ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

LIBERTE (リベルテ) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2017年11月27日 | 岐阜県(岐阜)

店が柳ヶ瀬商店街の南の入口近くにあるので、信号で立ち止まる際にいつも気になっていた店「リベルテ」。昼間はシャッターが閉まっていて、表に牡蠣の殻が積まれているので前からどんな店なのかなァと思っていた。ある晩、店の前の通りを歩いていて、表に牡蠣の産地リストが出ていて開いていたので試しに1人で入ってみることに。店の前に置いてあるショップカードに曰く「日本一カキの安いお店」ということだがどうだろう。店はスタイリッシュな内装で、まだ早い時間だからか先客は無し。窓際の席に案内されたので腰を下ろして白のグラスワインと、おすすめの生牡蠣をお願いする。まずは宮城県のもの2種(女川、牡鹿半島)。注文してからメニューを眺めるが内容が分かりにくく、牡蠣の値段とは別に調理方法によって+1個いくらとなっていて、それが6個から、となっているようだ。つまり日本一安いというのは”牡蠣単体の値段が”ということなのだろうか。酔った頭で考えるのは無理(笑)。

グラスワインは大きめのボウルのグラスで、量は少なめ。生牡蠣は同じ宮城県産でも大きさも味わいも全然違うのが面白い。女川の方が大きいが、味わいが凝縮されているのは牡鹿半島のもの。女川だって半島の根元なのにね。あっという間にグラスは空になるのでお代わりをもらい、産地指定した牡蠣を”蒸し”でお願いした。牡蠣は大好物だが、個人的には熱を加えて調理されたものが好き。生牡蠣は2つも食べれば充分。昔は兄が住んでいたシドニーのフィッシュマーケットで買った何種類もの牡蠣を山盛り全部生で食べたり、三重県から取り寄せた一斗缶入りの牡蠣を牡蠣小屋のように家族で食べ尽したこともあるが、結局一番好きなのはカキフライだったりする(笑)。

蒸したものも美味しくいただいたが、やはり牡蠣ばかりだとちょっと飽きが…。勘定のシステムのせいで変に財布が気になってしまうような気もするので、焼きは一皿いくら、蒸しは一皿いくら、バターソテーは一皿いくら、ってやった方が自然に楽しめそうな気もする。ま、バーだとはいっても1人で行くにはちょっと無理があるんだろう。次は誰かと…。(勘定は¥4,500程)

OYSTER BAR & WINE  LIBERTE' (オイスターバー&ワイン リベルテ)

岐阜県岐阜市徹明通2-1-6

 

( 岐阜 ぎふ 柳ヶ瀬 やながせ 柳ヶ瀬商店街 リベルテ オイスターバー カキ かき 生がき ワイン Wine )

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花桔梗 @名古屋市昭和区・桜山

2017年11月27日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区 老舗)

桜山近辺をウロウロしていた際に、交差点にあった超モダンな建物。最初は何の建物かも分からなかったが、暖簾が掛かっていたので近寄ってみると和菓子の店「花桔梗」とのこと。興味が湧いたので入ってみた。詳しくはないが、かつては「桔梗屋」という屋号で「美濃忠」と関係があり、元を辿ると尾張徳川家にも仕えた名門だったとか。外観からも想像出来るが店内もスタイリッシュ。およそ和菓子屋とは思えない店内は天井も高く、洗い出しの床に置かれたショーケースやテーブルもモダンなデザイン。そこに並んでいる菓子も包装も、どれもがモダンな感じ。店内で菓子と抹茶がいただけるようなので、ショーケースに並べられた3種程の生菓子を吟味してからテーブル席へ。

選んだ菓子は「錦秋」と名付けられた上生菓子。テーブル席に腰を下ろして待つ。店内にはピアノ・ジャズが流れているが、音も大きめだし…要らないかな。しばらくして給仕の女性が抹茶と上生菓子、それに干菓子ひとつと麦茶を運んで来てくれた。黒文字(楊枝)ではなく金属製のナイフが添えられているのが珍しい。「錦秋」はカラフルな3色のねりきり。その色は普通の和菓子と違ってヴィヴィッドで、赤紫色、黄色、緑色の3色。赤紫色のねりきりはベリーの風味も感じられるような…(色に騙されているかも…)。ねりきりだけかと思ったら中につぶ餡が入っていた。美味しくいただいたが、老婆心ながらこの意匠に徹するのであれば、外壁の再塗装は急がれた方がいいんじゃないかなァ。(勘定は¥1,000程…)

 


 

 ↓ 桜山駅近辺にはあまり近代建築は多くないようだが、日本建築の玄関横に客間の洋館が建つ戦前らしい様式の建物を発見(建物詳細不明・場所失念)。

 


 

菓匠 花桔梗

愛知県名古屋市瑞穂区汐路町1-20

 

( 名古屋 なごや 桜山 さくらやま はなききょう ききょうや 和菓子 和菓子司 イートイン トネリコ 近代建築 )

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