katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

根付風味の小物の下地作り

2018-01-15 04:54:21 | モザイク作家
今日は朝からせっせと根付風味の下地作り。かなり本気でやったんだけれど、何しろ今まで結構作った事もあって、随分と手際良くなったのね。こうすれば・・・って言う事が多々あり、いちいちつまづかなくなったのね。どんな事に悩むか?って言うと、例えば・・

まずいつものようなお教室の下地に使うアガチスって木は、柔らかく1回でも彫り下げる事が出来たりするが、刃を出し過ぎると刃を痛めるし、場合に寄っては細かい部分が吹っ飛んでしまう・・・なんて事があったりするのね。

これを是正するには、同じ下地を何度かに分けて彫り下げる。そうすると、手間は掛かるが、意外と細かく繊細な部分を切り抜けられたりもするのね。それによって、ひらがなでここまで彫れるようになったのね。

他にはザックリだと、白っぽい銘木は柔らかめなんで、電動糸鋸で輪郭を彫る時に、ギターの形なんて言うのも彫れるが、黒っぽい銘木は、コクタンなんて言うもので、仏壇なんかに使ったりするもので、物凄い硬いのね。そうなると中々切れないのね。

そうなると、こんなに小さいものになると、余白部分が無いと、その木を持っている部分が少ないから、切るに切れないのね。それが柔らかいのなら、もう少し小さいのも切れるだろうが・・・・コクタンはもう限界って感じ。

だから、コクタンのパレットの形なんて、今の技術では不可能なのね。そんな中、大家さんにお昼はご馳走になってしまうわ、干し柿まで3時に頂いて・・・。すると、好き嫌いが多いのに、干し柿なんて渋いの食べられるんだぁ?ってからかわれ・・・。

ただ乾燥芋も父が茨城出身なんで良く食べる事があったせいなのか?干し柿も食べる機会があったのかなぁ?田舎で幼い頃から食べた記憶があるんだよねぇ・・・。そんな中、大家さんは庭の手入れ。また色んな事してたのね・・・。

天気は良いし、中々の進み具合だったのね。こっちも下塗りまで終わったんで、後はペーパーを掛けてニス塗り。

そんな訳で下地は完成したけれど、一体タイルを張るのにどの位掛かるのか?・・・今までは何と無く張っていたけれど、今度は時間も気にして、一体どの位出来るものか?・・・って言うのを考えて、値段も決めようと思うのだけれど・・・。

ただ、生徒さんから下地が欲しい・・・って何人かに言われているんだけれど、かぐやとの相談で下地の値段はほぼ決まったのね。これで聞かれても値段を答えられるんで、生徒さんから注文されても制作しやすくなったのね。

それと、ここからは亀有の生徒さんだけの話なんだけれど、展示してあったコルクボードが欲しい・・・って事で、どんな色があるか?って事で、乗せて欲しい・・・と頼まれたんでアップ。


随分と昔に作ったものだけれど、ここに来て欲しいって言われるのはとても嬉しいのね。以前の下地はそんなに間違っていなかったのかも・・・って思えるんでね。ただこうしてある物なら提供出来るけれど、また新しく作るとなると、中々難しいのね。

何しろその時の勢いで作ったもので、改めて1つだけ頼まれると、それはそれで完全に1点モノになっちゃうんで・・・値段も変わって来ちゃうのね。ただこの下地も途中から自分で描いた下絵を彫ってあげる・・・なんて特典を付けてもいたんだけれどね。

だから、その時点で1点モノにかなり近くはなっているんだけれどね。それもこれも生徒さん特権みたいになるのなら、お教室の趣旨でもあるオリジナル制作らしいんで、ここの売りになれば・・・って気持ちなんだけれどね。ここだけ・・・実に響きが良い。

根付風味の小物もいつかこんな風に、あれやりたいな・・・って言われるようになると良いが・・・。


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