マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

エンパイア・オブ・ザ・ウルフ

2007-12-17 12:13:15 | 映画ーTV
ーエンパイア・オブ・ザ・ウルフー
2005年 フランス クリス・ナオン監督 
ジャン・レノ(シフェール)アーリー・ジョヴァー(アンナ)ジョスラン・キヴラン(ポール)

【解説】
『クリムゾン・リバー』の原作者ジャン=クリストフ・グランジェの原作で描くサイコ・ミステリー。フランスを代表する俳優ジャン・レノが悪徳警官を怪演。実在しているトルコの国粋主義組織“灰色の狼”を描いたことでもヨーロッパで話題を呼んだ。ジグゾー・パズルのように組み合わされていく謎の数々が1つの事件を浮き上がらせていくまでの過程がスリリングで目が離せない。(シネマトゥデイ)

【あらすじ】
優しい夫と、ささやかな結婚生活を送っていたアンナ(アーリー・ジョヴァ-)は、夫の記憶だけなくしてしまうという奇妙な病気にかかっていた。そのころ、パリ10区では、女性の惨殺死体が下水道で連続して見つかるという猟奇殺人事件が発生していた……。(シネマトゥデイ)

【感想】
「クリムゾン・リバー」ににているなあ、と思って見ていたら、同じ原作者なんですね。

始めはアンナ(アーリー・ジョヴァ-)に何が起こっているのか、まるでわからなかった。
アンナがおかしいのか、夫がおかしいのか。

同時進行で連続猟奇殺人が起こっていて、それを追いかける刑事ポール(ジョスラン・キヴラン)が、単独行動で事件の真相を追い始める。
悪徳警官で名高いシフェール(ジャン・レノ)に捜査の協力を依頼する。
でも、この人がとんでもない暴力をふるう荒っぽい人物。
彼のトルコ人闇組織の人脈に頼らないと捜査は進まないという矛盾を抱えながらも、ポールは諦めない。

アンナもとうとう自分に危険が迫っていることを感知し、夫の元から逃げ、精神分析医を頼って身を隠す。
どうやら、フランスの警察が絡み、アンナの秘密は国家機密のようだ。
さらに、トルコの国粋主義組織“灰色の狼”も動き出したようだ。

ポールの狙いもアンナに絞られた。

アンナは本来の自分の記憶を取り戻す。
実は彼女は孤児で、“灰色の狼”の指導者に拾われ、洗脳してテロリストとして育てられた、麻薬の運び屋だったのだ。
別人のように目に生気がみなぎり、女テロリストとして覚醒するアンナ。

そこから物語は急展開、パリの墓地の地下から、最後はイスタンブールの土でてきた“灰色の狼”の基地にまで舞台は飛んでいく。

始まりからは想像もできない展開。
残酷だけど、画面から目が離せない映画でした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見たんだけど (ミーママ)
2007-12-18 09:50:38
なぜかよく覚えてないな~~
面白かった記憶はあるのよ。笑
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ミーママへ (よう)
2007-12-18 12:35:14
「クリムゾンリバー」とよく似ているよ。
「ニキータ」とも。
でも、比べたらどちらにも勝ててないという感じ。
見ている分には面白いし、展開もすごく意外性があるんだけどね。
トルコとフランスの関係がよくわかっていないせいかもね。
返信する

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