蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

寿司・割烹たなか  長岡市

2008-05-17 18:15:12 | 寿司
長岡は海からたいして離れていないし、江戸の昔から料理本を出したりしている街なので、そこで夕食となると期待が高まってくる。ところが、休日のためビジネス客相手のお店は軒並みシャッターが降りていた。かろうじて、駅近くに灯りの点いているお店をみつけた。そして、そのお店がそれなりに名のあるお店であることが(ガイドブックにより)すぐに判明した。


にぎりは1500円か、2500円。この先、何十キロも運転しなければならないので、本当はその中間の設定が欲しかったのだが、思い切って高いほうを選んだ。


日本海沿いの都市に、江戸の街を起源とする握り寿司が伝わったのは、それ程古いことではないだろう。しかし、見事に吸収され、江戸を凌ぐようなお店が見られる。この、豪快とも言えるたっぷりとしたタネの切り方は、お江戸ではまず見られないと思う。






鮪は上等。白身は地物で最高。ホタテもいい仕事。雲丹やイクラは、もう泣かせてくれる。巻物の海苔も良し。玉子焼きは、不思議に奥深い味がした。
地魚にこだわりすぎず、しかしポイントははずさず、という感じか。
やはり、こういうお店ではお酒を一緒に味わいたい。次ぎは、電車で行きたい所である。