金森正臣先生のカンボジアの文化・教育・食べ歩き体験記
金森先生のカンボジア日記
朝の散歩 1
朝の散歩 1
朝の散歩もまだ寒い日が多い。それでも春の花は咲き始めている。
赤いウメの花が、霜に被害を受けながら咲いていた。初夏になると、どこかのオジサンが
捕虫網を持って色付き始めたウメを採集している。
ボケの花も、咲き始めたがやはり霜で一部が委縮している。公園に植栽された中国由来のボケで、子どもの頃に見ていたクサボケとは明らかに違う。ボケは、果実も大きく良くなるが、香りがしない。子どもの頃にあった野生のクサボケは、日本原産で果実も小さいが強い芳香がある。秋にはよく果実を窓辺において、香りを楽しんでいた。酸味も強く、薬にも使われていた。鎮静作用や利尿作用がある。
もう春が近い。
大麻問題
大麻問題
最近乾燥大麻の問題が時々ニュースになる。しかしかなり誤解がある様に思われる。テレビに出ている美人医師なども、現状の認識に問題がある様に思われる。日本では確かに禁止薬物ではあるが、東南アジアでは最近までいろいろ使われていた。
私がカンボジアに関わり始めたのは、1999年からである。大麻をお勧めするわけではないが、市場に行けばどこにでも売っていた。また街中のレストランでも、いろいろの調味料として使われていた。日本人でも大麻を使っていた人もおり、いろいろ話していた。特に音楽関係の好きな人は、音感が鋭くなると言っていた。人に寄り効き方が違うようで、使用後に頭痛が起きる人もいた。
カンボジアでは家庭料理の調味料として使われており、30センチ角ぐらいで厚さ10センチぐらいの束で、約1キログラムぐらいである。これが市場では、1-3ドルぐらいで売られていた。彼らの常食である米の麵のクイティウなどにも良く入っていた。タバコで吸うのと異なり、あまり急激な効果は無い。
しかし次第に売ることが少なくなり、アセアンの会議が行われた頃から市場からは消えた。その後も地方に行くと売っていたが、現在では見られない。日本でも使用への動きもあるが、もっと正確な情報が必要であろう。
進路の選択
進路の選択
進学シーズンになって、進路を考える若者も多いと思われる。
私も進路にはかなり悩んでいた。山の中に育ち、あまり情報もなかったし、何をしたらよいか具体的には何もなかったに等しい。特に中学ぐらいまでは、具体的な進路は考えられなかった。
しかし一つの目標があった。それは最後まで満足に食べられ、寒さがしのげることであった。その意味では、現在ほぼ目的を達していると言える。中学生から高校時代には、具体的目標は無かったが、消去法で進路を考えていた。商売には向いていないし、学校の先生もする気にはなれなかった。比較的好きなものは動物であったが、それを仕事にするのも難しいと思っていた。
仕事としてはっきり目標を持てたのは、就職してからであった。研究が面白くなり次第にのめりこんでいった。従って、進路は就職してから決めたようなものである。大学卒業時は、就職難時代で、大学も就職などを世話することも無かった時代である。
人生はどのように進むか分からないが、焦らなくても自分の目標は持てるようになると思ている。
久しぶりに散歩
久しぶりに散歩
少し体調を崩し久しぶりに散歩を楽しんだ。今朝は寒く一昨日の雨で溜まっていた水も、氷になっていた。ついでに川の中州の水たまりも、薄氷。ただし風は無く、体感はそれほどでもなかった。
カワラヒワがあちこちで、コロコロビーンと鳴き、繁殖期が始まりになったのであろう。ついでに土手にあるカワズザクラも蕾が膨らみ、暖かく成ればすぐに咲きそうな勢い。でも朝はまだ寒い。
少しでも散歩ができると、気分が変わる。
受験の時期
受験の時期
中学、高校、大学など受験シーズンで、いろいろな選択が行われていることであろう。
難易度が高い学校が良いとされる傾向があるが、それはおそらく間違っている。難易度の高い学校よりは、好きなことが出来る学校が子どもにとっては良いであろう。難易度の高い学校が、勉強の良くできる生徒・学生の集まりかというとそうでもない。
それよりも本人が、好きなことが出来る学校が将来のためであろう。友人が子どもに、入れるところではなく行きたいところに行くようにアドバイスしたら、3年も浪人したと言っていたが、多分それが正解であろう。しかし現在の教育では、何が好きなのか分からなくなっている人も多いであろう。これも重大な問題と思われる。
御礼
御礼
昨日は第20回の「正臣会」にお集り頂き有難うございました。皆様の近況を拝見すると、元気になります。最初の頃の卒業生の皆さんが、そろそろ定年になり人生の転機に来ているようです。いろいろお話も聞け、楽しい時間でした。来年のことはお約束できませんが、できるだけ元気で過ごしたいと思っています。
帰りには、沢山のレモンやハッサクを頂き有難うございました。早速美味しくいただいています。
千田沙也加さんからは、博士論文の出版本を頂き有難うございました。これから読ませていただきます。今後の活躍を楽しみにしております。
毎回お世話いただいている小鹿ご夫婦に感謝です。またブログを世話していただいている伊藤真由子さんにも感謝です。有難うございます。
第20回「正臣会」
第20回「正臣会」
第20回「正臣会」を、2月4日(土)に開催して頂くことになりました。
退職してからもう20年にもなるのですね。
場所はいつものように安城の市民交流センターで、13時からです。
昨年の9月ごろには、来年の夏を超すのは大変だと思っていました。
また11月には、インフルエンザの予防注射、高齢者の運転免許のための認知症検査、12月にはコロナの予防接種そのたびに体調を崩し、かなり危ない状態になってきています。今回で最後かもしれません。
皆さん宜しくお願いいたします。