ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

不朽園 (3) @名古屋市中川区・尾頭橋

2017年11月28日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

尾頭橋付近に来ると必ず寄ってしまう最中で有名な老舗「不朽園」。今回はいつもの”菊最中”ではなく店内でいただくことの出来るものを。さすがにかき氷は終わっていたが、アイスクリームは食べられる。店の片隅に椅子とテーブルが用意してあり、そちらに座っていただくことが出来るのだ。バニラと抹茶の2種類があり、お願いしたのは「アイスクリーム最中・金時抹茶」。”西尾抹茶”使用と書いてあった。注文してからアイスを詰めてくれる。

お盆の上に2辺が開いた紙袋に挟んだアイスクリーム最中と、紙コップに入ったお茶が運ばれる。鯛の柄の最中種(皮)の中には金時(つぶ餡)が敷いてあり、その上に抹茶アイスがのせてある。最初はアイスクリームが硬めだが、そのまま最中種と一緒に頬張る。サクッとした最中種と冷たいアイス、そして冷たくないつぶ餡が一体となって、旨い。たぶん最中で使ってあるつぶ餡と同じものだろう。時々お茶で口の中をリフレッシュさせながらいただいた。いいひと休み。(勘定は¥270)

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↓ 近辺のかつての遊郭「八幡園」の名残の建築散策の続き。当時の屋号が玄関先に残っている建物もチラホラ。他の建物の写真はこちら

 

 

 

 

 

 

 


 

 

菓子処 名古屋 不朽園

愛知県名古屋市中川区尾頭橋3-4-8

 

( 名古屋 なごや 尾頭橋 おとうばし 金山 かなやま ふきゅうえん もなか 最中 菊最中 菊もなか 遊郭 八幡園 近代建築 妓楼建築 認定地域建造物資産  )

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I Can't Stand The Rain / Ann Peebles

2017年11月28日 | ソウル・ファンク・R&B

I Can't Stand The Rain / Ann Peebles (1974)

アル・グリーン(Al Green)やO.V.ライト(O.V.Wright)を輩出したHi Recordsから発売された1974年のアン・ピーブルス(Ann Peebles)のアルバムを購入。有名な表題曲「I Can't Stand The Rain」はティナ・ターナー(Tina Turner)やロン・ウッド(Ron Wood)にカヴァーされていたので、自分は80年代にそちらを先に聴いたクチ。オリジナルを聴くのは初めてだ。

雨音を表現したと言われる不思議なシンセのような音(”エレクトリック・ティンバレス”というラテン打楽器だそうだ)から始まる曲は、サビに向かうにつれて往年のハイ・サウンドらしさが出てくる素晴らしい曲。なんと一晩で出来た曲なのだとか。さすがアーティストも惹かれる名曲、やっぱりオリジナルはいいなァ。もう1曲聴き覚えのある曲が。「I'm Gonna Tear Your Playhouse Down」は80年代のイギリスのソウル・シンガー、ポール・ヤング(Paul Young)のアルバムで聴いたことがあった。そちらは当時流行りのサンプリング音、”オーケストラ・ヒット”を使ってよりポップに編曲されていたが大好きだった曲。オリジナルはグッと腰を落として渋めだがしみじみといい曲だ。この時代のアルバムにありがちだが、ヒットした曲の2番煎じ的な曲も入ってしまっているものの、派手に押し付けるような歌唱ではない彼女の歌い方は素敵。 

オークションにて購入(¥462)

  • CD (2009/5/12)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Import
  • Label : Fat Possum [Old]
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