河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

産業医研修会

2007-03-04 | 研究・講演
今日は午後から岡山市内で産業医の研修会があり参加してきた。
一番おもしろかったのは岡大医学部の後輩である岡山大学大学院環境学術研究科生命環境学専攻国際保健学分野 山本秀樹助教授の講演であった。
彼は仕事でアフリカに滞在したことがあるのだが、今やアジア・アフリカなどの発展途上国においても飢餓以上に生活習慣病が問題になり始めているらしいとのことであった。
アフリカというとライオンやキリンというイメージだが、実際にはアフリカではほとんどの子ども達が実際にライオンやキリンを見たことがないのだそうだ。
都市部にはビルが建ち並び、マクドナルドもあり、世界の他の国と何ら違いはないらしい。

前回参加した研修会では沖縄のことが話題になっていた。
沖縄は数年前まで日本一の長寿県であったが、現在は違う。
その理由が、沖縄が日本で真っ先にマクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどのファーストフードが展開されたからだというのである。
沖縄の昔ながらの郷土料理を食べている世代は依然として長生きしているにもかかわらず、戦後世代のファーストフードを食べて育った世代の早死にが平均寿命を著しく下げているのだとか。

食べるものには気をつけなくてはいけない。
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