正臣会 夏企画 2017.8.20.(日)

皆さま

いつもご無沙汰いたしています。
名古屋市の小林先生が企画して下さり、今年の夏は木曽駒ケ岳に出かけることになりました。
ご都合のつく方はご参加ください。

昨年は、名古屋市の磯貝先生のお世話により、伊吹山に行きました。
涼しさと懐かしい体験をしました。
と言いますのは、私が23歳で最初に赴任した東京教育大学理学部の菅平実験所(現在筑波大学センター)は、標高1300メートルにありました。校内に沢山イブキジャコウソウが在り、最初に覚えたのがこの名前と香りでした。
伊吹山には、イブキジャコウソウがほとんどなく、わずかに残っている枯葉を1枚頂き、懐かしい匂いをかぎました。実に53年ぶりのことでした。


正臣会夏企画 木曽駒ケ岳  2017.8.20.(日)

予定としては、
お車の方は、駒ヶ根ICで降りて菅の台バスセンターの大きな駐車場に9時30分までに着いていただけば、おそらく9時45分のバスか(混んでいて乗れないときはその次)10時15分のバスに乗れるのではないかと思います。その後は、ロープウェイでお昼ぐらいに千畳敷に到着して、カールを散策したり、スタミナのある方は、宝剣岳を目指して山登りをしていただいたりして3時過ぎに帰りのロープウェイに乗って4時30分頃菅の台に到着かなと思います。
 集合は、菅の台のバスセンターが分かりやすいのではないかと思っています。
 朝の時間が早いようでしたら、もう30分~1時間遅らせても構いませんが、千畳敷での滞在時間が短くなるかなと思います。
 無理のない範囲で、すこしでも多くの方が参加できるプランにできれば幸いです。
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第4回 正臣会のお知らせ

第4回 正臣会が行われます。
1 日 時:2007年2月17日(土) 13:00~16:30
2 会 場:安城市文化センター

詳細については以下のURLをご覧ください。

  http://blog.goo.ne.jp/kinken_ob/

           正臣会HP担当/伊藤
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第3回正臣会 ありがとうございました。

第3回正臣会が無事に終了いたしました。
30名を超える参加者があり
楽しいひとときを過ごすことができました。
第4回の正臣会でまたお会いできるのを楽しみにしております。
(HP担当/伊藤)
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第3回 正臣会 一般講演要旨

一般講演の講演要旨です。

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発表者:近藤洋一朗さん
<タイトル>
ロジステック回帰分析を用いたアカガエル類の産卵環境の予測

<概要>
千葉県長柄町において、ニホンアカガエル及びヤマアカガエルの産卵に必要な環
境要因について調査を実施し、結果についてロジスティック回帰分析(多変量解
析の一種)用いて解析を行った。調査は2005年2月に水田等の止水域(687地点)
において、卵塊の有無(目的変数)及び環境要因(説明変数)のデータを取得し
た。解析の結果から、アカガエル類は水深が浅く、広くまとまった水面で、周辺
に森林が広く分布する環境を産卵場として選択し、ヨシ原や、森林から遠い水域
は産卵場として選択され難い傾向が認められた。またヤマアカガエルはニホンア
カガエルに比較し、より周辺に広い森林を必要とする傾向が認められた。

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発表者:小鹿 亨氏

演題:日本産ケブカミジンコ属とオカメミジンコ属の新種について

日本産のミジンコ類は約100種が記録されている。水田はわが国の特徴的な陸水
環境であるにもかかわらず、ミジンコをはじめ微小生物については、未調査な分
野が多い。岐阜県と愛知県の水田を調べたところ、ケブカミジンコ属2種とオカ
メミジンコ属1種の新種を発見したので、それぞれ、ミカワケブカミジンコ、ヒ
ダケブカミジンコ、ニッポンテングオカメミジンコとして記載した。


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発表者:高田 憲明 氏

演題:「犬山市理科副教本「理科だいすき」の作成とカリキュラムづくり -楽しさと喜びの「学び」づくりをめざして-」
です。

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発表者:早川 裕氏


研究題目 「中学校における特別支援教育の方向性」
要旨
 平成16年1月:「小・中学校におけるLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥/
多動性障害)、高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライ
ン(試案)」が公表された。また、平成17年12月には「特別支援教育の在り方」
についての答申がなされ、その中で学校においては、特別支援教育コーディネーター
の校内における役割と位置づけについての重要性が示唆されている。このような経緯
から、私は、中学校において特別支援教育を進めていくためには次のような課題があ
るのではないかと考えた。

課題1:校内における特別支援教育体制の構築
課題2:具体的な支援の手立て
課題3:教師の専門性の向上

○特別支援教育実施に向けた手立て

組織の活用(組織開発):日常生活における「教師の気付き」をカテゴリー化するこ
とで、児童・生徒に関する情報の活用のしかたを見直し、情報集約型組織から情報循
環型組織への転換を考えた。

教師・保護者の共通理解:「相談室だより」の発行を通して、児童・生徒との関わり
方を日常的に相互に模索するとともに、スクールカウンセラーとの連携が促進され、
特別支援教育体制の構築に向けた、保護者と学校との共通理解が図られるのではない
かと考えた。

評価の活用:絶対評価における観点別評価の活用によって、生徒個々の学習スタイル
についての特質を捉え、学習支援にフィードバックさせた。中学校における教科担任
制の有効活用。

定期テストの見直し:理科の定期テストにおいて、問題文に漢字の読み仮名を付けた
ところ「知識・理解」の観点において下位の成績であった生徒について、得点の上昇
が見られた。

○生徒の変容
 以上のような取り組みを1年時より複数の教師で継続して行ってきたところ、「授
業中に集中していられる時間が長くなった」「奇声を発しなくなった」「提出物が期
限までに出せるようになった」など学習面での向上が見られるようになった。また、
他の生徒から理解されるようになったことから友人関係が好転し、学級活動にも意欲
が見られるようになった。本研究では、軽度発達障害ではないかと思われる児童生徒
に関しては、必要に応じて本人に対するアセスメントの観点から、心理検査を実施
し、知能や認知に関する特質を捉える必要もあるが、視点を少し変えて「教師の専門
性とは学習支援をすることにある」と考えたとき、これまで多くの教育実践研究でな
されてきた「わかる授業」や「個に応じた教育」の有効活用が、特別支援教育につな
がり、実際の学習支援を進めていく上で有効ではないかと考えられた。

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発表者:花井 隆晃氏 
演題:ミゾソバ(タデ科)の分類学的再検討

 ミゾソバは東北アジアに分布し,日本国内では沖縄を除く全国で普通に見られるタデ科の一年生草本である。形態的・生態的な調査と染色体数の観察の結果、広義のミゾソバは新種2種を含む4種1亜種1変種に整理された。
新種2種はそれぞれ
ニシミゾソバPolygonum hasegawae Hanai et Seriz.,
コミゾソバPolygonum mikawanum Hanai et Seriz
と命名し,そのうちコミゾソバは基準産地を岡崎市池金町北山湿地とする予定である(現在投稿中)。


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発表者:夏目明香
(名古屋大学大学院生命農学研究科動物生産科学第二)

演題:海外の博物館における標本調査とその成果
     ~骨からみる世界のカモシカ~

 カモシカは「シカ」ではなく「ウシ」の仲間であり,偶蹄目ウシ科ヤギ亜科に属している.カモシカは現在10種に分けられており,アジアを中心としたユーラシア大陸と北アメリカに断続的に分布している.カモシカグループは角の変化や大型化が少なく,体格も小型から中型で四肢も短いといった原始的形質を保有している.
演者はニホンカモシカNaemorhedus crispusを中心としたカモシカ類の頭骨形態に関する研究を行っている.各種頭骨の比較を行うためには,骨標本を保有する各博物館に赴き,データを収集する必要がある.加えて,比較可能な個体数を確保するためには,数箇所の博物館を訪問しなければならない.
本発表では演者が最近行った標本調査の結果,狭義のカモシカ類であるニホンカモシカN. crispus,スマトラカモシカN. sumatraensis,タイワンカモシカN. swinhoeiの3種の形態学的類縁関係に関して言述できるデータが集まったのでそれらの成果について発表する.また,海外における博物館調査を行ったことにより,ニホンカモシカの標本に纏わる興味深い問題も知ることが出来たので,これらの事実についても報告する.

本研究は(財)藤原ナチュラルヒストリー振興財団第13回学術研究助成によって実施された.


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第3回 正臣会の申し込み
参加申し込みにつきましては、必要事項をご記入のうえ
以下のアドレスへメールでお知らせください。
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kinken_ob@mail.goo.ne.jp
伊藤真由子
①タイトル:第3回正臣会参加申し込み
②お名前
③メールアドレス
④住所
⑤電話番号 
⑥卒業生の方は、卒業年度
⑦懇親会への参加希望(会場近くで行います。3000円+飲み代を予定しております。)
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第2回の正臣会

第2回の正臣会は2005年1月15日(土)です!

2004.12.16
                                 世話人:早川昌弘、小鹿登美
   第2回正臣会の予定
 
 以前メールやHPでもお知らせのように、第2回正臣会を下記のように実施します。お
誘い合わせの上、多数のご参加をお待ちしております。なお、参加について1月10日
(月)までに事務局までご連絡ください。
 
                   記
 
1 日 時:2005年1月15日(土)13時から16時半まで
2 会 場:安城市文化センター
       会場は安城市役所を目印に来ていただくとわかりやすいでしょう。
       市役所と郵便局の間になる施設です。
       17時から懇親会(会場:松楽 中華料理店で会場から徒歩で3分ほど)
   *会場(安城市文化センター)は、9時から借りているため、早めにご来場いただいても入れます。
3 日 程:
1)会務連絡(1世話人交代、2サイト管理の件、3活動への希望など)
2)一般講演 13時ころ開始
  ○「安城市内のカメ類の現状」(仮題)杉浦慎二朗氏(金森研卒)
  ○「安城市内のほ乳類の現状」(仮題)小鹿登美氏 (金森研卒)
   ※他にもご講演がいただける方があれば、ぜひお願いします。
事務局にご一報ください。
3)金森先生のご講演 13時40分~16時半 
   ○演題:前半:「カンボジアの子どもから見た日本の子ども」
後半:「『宮沢賢治:雨にも負けず』を読む」
 金森先生のメールによると「前半は、カンボジアの子どもの遊びを写真で見ながら、日
本の子どもとの違いから、現在の「子どもの虐待」や「自殺」などを考え、後半は、宮沢
賢治の世界から、前半の問題の理解の方法を探る。」とのことです。

 s54年度金森研卒の高田憲明さんから、犬山市で作成している理科副教本(小学校3年
~6年版)をお分けいただけるそうです。初版(平成15年版)で,4冊がセットで30
00円です。希望される方は,事務局に連絡いただくか、高田さんに直接申し込んでくだ
さい。1月14日までに申し込まれれば、当日の会場でお渡しできるとのことです。また、
1月15日に参加せず、郵送をご希望の場合はそのむねお伝えください。
 
4)懇親会 17時~(中華料理:松楽しょうらく)  
  *懇親会へは、文化センターから徒歩で3分のところです。
 
4 会費:すべて当日集金
  ○正臣会費:500円(会場費・資料代・飲み物代・写真代など)
  ○懇 親 会:3,000円+飲代
  駐車場:文化センターに駐車場あり。隣接する市役所などにも駐車場があります。
      ※飲酒を考えられている方は、公共交通機関利用でご来場ください。
 
参加申し込み連絡先:退官記念事業会 小鹿登美0566(98)6685(FAX共)
    tooru-ojika@muc.biglobe.ne.jp
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第1回正臣会について

第1回正臣会について

 第1回正臣会は2004年1月31日・2月1日に行う方向で、内容や場所などを調整に入りたいと思います。なお、本会への参加について、多くの方にご参会いただけるよう、知り合いの方に声をおかけください。
(2003.11.16)
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第1回正臣会の日程

第1回正臣会の日程が決まりました
第1回正臣会は2004年1月31日(土)に行われます。
詳しくは→第1回正臣会
(2004.1.15)
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帰国

金森先生が10月下旬に帰国されました。
正臣会の第1回は新年1月下旬から2月上旬になりそうです。
(2003.11.6)
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帰国の予定

金森先生が10月下旬から11月上旬ころ帰国の予定です。
第1回の正臣会の準備に入りたいと思います。アイデアやご希望があれば事務局までお寄せください。
(2003.10.20)
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