ご新規の小学生教室と鳥かご下地

今日はご新規の小学生の女の子のお教室。体験とは違って数回いらっしゃるとの事で、結構な大きさがあり、大作なのね。そうね40cmは超えている・・・そんな感じ。これも夏休みの宿題なんでネタばれする訳には行かないんで、ザックリ・・・って感じに。

本来は初めての時は、間違いなくぺきぺきタイルをお勧めするのね。切らないと言うのなら、何を使っても良いけれど、切るとなると、ぺきぺきは柔らかく初めての人にはとても都合が良いのね。だからこちらとしても迷いが無いのね。ただ・・・。

このレンガのような形の繰り返しだとどうだろうか?・・・正直悩んだのね。かぐやにも相談したのね・・・すると、やっぱりそのモチーフだと、1cmタイルでやった方が素敵になる・・・けれど・・・そうなのね、けれどなのね。

1cmタイルを半分にしたようなこの形をいくら柔らかいぺきぺきであっても、こんな形の量産は大変難しいのね。ただ、1cmタイルは固いけれど、頑張れればカチンと半分に切れる・・・ってザックリだと単純にこんな話になると、じゃ頑張りますって言うと思うのね。

本当にやりたいモチーフならね。じゃ1cmタイルにしたとする。所がなのね・・・さっき半分に切れるとは言ったけれど、やって見ると判るんだけれど、5対5になると思う?毎回。まず不可能なのね。それと黄金比。半分でレンガに見えると思う?見えないのね。

半分ではでぶっちょになるのね。つまり4対4くらいにして、2を捨てる・・・みたいな感覚にしたいのね。何故なら、最初のカチンで4を取れれば、1つは成功する可能性がある。しかしもし5対5を狙ってしまった場合、どちらも4にするとなると、楽な部分が無い。

1回の固さに耐えた事で1つのパーツを手に入れる・・・これが大事で、何度も切り直して1つのパーツを手に入れているのでは、ぺきぺきと変わらないし、もっと言えば時間的にも終わらなくなる。さてそんな中、一体どの位の時間を掛ける予定なんだろうか?

ってな話をすると、3回位・・・って事になり、それなら1cmタイルで・・・って事で、もはや特訓教室となったのね。最初は何枚も失敗してへこむので、数枚失敗した位で出来ないのは当たり前、出来る方が不思議なのね・・・まずは諦めない事。

単なる気持ちの問題。何度も切る・・・はい、もう一回、はいもう一回・・・ってやっていると、段々おっかなびっくりってのが無くなる。やっと飲まれる事が解消されるのね・・・場の雰囲気、俺、タイル、ニッパー・・・それが、1回の成功が変えるのね。

気分が変わるし、出来た事での自信に繋がる。出来る気持ちになれば、また出来ない・・の繰り返しを打ち消す事が出来る。簡単な話で、病は気から・・・って言葉通りで、テクニックやセンスに頼る人に欠ける事の多い事・・・それが気。

ただね、気は厄介なもんで、出来なきゃ諦める、出来れば調子に乗る、気分が悪くなったり、良くなったり、それでいて、出来たか?出来ないか?の2つだったものが、出来ると、もっと質の良い・・・って欲張る。当然と言えば当然なんだけれど・・・ね。

じゃ質を上げようとすれば、当然時間が掛かる・・・じゃどうする?ってな話になって来る。つまり、諦める人は手に入らないし、諦めない人は良い物を手にする為に時間を作ろうとする・・・そこが分かれ道。そこまでしても欲しいかどうか?になる。

これが1回3時間の体験の話なら、無理です・・・って言いやすいし、じゃぺきぺきで・・・と簡単な話なんだけれど、3回って微妙なのね・・・それをお母さんもご理解して下さって・・・本人も頑張るって事で、午前午後の2マス。

しかも宿題で自分の家でもする・・・って事になり、それなら全体に何とかなるって話で進む事になったのね。ただ、初めての子が、休みなしでこんなパーツを切り続けたりすれば、勢いだけでは無理な訳で・・・。ただ今日は幸い土曜日。

困った時のかおるさん・・・・頼むよぉ、かおるさん。って訳で、fm江戸川にリクエスト・・・しかも、今日はかなりの確立で掛けて頂ける可能性がある・・・・だって俺、今日がお誕生日なんだもん・・・ちなみに54回目。

ってな訳で、無事にこの子のリクエストが紹介され、頑張ってね・・・って声も掛けて貰うと、ちょっと面白いエピソードって感じで楽しくなったりもする・・・気分転換には最適なのね。何せラジオは手を止めずに済むしね・・・。あはははは。

そんな訳で何とか1日目終了。次回も土曜日・・・自分でリクエストすれば、ご新規さんだし、もしかしたらね・・・。そんな後は、アクアリウムバスの下地のペーパー掛けやら、鳥かご下地・・・。