これは、かなり繊細な感覚の持ち主が造った庭に違いないと感じた。坪庭の一番奥は、主人の書斎に面している。



座敷部分と寝室部分で建築年代に差はないようだが、それぞれに非常に違った雰囲気が漂う。