春のベランダ

　我が家の、ネズミの額ほどのベランダにも、春がやって来ました。

　

　

　先ずは、本場、久留米市からやって来た、「クルメツツジ」が、可憐に咲いてくれました。
　
　このツツジは以前、私の区政報告会の際に、記念品として配布させていただいたものであり、目的としては、小さなことからコツコツと精神に則り、練馬のみどりを増やそうということでありました。

　しかしながら、配った時期は秋ということもあり、葉っぱだけの状態で、どんな色の花が咲くのかは不明でしたので、咲いた瞬間、ちょっとした感動でありました。


　そして、もう一種類。

　

　

　スミレフェチの私にはたまらない！ス・ミ・レです。　


　このような、ちょっとした小さな幸せは、殺伐とした日常には、必要であります。


　そして最後は、花より団子のお話．．．

　

　筍ご飯です。

　これは、ご主人を亡くされたばかりのご高齢の女性の方が、作って持って来て下さいました。
　この筍ご飯には、同じく春の香りの蕗が入っています。蕗入り筍ご飯が、ご主人も大好きだったレシピとのことで、気持ちの上では、ご主人と一緒に召し上がられていたんですねきっと。

　私も、生前に親切にしていただいたご主人を思い出しながらいただきました。ありがとうございました。