ご無沙汰いたしました  認知症を楽しむ

ご無沙汰いたしました  認知症を楽しむ

 

最近、物の見え方と認知症が関係することに気が付いた。年齢が増して確かに、目の構造に問題が起こり、飛蚊症やゆがみも時々起こる。白内障もあり、目に異常が起きているのも確かであろう。しかしよく観察すると、光の透過部分で起こるゆがみや飛蚊症のほかに、網膜から伝達する信号に遅れや誤認が起きるようになっていると思われる現象が起こる。さらに信号を脳内で処理する段階でも揺れが起きていると思われる。歩く時にも平衡感覚が少し乱れるように感じているが、同じ現象が起きている。したがって、歩いている人を見つけた時など、確認にやや時間が必要になる。注意を注いで集中すると、何とか確認ができる。散歩などの時なども、トリなどを確認するのに、やや時間がかかる。

 

多分認知症も、いろいろの部分で問題が起き、以前のように簡単に物事を認識できなくなっているのであろう。でもなってみると、いろいろと面白い現象があり、なかなか楽しめる。

 

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とりめし

とりめし

 

最近隣の市の「とりめし」が売られているので、昼食に買ってみた。ゴボウとトリの炊き込みご飯の上に、鶏のから揚げが乗っていてなかなか豪華であった。隣の高浜市は、「とりめし」で町おこしをしているようだ。

 

皆さんはとりめしというと言うと、どのようなものを想像されるのであろうか。昔駅弁で買った「とりめし」は、白いご飯にトリのそぼろと黄色い卵のそぼろが乗っていたことがあった。

 

カンボジアでは、トリ乗っけご飯が多く、ご飯の上に焼いた鳥のぶつ切りが乗っている。しかし、シンガポールチキンライスとうたわれている店は、少々異なる。トリのスープでご飯を炊き、その上に味付きのトリのぶつ切りが乗っている。なかなか旨い。それでもあまり料金は変わらず、1.5㌦程度である(現在は少し値上がりしていると思われる)。時々実験紹介などで訪れたタケオ(カンボジアの南部の都市:小・中の教員養成校がある)では、6ドルぐらいのホテルに泊まり、隣の食堂でシンガポールチキンライスをよく食べた。

 

東アフリカのタンザニアでも、調査地に入る道筋のレストランでトリご飯を見かけることがあるが、一度もありついたことは無い。どの店も50ぐらいのメニューを見かけるが、だいたい2-3の品しか作れていない。その日に手に入った食材で作るから、メニューのほとんどは存在しない。トリ続きでいえば、卵はいつも問題が起こる。スワヒリ語で卵は、マヤイであるが、これは複数形である。単数はヤイであるが通常は使わない。そこでレストランで問題が起こる。ヤイをくれと頼むと、レストランのボーイは、マヤイかと聞き直す。ヤイだといい直しても、マヤイかと言い直す。ヤイだと言っておくが、出てくるのは2個の卵になる。卵を1個注文するのは至難の業である。

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