まいど、日本機関紙出版です。

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来年2月、韓国・ナヌムの家でワークショップ「ピースロード」が開催へ。

2008年12月12日 | 行事のご案内&報告

 09年2月韓国・ナヌムの家でワークショップ「ピースロード」が開催へされるそうです。

「ピースロード」とは、日本軍「慰安婦」被害女性たちが共同生活をする「ナヌムの家」にて寝泊りをしながら、学生や若者たちが集まって日本軍「慰安婦」問題を考えるワークショップのことです。

 関心のある方、詳しくはコチラをご覧ください。


 

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おはなしの世界でほっこり~土佐いく子の子どもたちのまなざし⑲

2008年12月10日 | 土佐いく子の教育つれづれ

 「お話のお姉さん!来てくださーい」と一年生の子が呼びに来てくれるのです。「『オバサン』と言うたら行かへんで」と言っていたら「お姉さん」とちゃんと言ってくれるから、いそいそ出かけて紙芝居や絵本の読み聞かせをしてあげるのです。
 なんと楽しい時間でしょうか。食い入るように見つめる目、笑ったりうなずいたり、ビンビン反応をかえしてくれる子どもたちです。

 ■新たな挑戦
 そんなある日「たなかやすこお話道場――あなたもストーリーテーラーに」の案内が舞い込んできたのです。即申し込みました。ところが、これは本を見て読み聞かせるのではなく、覚えてお話を語り、聞き手とお話の世界を創っていくというものです。今まで何度か子どもたちと暗誦したい、と努力したのですが、なかなか覚えられませんでした。


 はてさて、その道場に毎月1回通って勉強を続けてきました。しかし、各人がそれぞれお話を決めて、なんと会館を借りて入場料までとって、舞台で発表会をするということになっていたとは…。
 これまで下手な講演は千回近くもやらせていただいてきたでしょうか。しかし今度はわけが違う。第一、長い話を覚えられるのかドキドキでした。やるしかないと心を決め、大好きなお話「かさこじぞう」に取り組みました。繰り返し教材研究もし、子どもたちと授業をしてきたお話です。


 あの民話の世界にとっぷりつかって毎時間の授業を楽しみにしてくれた子どもたちとの日々を思い出してがんばりました。ウォーキングをしながら、電車の中で、夜フトンの上で、ブツブツ言いながら、時にはテープに吹き込んで聞きながら、ひたすら覚えました。覚えられるものです、この歳になっても!

 ■語りが持つ力
 いっぺん子どもたちに聞いてもらおうとろうそくを灯して、二年生の子たちに語りました。絵本と違い、私の語りだけでお話の世界を展開し、子どもたちの表情を見てコミュニケーションしながら一緒に創っていく世界なのです。
 間違わないか、とまだ余裕がないのでドキドキしましたが、子どもたちの反応に感激!「先生、また違う話しに来てね」と言われ「ぜひね」と言って帰って来たのです。
 大学の講義の中でも、学生に聞いてもらいました。すると学生たちが「なんかすごくいい気持ちになって、こんなにほっとしたの久し振りです。私も何か語り勉強したいなあ」と言ってくれるのです。


 映像文化にとっぷりつかっている今の子どもや学生たちですが、人間が想いをこめて自分の言葉で語る世界には魅力を感じるようです。いえ、今だからこそ本物の人間の言葉の世界を求めているようです。
 さて、いよいよ「お話道場」の発表会です。会場いっぱい座席を埋めてくださったお客様が熱いまなざしで舞台を見つめています。間違えずに語れるかなあ、と本当にドキドキしどおしでした。藍染めのサムエを着てわら草履の出で立ちでちょっと変身しました。
 客席とお話の世界を創っていくのはこれから修業です。でも、楽しく深い世界のようで、自分の中に新しい風が吹き始めているのが嬉しいです。
 廊下で二年生の子たちから「先生、お話しに来てね」とまた声がかかります。「よっしゃ行くで」と言ったもんですから今、大阪の民話「てんまのとらやん」に挑戦中です。


 子どもたちは「なあ、お母さんもお話してよ」とせがんでいるように思いませんか。優しい声、肌のぬくもり、ほっこりした笑顔が、子どもたちの生きる大きな支えになることでしょう。「お母さん、子どもの頃なあ…」とご自分の子どもの頃の話から語ってやってみませんか。
(とさ・いくこ 中泉尾小学校教育専門員・大阪大学講師)


 

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神戸女学院大石川ゼミ生が話します~13日、非核の政府を求める兵庫の会・市民学習会

2008年12月10日 | 行事のご案内&報告

 女子大生と学ぼう「慰安婦」問題~13日(土)、ゼミ生が神戸で報告します。石川先生のお話もあります。神戸方面の方ぜひご参集くださいね。

 

 

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霧の朝、総選挙の行方は・・・。

2008年12月10日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 今朝は玄関を出ると霧の中。おおっ、なかなかいい感じではないかと嬉しくなり(車は大渋滞でノロノロ運転でしたが)駅に急ぐと、なんと電車が大幅に遅れていて大混雑。阪急にしようかと思いましたが、そっちも遅れていることに気づき、では自転車はどうかとしばらく思案。この遅れ状況ならまだ電車が速いだろうと判断して、止まっているエスカレーターの上段に並びました。50分遅れの電車がやってきて乗降客が入れ替わるとズズズッと列が前に進みだし、まあそのうちに乗れるだろうと見通しが出てきました。結局40分ぐらい遅れて乗車出来ましたが、電車はノロノロ運転で大阪駅までかなりの時間を要しました。

 しばらく様子見だった総選挙情勢が俄然動き出しそうな気配でしょうか。世間から完全に見放された麻生内閣。いよいよ政局に入ったのでしょうか。一方で朝刊では、ソニーの1万6000人の人員削減計画が報じられています。連日報道される非正規労働者を狙ったリストラ攻撃。その範囲はいよいよ正社員にまで広げられてきています。

 これからの日本をどうしていくのか、今度の総選挙はホントに一人ひとりが考えねばならない、そんな選挙になるでしょうし、そうしなければいけない気がします。でも多くのマスコミ報道は結局は自民VS民主、+公明の選択は――という図式しか描きません。というか描かれないのでしょうか。そこまで追随しますか? 結局そこが行き詰まっている、だからもっとほかの第3の選択、第4の選択もあるのではということを今打ち出してほしいですね。情報産業としてのマスコミではなく、ジャーナリズムとしての役割をいまこそ発揮してほしいと切に願います。個々にはがんばってはる記者たちがたくさんおられると思うのですが。

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ホンマもんのビールをしこたま呑んだ!

2008年12月10日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 先週の望年会記事、同僚のこっちのブログにも書かれていました。山葵の料理の一部写真付です。

 兵庫のU野さん、わが同僚の1人も古くからのメチャメチャのジュリーファンですよ・・・。京セラドームに行ったそうです!


 

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12月13日、音楽と講演の夕べ~京都伏見区呉竹文化センターで

2008年12月09日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 京都ならびに京阪沿線みなさん、13日(土)に以下のような集いがあります。お時間ある方、ぜひお寄りくださ~い!

 第1部はピースライブということでKei.Sugarさん(シンガーソングライター)の歌と山崎幸次さん(ジャズピアニスト)の演奏、そして第2部の記念講演は報道写真家の嬉野京子さんが平和憲法と沖縄をテーマに話されます。

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2008年、甦る『蟹工船』~本屋の窓から⑥

2008年12月08日 | 本屋の窓から

 ずいぶん久しぶりの「本屋の窓から」です。テーマは今年出版界最大の話題となった『蟹工船』です。この「本屋の窓」のオッちゃん、実は昔映画の仕事をしていた方です。だから今回は映画『蟹工船』のことが出てきます!

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 年末商戦と言葉あれど、零細業者はそのおこぼれにもありつけない。書店仲間は「痩せ犬のゴミ箱漁りよ」と自嘲する。先日、週刊誌1冊買ってくださいました見知らぬご婦人が囁かれました。「おじいちゃん、2万円の給付金、ありがたいね。出さたのは○○党よ。選挙よろしくね」。

 今年は『蟹工船』ブームが起こりました。市民書房でもボランティアの協力を得て、新潮文庫版を400部あまり売り、総部数は150万部を超えました。角川文庫も復刊。新潮社は「蟹工船、朗読若山弦蔵CD」とコミック版を発売。新日本出版社も「小林多喜二全集」を復刊。河出書房新社が「小林多喜二名作選」。そしてなんと主婦の友社がプロレタリア文学代表作『太陽のない街』(徳永直)を出しました。来年1月に岩波新書で『小林多喜二――21世紀をどう読むか』が出ます。幸徳秋水・堺利彦の古典『共産党宣言』がアルファベータ社から。ドイツでも金融危機を反映して『資本論』が急激に売れ出しています。16の大学で『資本論』講座。学生がその難解さに音をあげているのは、洋の東西同じみたいです。潮目の変わりを感じます。

 今年私は、映画『蟹工船』の話を各所でさせてもらいました。北星映画株式会社に在職していた時の1953年、現代ぷろだくしょん製作の『蟹工船』の配給業務につきました。当時、東宝争議やGHQ指示のレッドパージで映画会社を追われた映画人たちは、いくつもの独立プロダクションを作り、反戦・平和・民主の優れた作品を次々と生み出しました。

 現代プロから『蟹工船』の企画が持ち込まれた時、北星映画の幹部には危ぶむ声が強くありました。苛酷な労働を描く暗い集団劇で、海上ロケなど製作費(3千万円)もかかる。果たしてペイできるか? 当時、北星の独立プロへの配給最低保障は1200万円~1500万円。現代プロ社長の山村聡は、自ら脚本、監督、出演と製作費を抑え、3千万円を調達してきました。彼は『蟹工船』は「自らの映画人としての生き方を世に問うものである」と述べています。この並々ならぬ決意を北星は受け止めました。

 山村聡は、戦前では珍しい東大文学部出身で新派の俳優になりました。井上正夫演劇道場です。座には、杉本良吉、岡田嘉子がいました。戦後、山村の映画初出演は東宝の反戦映画『命ある限り』です。山村はこの映画から教示を受け、以後自分で納得できるものしか出演しませんでした。東宝争議では組合を支持し、山田典吾(製作者、東宝パージ)に請われて現代ぷろだくしょん社長に就任しました。『蟹工船』はヒットし、チェコ・カルロビバリ国際映画祭で監督賞を受賞。山村は以後監督としても5本演出し力量を見せました。

 今年映画は55年ぶりに甦りました。『蟹工船』のDVDの件で昔の東京本社の仲間に出会えました。彼は現代プロの映画版権の管理をしていました。

 今年もあとわずか。何とか年越せねばと老馬老羊、運ぶ荷を求めて冬空の下駆けています。

 

 

 

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カープOBオールスターゲームに昔を思い出しました。

2008年12月07日 | 丸ちゃんの私的時間

 いよいよ51年間の歴史に幕を下ろす広島市民球場で昨日、カープOBオールスターゲームが行われたそうです。有名な人もそうでない人も含めて往年の選手たち59人が、小雪舞う中、同球場最後のゲームを観に集まったほぼ満員に近い観客の前で懐かしい姿を披露しました。

 広島市民球場は路面電車の走る道路を挟んで、原爆ドームの真正面にあります。廃墟と化した広島の街の復興をずっと見つめ続け、そこで行われるゲームは他の何にもまして、立ちあがろうとする広島の人々を勇気づけてきました。市民のカンパで球団が創設されるというまさに市民球団として生まれた広島カープの歴史は貧乏と万年Bクラスという状況との闘いでもありました。が、1975年ついに悲願のセリーグ初優勝をしました。それはそれは本当に全広島県人が待ち望んでいた瞬間でした。当時、私は高校3年で受験生。今でもなんとなく記憶に残っているのは、優勝を決めたその日ことです。平日でしたから一応授業は行われていたのですが、ほぼ全クラスに先生がラジオを持ち込んで教卓に置き、ゲームの中継を聴きながら勉強をしていました。たぶん授業にはなっていなかったんでしょうね。優勝を決めたその瞬間のことは覚えていませんが、そんな日だったということは今でもしっかりと覚えています。

 あれから34年目となる来年、広島カープは新しい球場に移ります。JR広島駅に近く、新幹線からも球場内が見えるそうですから、よければ覗いてみてください。もちろん私は球場に足を運びます!!

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閃きはいいのだが、そう簡単には進まない

2008年12月07日 | 丸ちゃんの私的時間

 昨夜は遅くまで「you tube」を観ていたので今とても眠いです。今朝は7時半起床後自治会の廃品回収、そのあと役員会に出席、年末年始の向けての取り組みを確認しました。集会所の外には別の自治会が餅つきの準備中で、杵と臼が用意されガスレンジにかけられた蒸篭から湯気が立ち上っていました。すっかりそういう季節ですね。冬景色というわけでもありませんが、昨日同様よく冷え込んで、青空が広がっています。

 今日は午後から寝屋川方面に出かける予定してましたが、気持ちが乗らないのでキャンセルです。新聞に折り込んであった吹田市民書房の読者便りを読んでいて突然あることを閃き、すぐに店主のO上さんに電話、店に行きました。まず、この間相談していたことの進捗状況を聞き、少し事態が前向きに動いていることを知り、安心しました。その話のあと閃きについて相談、しかしなかなかことはそう簡単にはいかないことが判明。しかしまだまだこの状況が続いていくならば可能性も無いではないだろうととりあえず留保しておくことにしました。・・・と書いても何のことかわかんないですねえ。スミマセン。

 なので今日はこれから洗濯物を干して、溜まっていたDVDを観て、19日の山葵クリスマスパーティの準備をしようと思います。さて晩飯は何にしようかと、寒さに怯えて炬燵に入り込みなかなか予備校に行こうとしない次男に聞いたところ、「キムチ鍋がいい」との返事です。う~む、またしても鍋かあ? 他所の家庭では鍋料理って何種類ぐらいのパターンで回しているんでしょうかね?

 

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暖気は4階に集まり、我がデスク周辺は寒い~

2008年12月06日 | 編集・営業ふらふら雑記

 目が覚めると8時過ぎ。あっ、遅刻やなあとあきらめ気分の中起きました。今日は土曜日、電車も少なくどれくらい遅れるかと思いながら駅に着くと、何かトラブルがあったようで次発は5分遅れ。まあこの前の公休出勤をこっちに振り替えてなど考えながら、なんとか5分遅れで職場に到着しました。

 日差しは出ていますが寒いです。仕事のフロアーは3階ですが、4階の倉庫へあがる階段が室内から通じていて、しかもその階段部分の天井が結構高いので、エアコンの暖気は階段上部というかほぼ4階の踊り場付近に集まっているので、肝心のフロアーはあまり暖かくありません。仕方ないので足もとに電気ストーブを付けています。なんとか室内を密封する方策が必要です。

 今日はいくつかの雑務をした後、午後は天満研修センターの講演会に出かけてきます。どんな話なのか全くわからないのですが、何か引っ掛かる部分もあるだろうとすこし期待もしています。
 

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京橋・山葵で望年会。しかし演奏はボロボロに・・・

2008年12月05日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 昨夜は職場の望年会でした。会場は京橋・山葵が営業する蒲生洋食堂。11時の閉店まで貸切で6時から延々10時半まで、語り、歌い、遊び、そして呑みました。お客さんとして『聞きたい 知りたい 性的マイノリティ』の編者、杉山貴士さんをお招きしました。機関紙紙協会大阪のN岡健二理事長も少し遅れて参加され、大いに歌い呑まれました。

 山葵での宴会は初めてでしたのでどんな感じになるのかわからなかったのですが、店主のさおりさんとは簡単な打ち合わせで、あとはお任せしました。料理は和食、洋食取り交ぜながら、コース料理風に順番に用意してもらいました。どれもおいしく好評で、みなさん満足顔で酔っ払っていました。

 私は出し物として沢田研二さんの「我が窮状」をギターで演奏しましたが、酔っ払ってボロボロでした。イントロを終え歌い出だそうとしたところ、メロディが全く浮かんでこないのです。あれ~? なんか変・・。そのまま適当に歌い始めましたが、まあその部分以外はなんとか歌えました。うーむ、もしかしていよいよ認知症の始まりかとも思ったりしました・・・。

 

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「たいへん」または「大変」という表現について

2008年12月03日 | 編集・営業ふらふら雑記
 原稿を読んでいると「●●がたいへん」「●●なので大変・・・」・・・というような表現によく出会います。表記は「たいへん」または「大変」と書きますが、どうもこの「たいへん」または「大変」は使い方によってはたいへん困る表現です。なにか「たいへん」という表現ですべてを片付けてしまっているように見えるからです。なんでもかんでも「大変」で済ませていいのか、という部分があります。確かにその「たいへん」が指し示していることがらが「たいへん」なことはよくわかるのですが、どうにも扱い難い表現です。会話の中、かぎかっこ「」内で使われるのはわかるのですが、それ以外の報道記事、解説記事、論評、エッセイなどの原稿に使われていると要注意です。もっと別の表現、「たいへん」なその肝心の中身を書くことで「たいへん」だということを読者に理解してもらうようにすべきではないかと思います。
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どうも来ない、来ないと思っていたらそういうことだっのか。

2008年12月03日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

「ねんきん特別便」4万5千通がJR貨物の梅田駅倉庫に2ヵ月余りもほったらかしになっていたとのことです(朝日新聞)。いつになったら来るのかと思っていたのですが、これでは届かないはずですね。はあ~? 何やってんのん! おそらくこの中に私宛のものが入っているだろうと、これでようやく届くだろうと思って読んでいたら、なんと、社保庁発表ではこれ以外に本人に届いていない特別便が171万通あるそうです。「届いていない」と簡単に言いますが、その「届いていない」中身は何なんでしょうか? 送ったけど返送されてきた、送ったけど今回のようにどこかで行方不明になっている、あるいはまだ送っていない・・・とか。ということはまだこれからも届くか、届かないかわからないものをいつまでも待ち続けることになるのかなあ?

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なぜか南アルプスで戦跡めぐりを~夜叉神峠の名にひかれてふらふらと③

2008年12月02日 | 丸ちゃんの私的時間

 表題②以降、ずいぶん日が経ってるので何のことかと思われるでしょうが、夜叉神峠関係の続きです。

 さて峠から下界に降りてきたところ一帯は戦前は日本陸軍の飛行場があった場所でした。たまたま前夜入った温泉で入手した南アルプス市教育委員会発行のリーフレット「戦争遺跡ロタコを歩く」(遺跡で散歩Vol.5)で知ったのです。前の日に宿泊した芦安温泉を流れてくる御勅使川の扇状地に作られた飛行場で、御勅使河原(みだいがわら)飛行場と呼ばれていたそうです。東京の立川にあった航空廠を疎開させ、敵から隠すための秘密飛行場として計画され、長さ1500m、幅100mの滑走路を中心にさまざまな施設が作られていました。山の斜面には物資保管や飛行機工場用の横穴壕が掘られ、「ロタコ」と言う暗号名で呼ばれていました。「ロタコ」とは第2立川航空廠を示す暗号で、ロはイロハのロ、つまり第2を表し、タは立川、コは航空廠を表したそうです。

 それにしても、こうした戦跡をちゃんと保存し、市民が学べるように学習用資料などを作り、市内各所に置いて観光客も手に取れるようにしている南アルプス市はエライ! どこかの自治体にはぜひ見習って欲しいものだと思いました。そこで車に乗ってではありますが、急遽南アルプス市戦跡めぐりを行いました。


白根源小学校 この小学校の子どもたちが滑走路に敷き詰めて偽装するための木の枝の採集や、松根油を造る松お根っこの採集などに動員されました。


誘導路 ロタコ工事の時に作られた飛行機の誘導路跡。戦後も便利なのでそのまま農道として使われています。


滑走路跡 冬に吹き下ろす八ヶ岳颪(やつがたけおろし)を考え、八ヶ岳に向かって設計された幅100m、長さ1500mの滑走路跡。その中央に設けられた誘導路が今も農道として使われています。


三宮神社 滑走路南端にあり、御勅使川扇状地の数少ないランドマークとして、建設工事に動員された地域住民や学生の集合場所のひとつでした。


航空本部と兵舎跡 航空本部が置かれ、本部敷地内にあった温室が兵舎として使われ、戦後温室に戻され現在まで残っています。


ロタコの製材所跡 現在は工場の敷地となっていますが、ここでロタコ工事に使われた木材を一手に製材していました。


徳島堰と掩体壕群 江戸時代に作られた用水路ですが、その堤防に屋根をかけて掩体壕として使われていました。

*以上、引用資料「戦争遺跡『ロタコ』を歩く」(南アルプス市教育委員会文化財課発行)

 




 

 

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トヨタ自動車と「蟹工船」

2008年12月01日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 トヨタ自動車(だけではありませんが)の人減らしの酷さが際立っています。

『しんぶん赤旗』(11月30日)によると、トヨタは10月以降で3000人の非正規労働者を首切りする計画を発表、その一方では莫大な利益を上げ、株主への配当がこの8年間で5倍になりました。株主の多くはグループ企業や信託銀行、生命保険会社などで2008年度中間配当は2037億円です。2007年度の配当総額は4432億円でした。ところがこの3000人の雇用に必要な金額は90億円で、その金額はトヨタ創業家2人分の配当4年分だけで賄われる金額だそうです。まあ簡単にいえば、4432円の儲けのためにほんのわずか90円さえもケチって3000人もの人たちの人生を狂わせる、そういう会社、それがトヨタということなんですかね。まさに会社は株主のためのものということを地でいく、そういうところなんでしょう。

 記事には大手自動車メーカーの人減らし計画というのが載っています。よく見るとトヨタは営業利益に占める配当総額の割合が他社と比べても異常に高いです。まさに一人勝ちということなんでしょうが、その裏には相当のコストダウン、人件費切り下げ、非正規雇用への依存などがあったということなのですね。

 関連して『赤旗日曜版』(11月30日)に、「トヨタ期間従業員日記」というのが載っていて、その中でトヨタ労組の職場会のことが書かれてます。「期間従業員は2年目から組合に加盟させられる。毎月、1000円くらいの組合費を払っている。なのに、期間従業員切り話はまったく出なかった」。一方同じ紙面ではトヨタ労組企画局長という人が「期間従業員の組合員化をすすめ、9月で1500人になった」と自慢し、「今後は一時金をあてにしないでほしい。来年は30%、50万円カットします」と組合がまだ要求額も決めていないのに一方的な減額宣言をする職場のグループリーダーの発言も紹介されています。いったいこの会社の組合は何をしているんでしょうか。何のために存在しているんでしょうか。

 きらびやかなトヨタ自動車のCM。有名俳優が出演し車の素晴らしさがさりげなく宣伝され、その魅力にひかれて私たちは多額のローンなどを組み車を購入、日々の生活を楽しんでいます。それは人それぞれ自由なことです。でも表には現れない、その陰となっている事柄につて知っておきたいと思います。これはまさに「蟹工船」の世界とそっくりですよね。

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