河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

脳に電気刺激を与え能力を高めるヘッドホン型デバイス

2019-04-21 | 研究・講演
新年度になって研究費で購入申請したのがこの装置である。
正確には写真の機種の次のモデルを購入予定である。
6月上旬に納入の予定となっている。



さて、この装置はどんな作用があるのか。

ニューズウィーク日本語版3月19日号に特集が組まれている。

※3月19日号(3月12日発売)は「ニューロフィードバック革命:脳を変える」特集。電気刺激を加えることで鬱(うつ)やADHDを治し、運動・学習能力を高める――。そんな「脳の訓練法」が実は存在する。暴力衝動の抑制や摂食障害の治療などにつながりそうな、最新のニューロ研究も紹介。

見出しだけ引用するが、とても刺激的である。

<既に商品化されている「ヘイロー・スポーツ」は、頭蓋を通して電気パルスを伝え、運動能力を改善するヘッドホン型デバイス。
神経科学分野で「tES」技術の研究が進む中、こんな「鍛え方」が当たり前になる時代が近付いている>

ヘイロー・スポーツは1日30分程度の装着で筋力や持久力が効率よくアップし、運動のパフォーマンスが向上する

低価格化と小型化で普及狙う

「加齢による認知能力の衰えを25 歳分取り戻す」

ヘイロー・スポーツには学習能力への効果も期待されている

スポーツでデータを検証する

適切に使用すればパフォーマンス向上に役立つ、との結論

脳に電気パルスを送ることで仕事のパフォーマンスまで向上できる? 

スマホアプリで簡単に操作

競合する製品も登場、tESが当たり前になる時代へ

電気パルスがニューロンの発火を促して競技のテクニックをより効率的に習得できる

ニューロドーピングの定義

神経細胞に刺激を与えると、数学の点数が大きく伸びた
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高齢リウマチ患者の治療 | トップ | 10連休初日は研修会で講師 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

研究・講演」カテゴリの最新記事