マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

炎の人ゴッホ

2008-12-11 11:28:27 | 映画ーDVD
ー炎の人ゴッホー LUST FOR LIFE
ヴィンセント・ミネリ監督 カーク・ダグラス ジェームズ・ドナルド アンソニー・クイン

【解説】
後期印象派画家の1人、ヴィンセンと・ヴァン・ゴッホの生涯を描いたアーヴィング・ストーンの同名小説の映画化。「青いヴェール」のノーマン・コーウィンが脚色、「お茶と同情」のヴィンセント・ミネリが監督した。撮影は「ボワニー分岐点」のフレディ・ヤング、「最後の銃撃」のラッセル・ハーランの2人、音楽は「悪人への貢物」のミクロス・ローザ。主演は「OK牧場の決斗」のカーク・ダグラス、「道」のアンソニー・クイン。(goo映画)

【感想】
いまや、伝説という感じの作品。
いろんな映画に引用されています。

主演は名優カーク・ダグラス、親友ゴーギャンにアンソニー・クイン。

とても丁寧に描かれた伝記映画という感じでした。
激情型の天才画家を支えた弟テオとの兄弟愛が、美しかった。

それにしても、28歳からスタートという画家生活。
生存中は、たった1枚の絵が売れただけ。
37歳で、自らの命を絶ってしまった狂気。
これには、他殺説もあるそうですが、特異な生涯だと言えます。

天才の頭の中は想像もできませんが、情念とも言うべきゴッホの作品は、いまも見る人の心を揺さぶり続けます。

数年前ですが、ゴッホ展に行くと、ゴッホが懸命に模写したであろうミレーの絵や、浮世絵などの習作が飾ってありました。
絵画に対する、ゴッホの真摯な態度が伝わって来るようでした。
その短い生涯の中で、ゴッホの作風が確立したのは、わたしたちにとっても幸せなことです。

この作品では、ゴッホの絵そっくりな風景も楽しむことができました。


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