JX石油開発、日本郵船およびその関連会社のKnutsen NYK Carbon Carriers AS (KNCC)は、KNCC社の独自技術「カーゴタンクシリンダー」(CTC)を活用した二酸化炭素(CO2)の液化・貯蔵プロセスの最適化に関する共同検討の覚書を締結した。
同検討は、低温低圧(LP)方式や中温中圧(MP)方式と比較して、高い温度・圧力で液化CO2を貯蔵・輸送する常温昇圧(EP)方式の特徴を活用する。
CTCを用いてCO2輸送システムを最適化することを目指すもので、EP方式の活用により、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage、CO2の回収・利用・貯留)バリューチェーンを構築する上で想定される、設備投資・エネルギー消費・環境負荷などの課題の解決策の一つになることが期待される。
3社は、KNCC社がノルウェーに保有するCTCの実証試験設備「テストリグ」を活用し、2024年後半までに最適化の検証を行う。
その結果を踏まえて、次の段階として、社会実装の可能性を具体的に検討する。<日本郵船>
同検討は、低温低圧(LP)方式や中温中圧(MP)方式と比較して、高い温度・圧力で液化CO2を貯蔵・輸送する常温昇圧(EP)方式の特徴を活用する。
CTCを用いてCO2輸送システムを最適化することを目指すもので、EP方式の活用により、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage、CO2の回収・利用・貯留)バリューチェーンを構築する上で想定される、設備投資・エネルギー消費・環境負荷などの課題の解決策の一つになることが期待される。
3社は、KNCC社がノルウェーに保有するCTCの実証試験設備「テストリグ」を活用し、2024年後半までに最適化の検証を行う。
その結果を踏まえて、次の段階として、社会実装の可能性を具体的に検討する。<日本郵船>
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各社の役割分担は次の通り。
JX石油開発:CCUS事業に関わる知見提供とプロセス検証の実施
日本郵船:全体方針策定、実現性・妥当性評価
KNCC:液化CO₂輸送船に関する技術・法規的知見の提供およびEP方式の液化プロセス検証の実施
JX石油開発:CCUS事業に関わる知見提供とプロセス検証の実施
日本郵船:全体方針策定、実現性・妥当性評価
KNCC:液化CO₂輸送船に関する技術・法規的知見の提供およびEP方式の液化プロセス検証の実施