メコンの水位 2

メコンの水位 2  2010.10.26.  金森正臣

 昨年のメコンの水位は、今年より2メートルぐらい高く、写真の様。ステップから13段ぐらいある階段が、5段しか出ていない。昨年の写真は10月7日。既にトンレサップ川から水が流れ出していたから、水位は最高値より少し下がっている。メコン川は、カンボジアに降る雨の影響は少なく、18%ぐらいと言う。今年は、上流の雨が少なかったのであろう。
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メコンの水位 1

メコンの水位 1   2010.10.26.  金森正臣

 東京で10月7日に理事会が有り、終了後にカンボジアに戻った。いつもと異なったルートで、ベトナムのハノイからラオスのビエンチャン周りでプノンペン空港に着いた。着陸直前に下を見たら、まるで湖状態。家が点々と湖面に浮かび、その間を途切れ途切れに道路が結んでいる。どこを飛んでいるのだろうと考えてみても、思い当たらない。

 事務所に出て、聞いてみると先週から猛烈な雨。スコールの様な雨が続いた日もあった様だ。そのために水がはけなくなり、平たん部に溜まっていたようだ。次の日にメコン川岸まで散歩してみると、9月初めに日本の戻った時の状態の続きで、水位が昨年よりかなり低い。

 雨の降り始めも、昨年より約1ケ月遅れていたが、どうやら降り終わりも1ケ月ぐらい遅くなりそうである。この写真は、メコン川の今年の10月17日のもの。船着き場にも使われるコンクリートのテラスより水位が30センチ近く低い。トンレサップ川からの水はまだ下流に流れていないから、今年の最高値に近いはず。トンレサップ川は、半年間メコン川から逆流し奥に向かって流れる。大体9月中旬に最高水位になり、その後は海に流れ出す。今年は10月中旬の終わりに、まだ海に向かって流れていないからかなり遅れている上に、水位も低い。
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うどん三昧

うどん三昧   2010.10.2.  金森正臣

 先日、香川大学の農学部に、カンボジアの大学の農学部支援をお願いしに伺った。30年ぐらい前に、高松に行ったことが有るが久しぶりである。高松と言えば、讃岐うどん。行く前から楽しみで、やはり日本の秋はうどんだろうと勝手に決めていた。

 昼少し過ぎに高松に着いて、まずは昼食にうどんを探す。駅前で今夜のホテルを確かめ、うろうろするとさすが高松、うどん屋が数件ある。どうしたものかと迷ったが、通りかかった中年のご婦人に、どこのうどん屋がお勧めか伺ってみた。ご親切に見えるところまで行ってくださって、あのコンビニの隣の店が良いと言う。チエン店であるが、と言うことであったが、さっそく行ってみる。半分セルフサービスで、注文して作ってもらった上に各種トッピングは勝手に乗せて、会計。何と300円程度。食べてみると確かに美味い。

 その後農学部長さんといろいろ話し込む。7時ごろになって夕食となり、副学長さんや農学部長さんの案内で街に繰り出す。高松の町には、アーケード通りが広い範囲にあり、飲み屋の多さにびっくり。生簀のある料理屋さんで、ビールを飲みながら素晴らしい海の幸を堪能。町のすぐ前が海であるから、名古屋あたりの生簀とは異なり、魚も疲れていない。イセエビやハマチ、トビウオにサワラなど珍しい瀬戸内の魚を楽しむ。更に兜炊きなどで満腹。

 飲んだ後は、高松ではうどんで締めると言う。高松でも有名な店で、釜揚げうどんをいただく。讃岐では、うどんは別腹と言う。その際色々な話が出て、香川が一番高血圧の率が高いと言う。原因は、釜揚げうどんの塩分。水で洗うと塩分は少なくなるが、味が変わると言う。でも釜揚げはやはり美味い。香川では小麦の栽培が少なく、年間4000トン程度。実際に使うメリケン粉は、40000トンも使っており、自給率が低いそうだ。さすが農学部の先生達で、いろいろな話が聞ける。次の朝は、ホテルから散歩に出て、また昨日の昼の店で、うどんを食べる。ついでに名古屋に午後2時ころに帰り着き、新幹線側の地下街のいつもの店で、キシメン。写真は、その時の描き揚げキシメン。でも値段は、讃岐の倍以上にちょっとびっくり。次の人生は、やはり讃岐がいいかな。
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