katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどり、タピオカ教室

2012-10-31 06:30:17 | モザイク作家
今日は2.3点した日でね、最初はキウイの予約の日だったんだけれど、学校行事で
キャンセルになって、すると空いているなら・・・とみどりが予約となり、

今度はタピオカが別の日から、変更日を・・・となった時に、希望日が今日となり、
相席の相手がみどりで・・・問題なしとなる。

まさに常連ならではの展開だったのね。これが出来るのもお互いを知っているからで
それは長く続いているからとなる。

しかも、例え一緒でも指導の時間を1人締めにならずに済む、両者共に常連同士。
こう言う教室はいつもの個人の教室とは違うのを本人達が一番良く判ったはず。

そんな中、この教室にスパイスにもなる人物が唐突に現れた・・・また日高氏だ。
さてどんな事が起こるのか?興味ある展開となった・・・・

まずはみどりが来て、かぐやと話て、日高氏が来て、最後にタピオカ。
最近、みどりは日高氏も顔馴染みになった感じで、はいどうもぉぉ・・・なんて

感じで入って来られても、萎縮する事も無く、挨拶してすんなり会話も出来る・・・
そんな感じとなった。ここに何があるか?・・・それは、方や教室に通っている生徒で、

俺に教わっていて、着実にモザイクが上手くなっていて・・・方やこのおっさん何?と
思われても仕方無い・・・ただの話好きの素浪人・・・そんな感じでしょ?

つまり方や相手に腕を見せ、方や一番大事な腕は観た事が無い・・・・
それなのに、みどりは萎縮するように、日高さんだ・・・と思っているだろうと思われる

何故なら先輩とか、テレチャンの人だ・・・とか、実際何も見ていないのに・・・。
しかし逆に日高氏はみどりの作品を実際観ているにも関わらず、萎縮をする様子は無い。

何とも変な関係である・・・・。ではタピオカは?勿論日高氏は懐かしい顔である。
しかし、お教室など日高氏と一緒にモザイクに関わった事があるタピオカの場合、

日高氏の腕を多少なり観た事がある。ただそれでも作品作りの日高氏は・・・となると
2人は観た事が無い・・・。ただ逆に腕を観ている日高氏もどこまで理解出来ているか?

2人の腕を・・・果てさて・・・


しかし本当に大事なのは、何か今後俺とモザイクを・・・と考える人は
このおっさん、つまり日高氏がキ-ワ-ドになる・・・

つまり教室の生徒だけで留まると、単なるおっさんが邪魔しに来たなのだけれど、
もし、上手くなって教室の手伝いとか作品作りをしてみたいな・・・と思った人が

いるのなら、このおっさんはいつかおっさんでは無くなる・・・つまり馴染む事も
大事となる。そしてこのおっさんに馴染めると言う事は、これ以上面倒な人はそうそう

いなくて、今日のような相席もすんなり出来る・・・そんな事にも繋がる。

単なるおっさんと考えるのなら、萎縮はする必要も無く、逆に目の前でモザイクをする
常連同士となれば、指導を目の前でするのだから、盗める腕があれば、

相手の指導はすべて自分のものでもある。つまりこの2人の常連の相席は、かなりの
ハイレベルな相席なのである。そこに今後モザイクで付き合うだろうと思われる、

日高氏・・・確実に俺を含めた4人の話の根底には、今後の付き合いの練習が含まれて
いて、それがいつか来るその日の糧となる・・・まっそんな大事な日となる。

ただそれは会話の中に隠されているから、表面上には一切出て来ない。
例えば先日の俺と新作のお客さんとの会話を思い出して欲しい・・・

質問の中に作品に関しての質問をしただろうか?一切していないね。聞きたいのは
相手の考え方だったり、戸惑う箇所、笑った場所、振った話の内容・・・

それからイメ-ジされるもの・・・となる。本来のイメ-ジって言う意味・・・ここ。
今日はそんな指導となった。

良く人の事は判るけれど、自分の事は判らない・・・なんて表現をしたり、逆に
自分の事は自分なので判ってます・・・なんて表現を聞く事がある。

さてみどりはどうかな?タピオカはどうかな?・・・それをそのまま聞いて、きちんと
冷静に分析をして答える事は出来るだろうか・・・?2人は・・・。

もっと言えば、女心と秋の空・・・こんな微妙な表現がある生き物なのだから、
質問は常に今日の貴方・・・なのであって、一生ずっと、今までも、明日からも、

変化無く同じ・・・それはどうかな・・・?要するにその質問を直接表現で聞くのでは
無く、いつも通りなのか?変化があるのか?を俺のくだらない質問に対して、

どう答えてくれるのか?自分の言葉で・・・ここが聞きたいのであるのだけれど、
調子が悪いと正解探しをしてしまうものなのね・・・ここがそもそもおかしい。

では1つくだらない質問の1つをここに書いて見よう。
ここを御覧になっている人へ質問です。貴方が思うkatsuは売れて来たかも・・・?と

感じる事になる出来事は一体どんな時だと思いますか・・・?どう思いますか?
こんな質問を常連の先輩であるタピオカから聞いて見たのね。

何故タピオカから・・・は、後輩であるみどりからプレッシャ-を掛けられる事が
無いように・・・との配慮から。

すると、タピオカから出て来た1つが、かぐやさんと仕事でいっぱい会うようになったら
・・・・と言う。実に良い答えだね。俺もそう思うし、みどりもうなづいてた。

これがみんなも賛同した、説得力のある答えなのである。ここの中で大事なのは、
仕事で・・・これ。もしこれが抜けていたら、かぐやさんといっぱい会う・・・に

なってしまうと、ただ遊びに来ても一緒になってしまう・・・質問は売れたと感じる
・・・・であって、確実に詰めの甘い答えとなる。

じゃ次は?となると、アウトレイジ、ビヨンド・・・的発想をしてしまった。
えっと・・・オ-ドリ-さんが仕事を辞める・・・・おいおいそれは弟子繋がり。

じゃ次はさくらで、次は・・・?って話でしょ?バレバレである。
こんなくだらない話では、指導でも何でも無い・・・と言うのなら、確かにそうなのね。

ただこれが、自分のアイデアが通るか、通らないか?賛同されるか、されないか?は
オリジナルを作るに当たっての、指針となる表現力や伝達力、萎縮をせず発言をする、

そんな練習でもある。しかももし、こんな顔馴染みのメンバ-ですんなり出来ないのなら
お教室の手伝いは、知らない人ばかりで、みんな初心者で、人に教えている最中に

声が掛かるようなそんな仕事なのである・・・あはははは。実はそんな事も含まれて
いたとしたら・・・・?環境の良い場所でのみ実力が出せる・・・これでは井の中の蛙。

しかもそんな事では、自分の作品の趣旨が伝わるとは思えない・・・・。

そんな小さなまま終わっちゃダメなのね・・・上手くなるにはね。
他流試合みたいなモンなのね・・・こう言う相席は。

ではそれを踏まえて、もう一度戻ると、実に正確な答えな事になるのが判るでしょ?
でもね、更に厳しくすると、それはタピオカじゃなくても他の人にも当てはまるよね?

つまりみどりが答えても良い答えだよね?それでは普通。俺が聞きたいのは、タピオカならでは・・・そんな答え・・・私が感じるを、私だけが感じる・・・に変えると、

表現は非常に難しくなる・・・。常連には常にこんな質問なのね。そしてそれをすんなり
答えられる事が個性に繋がったりする。つまり自分の意見は言葉は違えど、内容は

共有したり出来るもので、安全安心、無難な比喩を使うのでは無く、聞き手はkatsu。
一応先生だから、相当拾える・・・この相手に本気で打ち込んで来れないのでは、

オリジナルを作りたい・・・しかも常連である作品を・・・に繋がるだろうか?
それが、調子が悪いとkatsuが望んでいる答えって・・・?と探そうとしてしまう・・・

実はそんなものは無いのである。だって質問は本人の意見なのだから・・・。
あるテ-マに乗っ取って、自分の言葉や比喩でいかに後出しジャンケンのように、

私もそう思っていた・・・・とならぬように、1歩前に自分の考えを搾り出すような
癖を付けないと、アイデアは盗まれてしまうし、やったもん勝ちとなる・・・。

何しろすべてはオリジナルの作り方の話・・・・となる・・・
そう言う点では、タピオカはキャリアはあるものの大作は初めて。

だから、大作を作った人達の1作目と同じで失敗はしないように・・・が原則。
何しろ手堅く、何しろコツコツ、無理はせずに、・・・・となる。

ただ、それもいつもと違うのは、きちんとそう言う確認をしつつ進めないと、
脇があいているよ・・・とか、喰い切りは長めに持つ・・・とか、刃の入れ方は?・・・

何て、初歩に必ず注意されるような事を抱えつつ進むような時期に作っている・・・
そんな1作目の大作を作った人達とは違って、もうすっかり指導の手伝いをしたり、

仕込みを手伝って見たり、そんな人が1作目・・・・とは言いつつも1作目・・・。
だから、何しろ失敗させてはいけない・・・まずは今後の大作の指針になる1作目に

なれるように・・・なのだから。ただそんな人が完成したら・・・?もう1作目の大作は
完成するだけで、観なくてもとんでもない完成度になる事は確実。

だからいつものスタンスは崩さないように・・・けれど新人の1作目とは違うので、
プライドって言うのかな?ん・・・何て言うのかな・・・ベテラン扱いで・・・って

言うのかな・・・?言葉では難しいんだけれど、何しろ一番判るのはみどりのような
大作を何度と無くやっている人なのね・・・大作の完成を何度も体験していて、

その体験値を持っていて、たどり着く喜びであり、つまづきであり、その繰り返しで
その作品の大きさと向き合って来た・・・だからその都度その都度振り返ると、

段々と上手くなって行く過程がそこにはある。そのパ-ツパ-ツの1つ1つの完成度を
見ると、以前とは比べモノにはならないくらい上手くなるのが判るのね。

それがタピオカの場合は相当前からずっと一緒・・・。そんなものを作るタピオカを
タピオカが観た時と、みどりが観た時・・・この感じ方はいかに・・・。

本人のタピオカは大作を作るのが初めてだから、凄いよね・・・何作もみどりさんは。
けれどそのみどりは、パ-ツの精度を見るから、例え小物作品でも関係無し。

だから凄い・・・となる。ほぼ感想は全く持って違う・・・要するに大作の経験値のみ。

さてそうなると、逆に何作も作ったみどりは?となると、まっだいぶ痛い作品になったが
それは何作もやっているのだから、失敗大いに結構。徹底的に深みにはまるも良し。

その痛みは確実に次の作品に生かされる。何故なら経験値が増えれば失敗率は上がる。
それは人がやる事、すべてに置いて当たり前・・・その失敗の中に何があったか?

少なくともモノ作りの基本でも、スポ-ツでも、何でも同じで心、技、体。
つまりみどりも同じで最初よりもパ-ツ1つ1つの精度は相当上がった。しかも大作を

作る事でパ-ツの経験値も徐々に上げて行った。一緒にね。けれどその経験値が、
逆に心に油断をさせた。可愛いのを選んだし、遊びに行くんだぁ・・・と。

要するに遊び方だったのね・・・どっちにするんだい?遊ぶのか?大作なのか?・・・
遊びなら簡単に終わるでしょ?・・・なのにこんなに時間が掛かっている・・・

もはや時間にしたら一番の大作のようになった・・・しかし自分越えをした作品には
一切見えない・・・1つ1つのパ-ツの精度は良いのに・・・・。

つまり心が油断してしまった事による、この大きさ程度にはひるまずに済む経験値が
そうさせてしまったのも事実である。

タピオカの凄さは、大きかろうが、小さかろうがいつも一緒だって事なのね。
ただこの失敗は大きい。とてもね。もうみどりは二度と油断はしない。

それ所か、またアイテム増やして良いですか?となった。もうばかちんにも程がある。
けれど、失敗ついで・・・にとチャレンジしに行く。だから今までとは違う。

そう、自覚あって行くのと、自覚無しで、えっ?何でこうなっちゃったの?では全く違う。
同じ人がたった1作の中で、こんなに変わってしまう。これが進歩。

この気持ちで最初から作っていたら・・・・きちんとチャレンジな作品となったろう。
ただそれでは遊びにはならない・・・・つまり最初から大作になる大きさなのに、

心のみが遊びに行ってしまった事になる・・・実に良い勉強になったろう。
しかし、こんな大きな作品で遊びに行くとはね・・・随分と良い度胸である。

ただ後は完成するだけ・・・そしてその完成した作品は、別に失敗では無い。
失敗と言っているのは、心の問題。甘く考えていた自分。遊びなはずだったのに、

大作にしてしまった自分。テ-マを考える事をきちんとしていたのなら・・・・
娘は2人いるにも関わらず、子ゾウは1匹・・・そんな作り方をした事・・・

良く考えれば判ったはず。大事な事は何だったか?・・・・単にそれだけ。
それとデフォルメした作品は、どうしてもリアルな作品と比べられると、

例え同じ作者の作品だとしても、評価が見劣りしてしまう・・・・だから報われずらい。
ただ、そんな事もこうした失敗の中で得られるもので、贅沢と言えば贅沢でもある。

何しろこれだけ時間を掛けて、ここまでつまづいても、諦める事無く終わりを迎える
所か、まだやんのかよ・・・追加アイテム・・・あははははなのね。

中々大したもんだわっ。そんな感じなのね。ただそんな事しても、もう着地。
もう少しだから、頑張れっ。


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