金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
果物 10 Long Kong Fruit 2
2006年07月01日 / 食
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/fb/f811ffef287814845c39a7c58b273fbf_s.jpg)
写真:スーパーマーケットで買ったもので、カンボジア人は、タイからの輸入物だと言う。確かに房の軸が太く、果実が大きく、付き方が密になっている。手前は外皮を剥いたところと、食べた後の種。果実の小さな品種は意外に種が大きいが、これは小さくて食べる部分が沢山あり、甘味も強い。果肉は、半透明の白色で、プリプリ感がある。
外皮を剥くときに、外部に樹脂が付いているらしく、手がねばねばする。熱帯の果実にはこの様に、樹脂が外側まで付いていることが多い。特にかぶれたりすることも無いが、粘膜などに付くと炎症を起こすものもある。ロンコンフルーツの外皮は簡単に剥けるので、何も道具の要らない果物である。結構日持ちもよく、1週間ぐらいなら食べられる。
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果物 10 Long Kong Fruit 1
2006年07月01日 / 食
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/10/bc3305df4c0968754661b2007bd0824d_s.jpg)
写真:市場で見かけたロンコンフルーツ。手前には、マンゴースチンが積み上げられている。市場では通常、売っているフルーツを並べて積み上げ、客は自由に好きな量だけ籠に入れて計ってもらう。大体先に値段の交渉をしてから、選ぶのが良い。Kg単位のことが多く、足りないと丁度になるまでおばさんが追加する。0.5Kgはともかくそれ以下の単位は無い。割り算は得意ではないらしい。
この仲間もいくつか品種があって、味が異なる。品種だと言ったら、カンボジア人は、種類が違うと言う。もっとも生物の先生でも、種の概念ははっきりせず、変種、品種なども理解しているとは思えないが。味は甘いものと酸味の強いものがあり、房へのなり方もバラバラに付くものと、ギッチリ詰まって付くものがある。確かに言われてみると違うかもしれないが、種類は同じで、せいぜい品種の違いだと思うのだが。
スーパーマーケットで、市場より2-3割高いと思われるが、1kg約2ドルする。かなり高い果物。市場でも、品種に寄るが、1kgで1ドルから1.5ドル。安いものは酸味が強く、房への付き方もバラバラ。
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