店が柳ヶ瀬商店街の南の入口近くにあるので、信号で立ち止まる際にいつも気になっていた店「リベルテ」。昼間はシャッターが閉まっていて、表に牡蠣の殻が積まれているので前からどんな店なのかなァと思っていた。ある晩、店の前の通りを歩いていて、表に牡蠣の産地リストが出ていて開いていたので試しに1人で入ってみることに。店の前に置いてあるショップカードに曰く「日本一カキの安いお店」ということだがどうだろう。店はスタイリッシュな内装で、まだ早い時間だからか先客は無し。窓際の席に案内されたので腰を下ろして白のグラスワインと、おすすめの生牡蠣をお願いする。まずは宮城県のもの2種(女川、牡鹿半島)。注文してからメニューを眺めるが内容が分かりにくく、牡蠣の値段とは別に調理方法によって+1個いくらとなっていて、それが6個から、となっているようだ。つまり日本一安いというのは”牡蠣単体の値段が”ということなのだろうか。酔った頭で考えるのは無理(笑)。
グラスワインは大きめのボウルのグラスで、量は少なめ。生牡蠣は同じ宮城県産でも大きさも味わいも全然違うのが面白い。女川の方が大きいが、味わいが凝縮されているのは牡鹿半島のもの。女川だって半島の根元なのにね。あっという間にグラスは空になるのでお代わりをもらい、産地指定した牡蠣を”蒸し”でお願いした。牡蠣は大好物だが、個人的には熱を加えて調理されたものが好き。生牡蠣は2つも食べれば充分。昔は兄が住んでいたシドニーのフィッシュマーケットで買った何種類もの牡蠣を山盛り全部生で食べたり、三重県から取り寄せた一斗缶入りの牡蠣を牡蠣小屋のように家族で食べ尽したこともあるが、結局一番好きなのはカキフライだったりする(笑)。
蒸したものも美味しくいただいたが、やはり牡蠣ばかりだとちょっと飽きが…。勘定のシステムのせいで変に財布が気になってしまうような気もするので、焼きは一皿いくら、蒸しは一皿いくら、バターソテーは一皿いくら、ってやった方が自然に楽しめそうな気もする。ま、バーだとはいっても1人で行くにはちょっと無理があるんだろう。次は誰かと…。(勘定は¥4,500程)
OYSTER BAR & WINE LIBERTE' (オイスターバー&ワイン リベルテ)
岐阜県岐阜市徹明通2-1-6
( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 リベルテ オイスターバー カキ かき 生がき ワイン Wine )