果物 10 Long Kong Fruit 2

果物 10 Long Kong Fruit 2  金森正臣(2006.07.01.)

写真:スーパーマーケットで買ったもので、カンボジア人は、タイからの輸入物だと言う。確かに房の軸が太く、果実が大きく、付き方が密になっている。手前は外皮を剥いたところと、食べた後の種。果実の小さな品種は意外に種が大きいが、これは小さくて食べる部分が沢山あり、甘味も強い。果肉は、半透明の白色で、プリプリ感がある。

 外皮を剥くときに、外部に樹脂が付いているらしく、手がねばねばする。熱帯の果実にはこの様に、樹脂が外側まで付いていることが多い。特にかぶれたりすることも無いが、粘膜などに付くと炎症を起こすものもある。ロンコンフルーツの外皮は簡単に剥けるので、何も道具の要らない果物である。結構日持ちもよく、1週間ぐらいなら食べられる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

果物 10 Long Kong Fruit 1

果物 10 Long Kong Fruit 1  金森正臣(2006.07.01.)

写真:市場で見かけたロンコンフルーツ。手前には、マンゴースチンが積み上げられている。市場では通常、売っているフルーツを並べて積み上げ、客は自由に好きな量だけ籠に入れて計ってもらう。大体先に値段の交渉をしてから、選ぶのが良い。Kg単位のことが多く、足りないと丁度になるまでおばさんが追加する。0.5Kgはともかくそれ以下の単位は無い。割り算は得意ではないらしい。

 この仲間もいくつか品種があって、味が異なる。品種だと言ったら、カンボジア人は、種類が違うと言う。もっとも生物の先生でも、種の概念ははっきりせず、変種、品種なども理解しているとは思えないが。味は甘いものと酸味の強いものがあり、房へのなり方もバラバラに付くものと、ギッチリ詰まって付くものがある。確かに言われてみると違うかもしれないが、種類は同じで、せいぜい品種の違いだと思うのだが。

 スーパーマーケットで、市場より2-3割高いと思われるが、1kg約2ドルする。かなり高い果物。市場でも、品種に寄るが、1kgで1ドルから1.5ドル。安いものは酸味が強く、房への付き方もバラバラ。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )