ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

おふくろ @岐阜県中津川市

2017年11月13日 | 岐阜県(東濃)

中津川市内を散策中、おやつのつもりで駅前の道を脇に入ったところにある太田町の「五平餅おふくろ」に入る。1本でも買えるのかなと思ったらこちら5本からなのだそう。正直5本はきついけれど、せっかく入ったので土間の長テーブル席に腰かけて1皿お願いする。五平餅といえば小判型が一般的だが、こちらは丸いものが串に3つささっている。店内には自家製の五平餅のたれが売っていた。しっかり注文が入ってから焼くようで焼き時間がかかる。待っている間に持ち帰りを求める客が何組か入って来たが、女将が持ち帰り時間を訊くと「名古屋から」とか「京都から」と遠方からの客も。表通りには面していない店なので何かガイドブックにでも載っているのかな。

しばらくして「五平餅」が運ばれる。平皿に積まれた五平餅には大根の漬物が添えられている。胡麻、落花生、胡桃、それに醤油と砂糖が原料だというタレは見た目は味噌のようだがしっかりと甘め。平串に刺さった小ぶりなご飯を潰しただんごにしっかりと絡まり、モチっとした食感で旨い。特に焦げたタレの何とも言えないいい香りがごちそうだ。タレが濃い味なので大根の漬物がピッタリ。ただ食事という訳ではないのでやはり5本はちょっと多い。せめて2~3本だと嬉しいのだが。(勘定は¥580)

 


 

↓ 近くの通りにあった「はしもとや」(建築詳細不明)。すでに営業を終えてしまっていたようだが、昔はこういう意匠の独立したおもちゃ屋がどこの街にもあったものだ。

↓ 駅前の大通りにある酒屋「仁科本店(仁科吉五郎商店)」(建築詳細不明)。風情ある建物はとても綺麗にリファインされていて酒造看板でさえ真新しく見える。

 

 


 

五平餅 おふくろ

岐阜県中津川市太田町2-4-12

 

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