人生はいつも一人

人生はいつも一人

 

最近自殺者が多く、交通事故死より多いと言う。各種の相談所なども増え、いろいろ考えられている。多くの場所で目にするのは、人生は一人ではないと言う言葉。

 

本当であろうか。

 

人生は本来いつも一人である。その根本を忘れて、その場限りの慰めごとを言っても、自殺の防止には役立たない。しかし実際に自殺願望者に直面していると、方便として使う必要はあるであろう。私も親しかった友人を二人自殺で無くしている。自殺の方向に入った人を、振り向かせることはほとんど不可能だと思っている。

 

重要なことは人生の本質を、学ぶことである。一遍上人が述べているように、人生は一人でするもの。競争もなく、勝ち負けもない。その本質を踏み外さないようにしないと、変な方向に向かう。教育の場所では、一人で人生をすることを進めることはほとんどない。友達や誰かと一緒にするような錯覚をする。皆さん成長過程の子どもに伝える必要は、成長段階で異なる。しかし成人した皆さんは、本質も知っておかなければならない。

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ドバイ空港

ドバイ空港

 

東アフリカで調査していた1995-6年頃、アブダビ、マスカット、ドーハなどを経由したことがある。ドーハでは、到着便が遅れ、次の便に乗り遅れどうしたものかと迷っていた。窓口はアラブの押しの強い人々でいっぱいで、順番などなくどうしようもなかった。2‐3時間したころ少し窓口が落ち着き、ようやく掛け合うことが出来た。

 

担当者は親切で、事情を理解したのか次の日の便を世話してくれた。しかし街の様子もわからず困っていると、空港内のホテルを予約してくれ、パスポートを見せることも無く宿泊できた。次の朝空港を飛び出してみると、町はほとんどビルもなく、砂漠の中に道が伸びているだけで、高層ビルなどほとんどなかった。

 

しかし今回のサッカーのワールドカップに出てくる町は、ほとんど異世界で驚くばかりだ。オイルマネーの力を、ただ驚いてみている。

 

当時1995年頃も、エミレーツ航空が、大型の旅客機を35機とか購入したと話題になっていた。オイルマネーの脅威を見た様で、3-4回乗ってみた。機体も新しく、乗員もヨーロッパ人で(イスラムでは、まだ女性が接客することは無かった)、マナーも良かった。エミレーツが、まだ売り出し中であったので運賃も安かったように覚えている。

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認知症試験

認知症試験

 

今月の7日に、運転免許の高齢者の認知症試験を警察で受けたことを報告した。風邪を引いたらしくあれから調子が上がらない。こんな簡単な試験で、認知症が分かるのかと疑問に思う簡単なものであった。10日ほどして通知が来た。どうやら高齢者講習を受けることが出来、免許証はもらえそうだ。

しかし高齢者の事故はかなり多いので、用心しなければならないであろう。

 

通知の中身がなかなか面白かった。

「今回の結果は、記憶力、判断力の低下がないことを意味するものではありません」

何のための認知症検査だったのであろうか。警察のメンツのために申し上げておくと、8人ほど検査を受けていたが、中には試験官の言うことを聞いていなかったり、理解できなかったりする人もいて、そのような人を拾い出せただけでも意味はあるのかな。

 

やはり高齢者は多いらしく、高齢者講習を受けられるのは、早くて来年1月中旬以降になりそう。

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近況

近況

 

昨日は、自動車の免許証更新のための認知症検査があった。

刈谷市の警察署で、朝9時からあり、寒い中で風邪を引いた。30分ぐらいであったが、部屋は寒く、皆さん文句を言っていた。

結果はどうか分からないが、そのうちに通知があるであろう。

 

今日は病院で心臓手術の後の定期健診。これは順調に済んだが、市役所に回り個人ナンバーカードの申請。これがなかなか厄介で、時間がかかった。

 

すっかり疲れて一日休み。体力が無くなると無理がきかない。

今夜は月食を見て早く休むことにした。

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韓国ソウルでのハロウィーン事故

韓国ソウルでのハロウィーン事故

 

ソウルでハロウィーンに集まった人々が将棋倒しになり、多くの犠牲者が出た。どこに危険があるか分からない。亡くなられた方々のご冥福を祈ります。

 

カンボジアに居た頃にプノンペンで橋が崩れて、同じような事故があった。350人ぐらいが事故死した。その時問題になったのは、誰が巻き込まれたのかの確認であった。当時日本人は1000人程度いたと思われるが、大使館に登録している人は少なく、3分の一程度であった。いろいろな事情でカンボジアに隠れている人もあり、日本人には知られたくない人もいる。詐欺グループも3組ほどあり、当然彼らは日本人とは付き合わない。

 

その時大きな役割を果たしたのが、日本人会である。300人程度関係したいたと思われる。お互いに知っている限りのつてを頼って、お互いの無事を確認した。また、NGOの連絡会などもいろいろと働いた。それでも1週間ほどかかり、かなりの日本人が無事であることを確認した。

多分ソウルでは、日本人が多すぎて、日本人会は機能しないであろう。

 

東アフリカのタンザニアにいた時も、ある日本人がマラリアで亡くなったと言う。昔JICAの専門家として農業をしていた人と言う。大使館には届が無く、どの辺に居るか分からないかと聞かれた。大使館員は、遺体を取りにいかなければならない。ちょうど近くを通って噂を聞いていたので、そのあたりを伝えた。外国に居て、自分の存在を分かるようにしておかないと、多くの人が苦労する。 

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