緊急事態宣言について

今回予定されている緊急事態宣言は効果的なのか、やるとすればどのようにすべきなのか！？


【これまでの緊急事態宣言発出でできること】

新型インフルエンザ等特措法に基づき、知事に学校、保育所、通所介護施設、大規模な百貨店・ホテル、大規模な劇場、大規模な図書館・博物館等について、その利用停止措置を知事の権限でできる。


【これまでの緊急事態宣言で出来なったこと】

現段階で課題となっている、「大人数での感染防止策をしない飲食」に対する規制。（これについては法的に規制対象外）
※現状では、特措法に基づいて各知事が時短営業などの要請をしても、あくまで「お願い」であり強制力はなく、営業を継続しても罰則はありません。


以上の理由から現在、特措法の改正の必要性に言及する声が各知事らから上がりました。
菅首相も飲食の場での感染リスクを問題視しており、「給付金と罰則をセットで、より実効的な措置が取れるように特措法の改正を検討する」と発言しています。


ただ危惧されるのは、特措法の改正を行うことで、再度学校や保育所などインフラ施設に影響を及ぼし、経済活動への萎縮効果が甚大になる恐れがあることです。

末端自治体としては国、都道府県の指示待ちようなものですが、地域の悲鳴や不安がダイレクト入って来るのは私たちなので、中途半端な「ＧｏＴｏ」や、年内にやるべきだった緊急事態宣言の検討についても、「だから言ったじゃない」という残念感が否めません。

とは言え、ただ評論していても仕方ないので、私は地方議員として引き続き地域の皆様の声を聞き、ご相談や要望いただいたことに真摯に取り組み、区内の医療体制の強化に協力してまいります。
また、本日も商工観光課に、飲食店支援の継続と強化を要望したところであります。
今は、自分ができることをやる、やるべきことをやるしかないですからね。

追伸：目下心配されている、成人式については、決まり次第ご報告させていただきます。


ところで、仕事始めの今日、区役所控室から見た富士山は美しかった


頑張る練馬、頑張れ日本！！
そんな思いで