katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピーターさん教室

2022-09-28 23:15:59 | モザイクタイル教室

今日はリピーターさんが2組。まずは自分の家の犬をぺきぺきで作り始めた方から。宿題で黒い部分の影をやって来たのね。それをべースに次をこの黒の隣に多く出て来る部分を指導の元、宿題とするんだけれど、あれこれといちいち部分部分をやると、この色の後はどれ?って迷わない為の作戦が、

自宅ではこの色の部分だけやる・・・って、1色だけなら、形に悩む事があっても、色は悩まなくて済むのね。それが、繊細なんて事を望めば、ぺきぺきの色数は少ないとは言え、ゴチャゴチャしているように見えれば、嗅覚や味覚、聴覚の問題のように、あれこれの中から正しい選択が出来るか?

となる訳で・・・。所がその正しい選択をする時に邪魔をするのは、ウチの犬なんて場合、正しい事を知っているのは、常にお客さんであり、俺はあくまで、画像であり、ぺきぺきのタイルの色ファーストなのね。でも、何もする前から、絵なら色を混ぜてそっくりな色を作る事が出来るかも知れない。

しかしながら、モザイクって言うのは、似させるように・・・であって、100点にはならないのね。それを踏まえて、尚且、タイルを切って作るのだから、当然ぶきっちょな感じにも見えるのね。つまり数字にすると、満点は各々違っても、それは80点かも知れないし、75点かも知れないのね。

って、こうして数字にすると誰でも違いが判るが、美としての点数は、そんな簡単なもんじゃ無いのね。それは誰でも知っている事で、歌の良し悪しとか、ミス何がしの点数の違いとか、みたいなものと、遠くに投げた距離とか、速さ、倒した、そして点数の差は、数字に表れるから、見れば誰でも

判るのね。その時に、判ってはいても、ウチの犬はこの色では無い・・・って思い込みがあるから、これじゃ無い・・・となると、写真を見て作っているから、先生の俺はそれを真似しようと教えようとしても、実際は違う・・・となると、その上、タイルの色は混ぜられないと来ては、折り合いの

付け方は非常に難しくなるのね。しかも、そこでテンションを下げると、下げたままなら、もう良いや・・・みたいな気分になるから、投げやりな気持ちになるのね。その時に、仮にそうなったとしても、もし最後まで続ける事が出来ると、白紙に出来た事で、思っていたより似てるって事になる。

しかし、この時に、投げやりになるのは、色だけであって、形としての切るって行為は、どんな色でも一緒なのね。つまり簡単に言えば、オリンピックのメダルと同じなのね。思い通りの金を目指せる決勝なら、金か銀になる。つまりここまでは誰でも目指した通りのテンションで望めるのね。

しかしながら、最初から決勝には行けない実力を判っていながら、最高の銅を目指すなんて行為だったり、金の期待して、されての場合の銅では、どうでも良いわ・・・の気分になる。それをこらえて、乗り切るには、自分の為では無く、自分を応援した人に感謝する為にも・・・って感じに、

思えれば、途中で諦める事無く、最後までたどり着けるものなのね。つまりウチの犬の場合は、本気で作るのなら、遺影に使う気持ちになれば、いつかその日が来る時に飾るとか、もう既に亡くなっているなんて場合、心はそこまで折れる事は無いものなのね。所が変に必要以上にこだわると、

色だけにこだわれば、こだわる程、そっくりにはならないのね。そんな場合、常に色ファーストだから、形重視じゃ無いから、仮に色があったとしたら、色に温存して、形には左程こだわらない姿勢になるのね。つまりいつまで経っても、上手くならないのね。

つまりモザイクって言うのは、その不便さをいかに超えられるか?となると、別に無ければ、セピアでやろうかな?って感じであっても、似ているからは離れないのね。しかも、似ているを目指すにしても、画像を真似するのであって、それを踏まえずに、画像とは違うものを目指そうとすれば、

教える側としては、相手との折り合いは付けづらい。何せ、画像ではこんな色合いなんだけれど・・・でもそんな色じゃ無いんです。みたいな繰り返しでは、こんな心理があったりするから、この気持ちの折り合いが一番大事な部分なのね。それと似てくるまで、一体自分が何をしているか?

判らなかったりするものなのね。ただこうして人のを見学する気分だと、恐らくこの時点で、似ているように見えると思うけれどね。まぁまだ走り出したばっかりなのね。そんな後は、外用流しの方は新作。

姿見になる鏡なんだけれど、左上にオウム右下にハイビスカスなんだけれど、それ以外はペンキ・・・ここはモザイク教室だから、もう少し何か増やさない?って提案したんだけれど、ここが難しい所で、まずはもう始められる・・・って気持ちだとしたら、えっ?まだやるの・・・って気分になる。

その上、流しの完成までの時間もよぎるから、増やすと時間が掛かる・・・って気分も後押しするのね。ただこの作品はぺきぺきなのね。その時に、1700x600mmの大きさであっても、実際モザイクをする部分は大きなおぼん2枚分位なのね。しかもぺきぺきだから、そんなに追い込まれる程の時間

は掛からないとは思うんだけど・・・。ただここが問題で、モザイク教室だからモザイクファーストか?って話なら、そうだろうけれど、この方の場合、タイルクラフトなのね。つまり使えるものにタイルが張ってあるスタイル。つまりインテリアとしてのモザイクだとしたら、自分の家ファースト

だから、もしかするとこの位が丁度良いのかも知れないのね。この辺の折り合いも結構難しいのね。何しろオリジナルだから。まぁこちらもいよいよ新作が始まった感じなのね。そんな後はお通夜。から帰ってから、少しだけアトリエへ・・・。

ほんの少しね。


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