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河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

高梁RCによる留学生への支援物品贈呈式

2023-12-06 | 大学
本日、アジア村において高梁ロータリークラブからの留学生への支援物品贈呈式が行われた。

高梁RCからは毎年留学生に対して支援物品を贈呈していただいているが、今年は事前に留学生に支援物品の希望アンケートを行い、その結果、毎日の生活に必要な食品や調味料の詰め合わせを贈呈していただいた。
また、特製の高梁RC手袋も寄付していただいた。

細やかな気配りをしていただいて本当にありがたい。



第55回中国四国リハビリテーション医学研究会

2023-12-03 | 研究・講演
第55回中国四国リハビリテーション医学研究会、第50回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会が徳島県医師会館で開催された。

徳島県医師会館は徳島駅から徒歩10分で、立派な徳島市役所のすぐ近くにあった。

特別講演1
求められている生活を見据えたリハビリテーション診療
三上靖夫先生 京都府立医科大学大学院医学研究科 リハビリテーション医学

特別講演2
脳損傷・脊髄損傷による上・下肢障害のニューロリハビリテーションの現状と未来
大林茂先生 埼玉医料大学総合医療センター リハビリテーション科 

生活支援物品贈呈式

2023-11-30 | 大学
高梁商工会議所、高梁学生応援協力会、学園文化都市づくり協議会から、吉備国際大学高梁キャンパスで学んでいる留学生に「お米」が贈られ、その贈呈式が行われた。



高梁市令和5年度仏アンベール高校派遣団報告会

2023-11-27 | 大学
高梁市役所においてフランスのリヨンにあるアンベール高校へ交流事業として派遣された高校生5名が報告会を行い、高梁市国際交流協議会名誉顧問・吉備国際大学学長として参加した。

高梁市は米国トロイ市と国際姉妹都市になっているほか、フランス・リヨン市のアンペール高校と教育交流協定を締結している。

今回初めてアンベール高校へ派遣団が送られ、5名は現地でホームステイしながらアンベール高校へ通ったそうである。

リヨンは私も一度学会で訪れたことがあるが、パリが東京だとすればリヨンは京都のような街である。

スライドで見せてもらったアンベール高校も歴史ある古い建物で、おもむきのあるものであった。

コロナが落ち着いて、こういった国際交流事業が再開されたことは、非常に喜ばしい。

倉敷市旧柚木家住宅 西爽亭 再訪

2023-11-26 | 大学
熊田恰の嘆願書草稿を見るために、再び倉敷市旧柚木家住宅 西爽亭を訪れた。














高梁文化協会創立60周年記念式典

2023-11-24 | 大学
高梁文化協会創立60周年記念式典に理事長代理として出席した。

式典の後、会員によるアトラクションがあった。



第13回運動器抗加齢医学研究会

2023-11-19 | 研究・講演
第13回運動器抗加齢医学研究会が大阪の梅田スカイビル タワーウエスト36F  スペース36で開催され、参加した。

特別講演 アンチエイジング医学の現状と方向性 
   山田秀和 日本抗加齢医学会 理事長

教育講演 運動器のアンチエイジング 
   米井 嘉一 同志社大学大学院生命医科学研究科

Lecture Forum1 実践!運動器サクセスフルエイジング
スマートフォンとウェアラブル端末による実践型アンチエイジング医療の実際について
   青木 晃 医療法人晃和会 ウェルエイジングクリニック南青山
骨折ハイリスク患者への対応とは?~骨の老化に抗う骨粗鬆症治療の在り方~
   今西 康雄 大阪公立大学大学院医学研究科 代謝内分泌病態内科学

スポンサードシンポジウム
骨のサクセスフルエイジング ~骨育、骨活そして骨検へ~
オーバービュー 
   岩本 潤 慶友整形外科病院
アート&エンターテイメント要素を取りいれた4世代参加型骨育活動「TeamBONE」から見えた骨検の未来
   本田 由佳 慶應義塾大学院政策メディア研究科
中高年からの骨検:地域住民コホートROADスタディの追跡
   吉村 典子 東京大学医学部附属病院22世紀医療センター ロコモ予防学講座







倉敷市旧柚木家住宅 西爽亭の快風丸模型

2023-11-13 | 大学
昨日、やっと倉敷市旧柚木家住宅 西爽亭の快風丸模型を見に行くことができた。

この模型は同志社大学の創設者・新島襄にゆかりがあることから、同志社玉島新島研究会から寄贈されたとのことであるが、西爽亭を案内して下さった方によると、同じ模型が3つ作られたそうである。
その内一つは同志社大学にあり、もう一つは民間の方が持っているらしい。

同志社玉島新島研究会というのは玉島出身の同志社大学卒業生を中心としたグループで、快風丸模型を同志社大学からもらい受けて西爽亭に寄贈してくれたそうだ。

新型コロナの流行前には新島襄が初めて西爽亭を訪れたのが12月だったことから、毎年12月に西爽亭に集まってミーティングを行っていたそうだ。





西爽亭に新島襄が19歳の時の江戸から玉島までの快風丸での航海について書いた手紙の文面がパネルで飾ってあった。

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 その年の冬に私ははじめて玉島という、岡山より少し行ったところにある港まで洋式帆船で行く機会を得た。

そのスクナー船は松山藩主の持船で、その人は私の殿様と親戚の関係にあった。

その関係からして私はただで乗船することを許されたのだった。

江戸に帰ってくるのに3ヶ月と少しかかった。

この航海は私にとっては非常な喜びだった。

私の青春時代のすべてをそこで過ごした方形の江戸藩邸、したがって天は小さな四角形であると思うようになっていたあの場所から遠く離れて生活しえたことは、とてもためになった。

いろんな人々と交わり、様々な場所を見ると言うはじめての経験をした。

この航海によって私の精神的な視野がうんと広がったことは明らかである。

大阪の町を訪れたが、そこで初めて牛肉というものを味わった。

自由に対する新鮮な考え方に満たされた私は、・・・(以下略)

第7回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会

2023-11-03 | 研究・講演
第7回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会が2023年11月3日(金)から11月5日(日)の3日間、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターにおいて開催される。

宮崎駅に行くと、AMUPLAZAというのができていて、昔のイメージとだいぶ違っていた。


学会は午後からなので、宮崎駅前にあるという関連校の九州保健福祉大学総合医療専門学校を見に行った。
残念ながら改修中で外観は見れなかった。


シーガイアはハワイのビーチのようなところかと想像していたら、学会場から見えるのは松林であった。


本日は午後一番に発表があり、その後は機器展示などを見て過ごした。

第39回日本義肢装具学会学術大会

2023-10-29 | 研究・講演
0月28日(土)、29日(日)の両日、岡山コンベンションセンター、岡山県医師会館を会場として第39回日本義肢装具学会学術大会が開催された。

会長は花山 耕三教授(川崎医科大学リハビリテーション医学)である。

私は昨日まで名古屋に出張していたので、29日(日)のみ参加した。

日本靴医学会共催の下記の講演が興味深かった。

共催シンポジウム 2
靴型装具・足底板作成時における留意点とデザイン決定へのプロセス

後足部疾患の装具治療 ―扁平足保存治療に対する一考察―
平野 貴章(平野整形外科医院)

外反母趾の装具治療
羽鳥 正仁(仙塩利府病院 病院長)

糖尿病足における靴型装具・足底板作成時における留意点
早稲田 明生(わせだ整形外科 院長)

医師のオーダーと患者側の要望の間で調和
宇野 秋人(東名ブレース株式会社)


共催特別講演 2
靴医学研究に使用する実験方法 ―靴がヒトに与える影響を検証するために―
阿部 薫
(新潟医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科)

日本私立大学協会第159回総会

2023-10-27 | 大学
吉備国際大学が加入している日本私立大学協会の第159回総会が名古屋観光ホテルで行われた。

通常日本私立大学協会の総会は春と秋の年2回行われるのだが、新型コロナウイルスのため過去3年間はオンライン開催となり、今回の対面式総会は4年ぶりの開催だそうである。

私は学長になって初めての対面式総会参加であった。

これまで私大が置かれている状況についてはそれなりに勉強してきたので、議題になっている項目について分からないことはなかった。

来年の予定は以下の通り。

2024年3月25日(月)第160回総会@東京アルカディア市ヶ谷

2024年10月25日(金)第161回総会@東京品川プリンスホテル



STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー

2023-10-23 | Private
週末にApple TV+で『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』を視聴した。

マイケル・J・フォックスがパーキンソン病になったというのは昔報道で知っていたが、彼の実際の生活は全く知らなかった。

病気を受け入れ、明るくたくましく生きる彼の姿に引き込まれた。

大学コンソーシアム岡山 「第36回代表者会議」

2023-10-19 | 大学
大学コンソーシアム岡山 「第36回代表者会議」が岡山理科大学 A1号館 11階 大会議室で行われた。

A1号館 11階からの見晴らしは最高で、岡山市街が一望できる。

会議開始30分前に会場に到着したのだが、岡山大学の那須保友学長から声をかけられた。

それは外国人留学生に関する提案だった。

政府の教育未来創造会議は2023年4月、2033年までに、日本人留学生を新型コロナウイルスの流行前である年間22.2万人から50万人に、外国人留学生を年間31.8万人から40万人に増やすよう提案していた。

これに伴い、文科省からは国立大学に対して、外国人留学生をもっと増やし、さらに卒業後は地域の企業へ就職させるよう指示が来ているそうだ。

吉備国際大学にもたくさんの留学生が来ているので、協力してこの課題に取り組みませんかという提案であった。

本学も『国際化』の推進を教育の柱に据えているので、この提案は渡りに船である。



定員割れ半数超 地方大の再編は慎重に

2023-10-17 | 大学
私立大の半数超が定員割れという事態を迎え、毎日新聞(10月16日)に「小原芳明・日本私立大学協会会長に聞く」という記事が掲載されていた。

私も日頃考えている内容であり、身につまされる話なので、抜粋を記録させていただく。

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毎日新聞10月16日
拡大志向の経営 大きな転換点
小原芳明・日本私立大学協会会長に聞く

私立大の半数超が定員割れ


定員割れ半数超 地方大の再編は慎重に
――文科省は、経営の厳しい私大の再編を促す方針です。特に地方や小規模の私大は定員割れが目立ちます。

◆自然淘汰に任せる形で、大学を減らすことには慎重であるべきです。
人口の少ない地方で大学がなくなることは、地域の子供が高等教育を受ける機会が奪われることと同じです。
また、地域に大学があれば、教員やその家族、大勢の学生が地域に住んで経済圏を作り、雇用を生むことにつながる効果もあります。


――「誰もが大学まで行って学ぶ必要はない」という考え方もあるようです。

◆必ずしもそうは思いません。
江戸時代から藩校や私塾、寺子屋があり、日本ほど平等な教育を施すことに熱心な国はないと思っています。
生まれで将来が決まったり、一部のエリートだけが教育を受ければよかったりする社会ではありません。
知的好奇心を持った子供に、平和的な教育を与えようとする考え方は、この国のDNAみたいなものです。
これからも絶やしてはならないと思います。


転倒予防の重要性

2023-10-09 | 研究・講演
今回、転倒予防学会に参加したのは、現在科研費で行っている研究の目的の一つが転倒予防だからなのだが、参加してあらためて転倒予防の重要性を感じた。

厚生労働省「人口動態調査」(平成 26 年~令和2年)

(1) 65 歳以上の不慮の事故による死因のうち「転倒・転落・墜落」及び「交通事故」による死亡者数の推移
「交通事故」による死亡者数は減少傾向に対し、「転倒・転落・墜落」による死亡者数は近年横ばい。
令和2年では、高齢者の「転倒・転落・墜落」による死亡者数は「交通事故」 の約4倍。

(2) 65 歳以上の家庭における「転倒・転落・墜落」による死亡者数の推移
毎年ほぼ横ばいで推移。
「スリップ,つまづき及びよろめきによる同一平面上の転倒」と 「階段及びステップからの転落及びその上での転倒」を比較すると、80 歳以上のスリップ、つまずき及びよろめきによる同一平面上での転倒が顕著に多い。


厚生労働省「国民生活基礎調査」(令和元年)
・ 高齢者の介護が必要となった主な原因
高齢者の介護が必要となった原因として、「骨折・転倒」は、「認知症」、「脳血管疾患(脳 卒中)」、「高齢による衰弱」に次いで4番目に多い(13.0%)。


WHOファクトシート『転倒』

・ 転倒は不測のけがによる死亡原因として第二位となっています。
・ 毎年、世界で推定684,000人が転倒により死亡しており、その80%以上が低・中所得国で発生しています。
・ 致命的となる転倒が最も多いのは60歳以上です。
・ 医療を要するほど重度の転倒は、毎年3730万件に上ります。
・ 予防のための戦略は、教育、訓練、安全な環境の創出、転倒関連研究の優先順位付け、およびリスク低下の効果的な方針の確立に重点を置く必要があります。