河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

年度末の忙しさ

2007-03-02 | 大学
今日は午後から地元の橋本義肢さんが大学へ来られて打ち合わせを行った。
何の打ち合わせかというと、本来なら2月に終わっているはずのリアルタイム3次元動作解析システム設置の打ち合わせである。
今回の設置に関してはキスラー床反力計を1枚追加して4枚のシステムを組むため、床面をかさ上げする工事が必要になるのだが、それを橋本義肢が行ってくれることになったのだ。
キスラーの床反力計の納品が遅れて、未だに工事は行われていない。

何年か前までは年度末は比較的時間にゆとりがあったのだが、今年は尋常ではない。
3月には出張が5回もあるし、3次元動作解析システム設置のこともある。
いろいろな報告書や申請書も山のようにある。
それに加えて父の病気のため、週末はできるだけ帰省しなければならない。

そんなこんなでばたばたしていたら、東京のPT養成校の学生さんから私の論文についての問い合わせがメールであった。
熱心で本当に疑問に思って問い合わせてきてくれたのだろうとは思ったが、たくさんの質問事項にすべて答えようとすると、投稿した論文のレフリーに返事を書くくらいの時間をとられる。
とてもそんなことはできない。
結局、簡潔にコメントを返すにとどめた。

リハ医学会の編集委員もしていて常に査読などの仕事がのしかかってくる。
来週の週末は大学の仕事で延岡にも行かなくてはならない。
たくさんある出張のチケットの手配をするだけでもかなりの時間をとられる。

最近なにかの都合で失職して完全な暇な状態にならないかと夢想することがある。
もちろん本当にそうなったら大変だが、全ての仕事をリセットして、毎日思う存分自由な思索にふけることができたらどんなに良いだろうと思う。

実際に病院勤務で寝る間も十分に取れない同級生が聞いたら怒りそうな戯言だが、そんなことを考えるこの頃である。
コメント
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