ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

伊藤商店 @岐阜県恵那市

2017年11月07日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県恵那市内で散策。駅から少し離れた大井町まで徒歩でやって来ると「市神神社」(明治25年・1892・この地に遷座 )に辿り着く。その横の”お好み焼”の暖簾がかかった店から子供達がビニール袋に持ち帰りを沢山ぶら下げて出てきた。気になって店の前に行っても、どこにも店名が書いてない(笑)。地元の小学生がお使いにやられる店なんてますます気になって暖簾をくぐってみた。開け放たれた窓から爽やかな風が入る店内には年輩の男性。なんとなくサラリーマン風で、そう歳でもなさそうだし、昔からここの主人って感じでもないので息子さんだろうか。後から調べてみるとこちら「伊藤商店」という名前で、地元では店名より「市神(いちがみ)」と呼ばれていたそうだ。昔は駄菓子なんかも売っていたそう。木製の岡持ちなんかも置いてあった。さっそく「焼そば・玉子入り」というのを頼んでみた。店内にはラジオのBGM。それがFMで音がいいもんだからなんだか違和感(笑)。

しばらくして平皿に盛られた「焼そば」が運ばれた。ちょっと柔らかめの麺のソース味。ソースは厨房横にある業務用のコーミソースだろうか。味付けは濃くなくふわっとした感じ。玉子は両面焼きにしてカットしたものがトッピングされている。ちょっと珍しい。添えられた刻み紅生姜を挟みながらあっという間に食べ終えた。地元のオッサンがふらっと入ってきてお好み焼を注文。客もみんな顔見知りのようだ。自分の地元にもこういう店があったが、最近店を閉めてしまった。全然知らない土地なのに何だか懐かしい。次に近くに来たらおでんを食べてみようかな(酒があれば)。(勘定は¥340)

 


 

↓ 木曽川水系で最初のダムがある「関西電力・大井発電所」(大正13年・1924・建造)。この日は行かなかったが建物の裏側から山道を登ってダムの方にも行けるみたいだ。

 

 

 


 

伊藤商店

岐阜県恵那市大井町113-3

 

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コメント (2)
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