katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ウチの犬の杏さん教室と金魚の壁画

2023-03-27 02:08:13 | モザイクタイル教室

今日はウチの犬の杏さん教室から。そうね、今日は大作に良くある話から・・・。こうして大作が進んで来ると、当然慣れて来るのね。ただ慣れたのは切る張るって言う技術なのね。その腕を持ってして、良く写真を見て、ここはこの色、ここはこの色って選ぶ事になるのね。

ここが問題で、やった事の無い人の場合、技術って言うのが、タイルを切る張るって事が技術だと思いがちなのね。実はそこは初歩の初歩なのね。それはピアノが弾ける、絵が描ける、テニスが出来る・・・って感じに出来るようになったのね。勿論、それで十分の人は、こうして似てるってものが

作れるようになるのね。でもそれが出来るようになると、大抵目も肥えて来るものなのね。その時の分かれ道で、終わりたいから進みたいって方向と、ここまで上手く出来たから失敗したくないとか、納得したいとか、あくまでも美にこだわる方向になるのね。ザックリと説明するとね。

そんな中、杏さんは後者の方に進んでいて、そうなると当然、そのパーツ美しいですか?って心持ちで進むから、こだわったパーツになるのね。ただそのパーツ自体も、同じパーツの繰り返しだから、形に悩む事は無いから、例えばみじん切りがめちゃめちゃ上手くなった・・・って感じなのね。

って事は、ここまで切って来たら、そのパーツにも慣れて来ているから、形は問題は無いのね。だから悩みは何?って事になると、色合いになるのね。じゃ良く見りゃ良いじゃん・・・って感じになりそうだけど、そんなに簡単じゃ無くて、例えば犬って実際どの位?って話になるんだけれど、

見ているのは写真の大きさに縮小されているのね。相当小さいでしょ。それを見て、この大きさに作っているのね。だから、この小さい写真を見て、ここを作っているんだけれど・・・って思いつつ、実際はその何倍にすれば良いの?そしてそこに何個切れば良いの?って言うのは、お母さんの味付け

的なもので、感みたいになるのね。まぁ実際は感では無いんだけれどね。そう考えると、前回までそうした繰り返しで来たんだけれど・・・今日始めようとすると、ここを剥がしたいって言うのね。ただ2粒なんで、こだわればそう言う事も出て来るだろうな・・・と剥がしたのね。

ただ問題は、剥がしたら、剥がした色の選択だけは無いのだから、今日張ろうとした色を入れれば良いだけなのね。ただ一度剥がすと、ダムの決壊のようになりがちなのね・・・やっぱりここも・・・みたいにね。ただそれは当たり前なのね。例えば写真で2mm程度に見えたものを、25mm位だと

何パーツ入れると良いの?そしてグラデーシャン的な事になると、何個目に切り替えるの?って時に、前回はここで・・・と思ったからそこで終わったんだけど、今日はそう思わなかったから剥がしたい訳でしょ?そして剥がすにしても最低限に・・・ってね。ここなのね、難しいのは。

2mmに見えていた箇所では数粒に見えても、実際剥がすとなると、何倍もの大きさなのだから、実際は数十枚なんて事になるはずなんだけれど・・・

最低限ってどの位?例えば、100均なんて感じだと最低限・・・って感じになるでしょ?それを300円ショップって事になると、そこそこ高くなったって思う人もいれば、300円じゃん・・・って人もいる。例えば食べ放題って豚肉で最低限の感覚と、牛肉、国産ってプランを上げる感覚。

そしてそもそも食べ放題が最低限であって、1人前いくら・・・って食べた分の換算とか、お店の質とか・・・って変えると、ほら全てその人が感じる・・・って話になる。これを踏まえて、最低限剥がすの感覚と、これ以上は剥がさない感覚って言う違いの話になるのね。

例えば、好かれたいのと、嫌われたくない・・・みたいな感覚の違いで、好かれたいって言うのは、積極的な感覚であって、嫌われたくないって言うのは、消極的な感覚にも思えるし、好かれたいって言う方向は、自分中心になりがちだけど、嫌われたくないって言う方向は、取り方ではあるけど、

相手の事を考えると・・・みたいな事も踏まえている感じもする。繊細さって言うのは、こんな感じ方の違いでもあったりするのね。それをただ自分中心に剥がしたいから・・・とか、申し訳無いが・・・なのか?最低限に・・・なのか?これ以上は・・・と範囲を広げるのか?感覚の違いがあるのね。

更に、全てを自分の中で考えると、昨日までの自分がやって来た事を、最低限剥がすのか?って言う、自分に遠慮的に剥がすのか?より良いものにする為に容赦無くこの辺を剥がす・・・って感じられるか?みたいな事なんだけど、それを本人は自覚無く、何か剥がしたい・・・って思ったと思うのね。

ん・・・もっと掘り下げると、サザンのギターが変わっても、ファンじゃ無ければ、変わった事も判らないし、何も変わっていないように思える。しかし、もしハラ坊や桑田さんがコンサートに来ないって、サザンって言うかな?・・・ほら大きく影響するでしょ?

じゃそんな大人数では無く、稲葉さんのいないB'zはどう?ほら影響が大きいでしょ?つまり剥がす時に、影響の大きいものを剥がしてしまうと、さっきよりも悪くなったりするのね。それがジブリの人達は変わらずに監督をすげ替えたら、バックの実力は一緒なのだから、メインの実力差に

なるし、バックのメンバーは一緒でピッチャーが変わるとか、要のキャッチャーが変わるとか、4番が変わるとか・・・。組み替えるとか、剥がす、外すって言うのは、戦略となるのだから、何となく・・・って言うものでは無いのね。とても重大な事なのね。だから、感なんて曖昧なもので変えるのは危険なのね。

しかも、前回まで良かったものが、今日は悪く見えたから剥がす。前回の最後に張ったものだから、慌てて進んだから悪く見えたのか?それとも今日の自分の勘違いなのか?今日が正しいのか?・・・そしてもし剥がしたのなら、重大な腫瘍を取り除いたのなら、最高な結果になるはずだし・・・。

切る張るなんて言う、目に見えた技術とは違って、考える・・・って言う、目に見えない技術って言うのは、教えたり伝えたりする事が非常に難しいナーバスな事なのね。ただそんな事が話題になるって事は、明らかに繊細な事をしている訳で・・・。良くも悪くも目は肥えるのね。

目が肥えれば、洞察力や観察力がたけるし、剥がした時の想像力も鍛えられる事にもなる。いずれにしても、今日進む事よりも、マイナスになっても剥がす方を選んだ時点で、こんなやり取りがある・・・って事なのね。そんな後は、実は歴史資料館さんの他に、またコープみらいさんから依頼が

来て・・・どちらもさいたまから。歴史資料館さんは冬なんで、恐らくクリスマス関連って事になるんだろうから、ある程度方向性はあって、でもコープみらいさんは、夏の子供教室と秋の大人って感じに、今回は分かれたようなのね。そんな訳で、一体何をしようかな?になるんだけれど、

先方から、貯金箱が人気なんです・・・って言う情報を頂いたのね。まぁ昔から、貯金箱って言うのは、良くある話で、初めて聞く事では無かったんだけれど、立体物はかさ張るのと、箱を作る組み立て作業に時間が掛かるし、100均を使うと、人数が集まった時に、その頃に集めようとしたら、

廃番になったりすると怖いから、事前に買うとなると、集まらなかった時の在庫になるのもな・・・って事だったり、自分で作るとなると、箱は結構な手間なのね・・・。ただせっかく来た話なのだから、多少無理しても・・・って気はあって、いずれにせよまずはモチーフって事になるのね。

そんな訳で、色々考えてね・・・ここだけの問題では無くて、やっぱり狙いは・・・って水の生き物にしたのね。ただイルカやペンギンって、誰もがモチーフで使っているから、あえて外して・・・ジンベイザメにして見たのね。そして口からお金を入れる・・・って感じに。

ただ口が下にあるから、貯金箱としては、もっと上に入れ口が来ないと・・・って仕組みの検討になるんだろうが・・・。たた面白いとは思うんだけど。そんな中、棟梁から画像が送られて来たからご紹介。

やっぱ木が得意な人が手を加えると、一層良くなったのね。お見事です。完成度高いぃぃのね。そんなこんなで、地味ぃぃに最後は金魚の壁画。


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