カンボジアにもついに7半の白バイ  

カンボジアにもついに7半の白バイ  2010.12.28. 金森正臣

 カンボジアでも交通渋滞が激しくなり、交通整理が大変である。以前から白バイが走っていたが、いずれも125ccで、多くのオートバイの性能には追い付いていなかった。なにしろ白バイは、どこかの使い古しで、最近の市民のバイクはホンダやヤマハ、スズキの新品の125cc。当然スピードでは追いつけない。

 ところが最近ついに、750ccの白バイが登場。威風堂々、これなら125ccは問題にならない。でも実際には、白バイはバイクの規制などには全く関与していない。主に外国の要人がカンボジアを訪れた際の儀式用。空港への送迎も、ホテルから会議場への移動にも、白バイが先導する。しかも、要人の格によって、1台から9台ぐらいまでランク付けされているらしい。国家元首級だと9代の白バイが、車の周囲を取り囲む。国会議員クラスだと、1台?

 そんなであるから、白バイの性能はあまり関係ないのであるが、やはり750ccぐらいで無いと恰好はつかない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

プノンペン電線事情

プノンペン電線事情   2010.12.7.  金森正臣

 プノンペンの町を歩くと、電線がむやみに多いことに気が付く。プノンペンでは、まだケーブルが地中に埋設されることは無く、空中を走っている。その上、電気、電話線など色々なケーブルが、同じ電柱に集中するから、写真の様になる。電柱が誰のものかよく分からないが、とにかく多くの会社が使っているようだ。

 こんなに沢山あって、どれが自分の会社の物か分かるのだろうかと心配するが、そこはプロ。時々修理している工夫さんを見掛けるが、迷っている様子は無い。

 昔、日本でもケーブルが空中にあった頃、景観が良くないし危険であるから埋設しようと云う話になった。でも、なかなか進まず、かなり時間がかかった様に覚えている。危険からいえば、カンボジアは電圧が220ボルトで、感電の危険は高い。しかしそんな話は少しも出る気配はない。

 ケーブルが悪いのか、配電盤が悪いのか、スコールや雷になると我が家は時々停電する。修理には時間がかかり、直ぐには治らない。スコールが来ると気温が下がるので、クーラーを使えなくてもそれほど暑くは無いが、夜間には暗闇でじっと待っていることになる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )