
ーアヒルと鴨のコインロッカーー
2006年 日本 監督=中村義洋 原作=伊坂幸太郎 濱田岳 瑛太 関めぐみ 田村圭生 関暁夫 眞島秀和 野村恵里 平田薫 寺十吾 恩田括 キムラ緑子 なぎら健壱 松田龍平 大塚寧々
【解説】
いま最も注目を集める人気作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。ボブ・ディランの不朽の名曲「風に吹かれて」にのせて、若者たちの奇妙な友情をミステリアスに描く。映画やテレビドラマなどで人気上昇中の若手俳優、濱田岳と瑛太がダブル主演。共演には関めぐみ、松田龍平、大塚寧々といった人気、実力を備えた面々が顔をそろえる。『ルート225』で高い評価を得た中村義洋が監督を務め、巧みに構成された物語を見事に映像化している。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。(シネマトゥデイ)
【感想】
これも、評判のいい映画だけど、うーん、なんといったらいいんだろう。
最初は、すごく軽い感じのオープニングで、青春ユーモアものかなあと思って見ていました。
仙台へやってきた大学の新入生椎名(濱田岳)が、いい感じです。
そして、隣の住人河崎(瑛太)やペットショップの店長(大塚寧々)に出会って、大変な事件に巻き込まれて行くわけだけれど、そのへん、話がすごく不自然で、椎名がなんで巻き込まれてしまうのかという説明が、もたもたしている感じでした。
後半、すべてのアイテムがつながって、謎が解けて行く爽快感はあるんだけど、やはり、ネコの虐待とか、本屋の店員の拉致監禁とか、ちょっと陰湿だなあと思いました。
さて、本編を通じて重要な役割を担っているボブ・ディランの「風に吹かれて」とそのCD、扱われ方が微妙だなあ。
ちょっと都合よ過ぎるんじゃない?と思うんだなあ。
ボブ・ディラン=神様…そのココロは?
この映画、キャストや彼らの演技はとても自然でいいと思いました。
ただ、大塚寧々の存在が少し謎でした。
2006年 日本 監督=中村義洋 原作=伊坂幸太郎 濱田岳 瑛太 関めぐみ 田村圭生 関暁夫 眞島秀和 野村恵里 平田薫 寺十吾 恩田括 キムラ緑子 なぎら健壱 松田龍平 大塚寧々
【解説】
いま最も注目を集める人気作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。ボブ・ディランの不朽の名曲「風に吹かれて」にのせて、若者たちの奇妙な友情をミステリアスに描く。映画やテレビドラマなどで人気上昇中の若手俳優、濱田岳と瑛太がダブル主演。共演には関めぐみ、松田龍平、大塚寧々といった人気、実力を備えた面々が顔をそろえる。『ルート225』で高い評価を得た中村義洋が監督を務め、巧みに構成された物語を見事に映像化している。(シネマトゥデイ)
【あらすじ】
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。(シネマトゥデイ)
【感想】
これも、評判のいい映画だけど、うーん、なんといったらいいんだろう。
最初は、すごく軽い感じのオープニングで、青春ユーモアものかなあと思って見ていました。
仙台へやってきた大学の新入生椎名(濱田岳)が、いい感じです。
そして、隣の住人河崎(瑛太)やペットショップの店長(大塚寧々)に出会って、大変な事件に巻き込まれて行くわけだけれど、そのへん、話がすごく不自然で、椎名がなんで巻き込まれてしまうのかという説明が、もたもたしている感じでした。
後半、すべてのアイテムがつながって、謎が解けて行く爽快感はあるんだけど、やはり、ネコの虐待とか、本屋の店員の拉致監禁とか、ちょっと陰湿だなあと思いました。
さて、本編を通じて重要な役割を担っているボブ・ディランの「風に吹かれて」とそのCD、扱われ方が微妙だなあ。
ちょっと都合よ過ぎるんじゃない?と思うんだなあ。
ボブ・ディラン=神様…そのココロは?
この映画、キャストや彼らの演技はとても自然でいいと思いました。
ただ、大塚寧々の存在が少し謎でした。
その後も着実に読んでます。
とても読みやすいし、伊坂さん自身も映画好きで
作品にそれが反映されているのも面白かったりします。
それから、ボブ・ディランはやっぱりこの映画や
他にも「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」や「アイム・ノット・ゼア」の影響で
ちょぴっと聞くようになりました。
あたしにとっては神様ではないけど、
河崎にとっては神様だったんでしょうね。
私も同世代(もう終わりかけの)のわりには、よく知らないの。
神様扱いしていた人はよく知っていたんだけど。
河崎はエイズ。
女好きだったからって、それも短絡的だなあと思いました。
それから、ブータン人って。
なんか、突飛に思えちゃったんです。
伊坂さん、読みたくなりました。
伊坂氏です。確かに最近『死神の精度』の映画化や、先日も本屋大賞に選ばれていて、よく名前を聞きますが、私たちのようなおばさん年齢には、どの作品も
唐突、かつ突飛で『婿はなんでこんなんがおもしろいんやろう』と思います。
が、これだけ話題になっているということは、彼の作品を味わえない私が、力不足なのかと思ってしまうのです。
『アヒル・・・』は読んだけど、映画の存在は知らなかった。あの作品に『風に吹かれて』はどんなふうだったのかなぁ。
一度伊坂さんに挑戦してみよう。
お婿さんも読書家なの?
類は類を呼ぶって、本当ね。