元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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美術の森緑地について

2021年08月12日 20時55分01秒 | 文化・芸術
先日、「馬場のぼる展」に行った際に、久しぶりに美術館前の「美術の森緑地」を歩いてみました。


美術館前からの景色


私は新人の頃から、美術館前を廃墟のイメージが漂う公園から、そこを子どもたちが喜び、家族が集い、大人でも楽しめる場所にしたいと考えました。

また再整備に当たっては、美術館の前にあることからアートの要素も必要と考え、私は当時視察に行ったソウル市の地域おこしプロジェクトと街中アートの視察、梨花洞「路上美術館」プロジェクトも参考に、練馬においては、「動物とアート」をテーマにオブジェの設置を提案、要望いたしました。

せっかくなので、動物アートの写真ではないですが、当時のソウルの写真もアップしますね。(現在は変わっていると思います)






(これは仁川市)



そして再整備の陣頭指揮に当たった、サントリー広報部長も務めた当時の若林美術館長は、ビルバオ・グッケンハイム美術館、特に巨大な名犬、ジェフ・クーンズの作品「パピー」にインスパイアされたとのことで、館長と私の動物をテーマにしたアートという考えがバッチリ、ぴったり一致したのでありました。

その結果、若林館長が日大芸術学部、練馬区在住のアーティストの方々に依頼し、平成27年に様々な動物たちが住人となった、現在の「美術の森緑地」が誕生したのであります。
オープンの時のキャッチフレーズは「幻想的な美術動物園へようこそ!」でした。






私が行った日は天候が不順でしたが、親子連れの方々が何組か遊んだり、写真を撮ったりされていました。

今後は美術館の大規模リニューアルが予定されていますが、これからも、この緑地も含め区民の皆様の楽しい!が詰まった空間であって欲しいものです。


ただ一つ課題が...


天然芝が、あちこちはげてしまっているのであります。

今後も子どもたちが走り回るということを考慮するならば、養生期間も時間がもったいないので、例えばハイブリッド芝に変えるなどのリニューアルも必要であると考えます。
区議会でも提案しましたし、区としてもその必要を感じているとのことなので、ぜひ実現してもらいたいです。




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