“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「建築設備手帖 2024」(建築設備技術懇話会編/森北出版)

2024-03-13 09:31:23 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:建築設備手帖 2024

編者:建築設備技術懇話会

発行:森北出版

 設計・施工・営業,いろいろな場面で役立つ最新データを掲載。[日誌欄]・1週間ごとの見開きダイアリー・六曜 / 暦 / 行事・年間カレンダー・月別予定表 [資料] 電気設備編・電線などの電気材料関連・許容電流などの一般要項・照明などの電力設備関連・警報装置などの通信・情報設備関連・物価表などの料金関連など 機械設備編・管類などの管工事用材料関連・給排水衛生,防災,空調,エレベーターなどの各種設備・CASBEE,グリーン購入法などの環境関連・物価表などの料金関連・申請手続き,法令関連など
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい土木施工の本」(溝渕利明著/日刊工業新聞社)

2024-02-19 09:38:19 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい土木施工の本

著者:溝渕利明

発行:日刊工業新聞社

 土木施工は道路、ダム、橋などの構造物を造るために欠かせない技術である。多くの書籍ではそれらの施工法を解説しているが、そもそも施工はヒト・モノ・カネ等によって大きく変化する。同書では安全性、コスト、工期や、構造形式、使用材料、環境条件などの土木施工を成り立たせる様々な因子に着目し、土木施工とは何かを広く解説する。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「超高層住宅の未来絵図」(高井宏之、髙田光雄、鈴木雅之編著/技法堂出版)

2024-02-08 09:32:52 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:超高層住宅の未来絵図~アジア4都市からみた日本~

編著:高井宏之、髙田光雄、鈴木雅之

発行:技法堂出版

 超高層住宅が積極的に建設されているアジア4都市(シンガポール・香港・北京・台北)の設計と住まい方を紹介し、日本の超高層住宅の未来像を展望する書。今日的課題である大規模災害時の対応や新型コロナ対応にも関連づけ、今後の計画のあり方への提言を行う。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「環境と建築」(日本建築学会編/技報堂出版)

2024-01-31 09:33:56 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:環境と建築~2023年度日本建築学会設計競技優秀作品集~

編者:日本建築学会

発行:技報堂出版

 1952年から開催されてきた「日本建築学会設計競技」の2023年度の課題は「環境と建築」。建築は環境の中にたち、そしてそこに、新しい環境を創り出す。建築は、どういう環境を創り出せるのか。建築と環境がどのような創造的な関係を生み出せるか、建築が環境創造にどう関われるか、さまざまな提案をする。応募総数300作品の中から審査を経て入選した70の優秀作品を、講評とともに掲載。建築家を目指す若い設計者、学生の皆さんは、どうか参考にしていただきたい。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「コンパクト建築設計資料集成<第4版>」(一般社団法人 日本建築学会編/丸善出版)

2024-01-17 09:38:18 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:コンパクト建築設計資料集成<第4版>

編者:一般社団法人 日本建築学会

発行:丸善出版

 時代の変化をとらえて19年ぶりの全面改訂。同書は学生を主たる対象とし、建築製図の補助資料、建築計画の講義の教材として、膨大な建築設計資料から情報の抽出・編成を行った。情報ネットワークを通じて多様な情報が容易に入手できる時代において、建築の押さえるべき基本、すなわち変わらないところ、変えてよいところ、変えねばならないところ等を判断する基礎を示すもの。今回の改訂においては、共生、多様性、少子高齢化、老朽化、デジタル化、施設マネジメント、災害復興、持続可能性、低炭素化社会などのキーワードをとらえた。急速な変化の中で、社会的かつ建築的な課題を建築計画・設計としてどう受け止めるのか。従来の建物種別を超えて新たな建築像をどう描くのか。「建築デザインの基礎」「アクティビティと空間」「プログラムと建築」の3部構成で、その発想の手がかりを示す。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「Excelで解く構造力学 最適設計編」(藤井大地、松本慎也著/丸善出版)

2024-01-10 09:31:20 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:Excelで解く構造力学 最適設計編

著者:藤井大地、松本慎也

発行:丸善出版

 同書は,Excel VBAを用いた構造最適化ソフトの作成を通して、3次元骨組の位相最適化、形状最適化、部材断面最適化の基本的な考え方を学ぶテキスト。各章では、理論、プログラム作成法の順で解説しており、理論を学んだあとに手を動かしてプログラミングすることで、知識をしっかりと定着させることができる。作成する構造最適化ソフトでは、データ入力、解析、図の表示までを一貫して行うことができ、実際の設計にも利用可能。また、構造最適化ソフトの使い方は独立して解説しているので、出来上がったものをホームページからダウンロードすることで、まずは気軽にExcelで最適化手法を使ってみることもできる。最適化手法を理解して活用したい方や、プログラミング技術、構造設計技術の向上を目指す方に最適な一冊。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「日本の建築」(隈 研吾著/岩波書店)

2023-12-04 09:51:08 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:日本の建築

著者:隈 研吾

発行:岩波書店(岩波新書)

 都市から自然へ、そして集中から分散へ・・・。モダニズム建築とは異なる道を歩んだ日本の建築家の足跡を辿り、その精神に迫る。西欧の建築に日本が出会って約150年、建築家たちは日本建築をどう捉え、どう表現してきたのだろうか。たびたび災害に見舞われる日本で、たとえば村野藤吾をはじめとする建築家は「弱さ」や「小ささ」を大切にしながら、モダニズムとは異なる道を歩んだ。その精神を受け継ぎ著者は次へと歩を進める。日本建築の本質と未来。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「空間の名づけ」(塩崎太伸著/NTT出版)

2023-10-25 09:59:30 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:空間の名づけ~Aと非Aの重なり~

著者:塩崎太伸

発行:NTT出版(建築・都市レビュー叢書 第7弾)

 2022年住宅建築賞受賞の建築家、初の思索的エセー。建築論・都市建築表象論に内省的問いを投げかける。20世紀初頭からはじまるモダニズム建築は、産業革命による建築の工業化を背景に、鉄、ガラス、コンクリートを素材に、機能性・合理性を重視する標準的なスタイルをもった建築物を世界中に生みだしたが、それは建築物のみならず、建築言語の刷新あるいは標準化でもあった。なかでも、「空間」という言葉がその受け皿となり、広く流布したが、しかしその使われ方は一様ではなく、実際にはさまざまな建築家たちがそこに異なるアイディアを仮託することで、多義的な、ときに曖昧な意味を持つようになった。他方で、その建築言語は、設計者/施工者/住まい手の分離を前提とするという特徴をもっており、つくる側/つかう側という分断を不可避的に生みだした。その亀裂は、モダニズム建築が世界を均一化していく過程で、より深まっていった。こうした分断をまえにして、「空間とは何か?」「空間になぜ名前があるのか?」「空間になぜ私たちは名を与えるのか?」という原初的な問いにあえて立ち戻りながら、つくる側とつかう側の「重なり」をあらためて探求する。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「教養としての建築入門」(坂牛卓著/中央公論新社)

2023-07-26 09:53:28 |    建築・土木



<新刊情報>




書名:教養としての建築入門~見方、作り方、活かし方~

著者:坂牛卓

発行:中央公論新社(中公新書)

 美術館の意匠に感動し、憧れの旅館で心を癒す。名建築で過ごす時間はなぜ格別なのか。建築の見方と作り方を知れば、暮らしは快適になり、楽しみが増す。同書は、日本と西洋の建築史を一望し、観賞・設計・社会という三つのアプローチから建築を堪能する入門書。「機能」と「美」から分け入り、現代に至る建築の画期を読み解く。建築家の世界も惜しみなく紹介。あなたも建築通に。観光や街歩きの格好のガイドになる。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「わかりやすい鉄骨の構造設計<第五版>」(日本鋼構造協会編/技報堂出版)

2023-06-30 09:33:25 |    建築・土木



<新刊情報>



書名:わかりやすい鉄骨の構造設計<第五版>

編者:日本鋼構造協会

発行:技報堂出版

 発刊から約15年が経過した「わかりやすい鉄骨の構造設計 第4版」(2009年)の全面改訂版。この間、東日本大震災や熊本地震などの自然災害を受け、法改正等に伴う建築基準法令の解説書である「建築物の構造基準解説書」の2度にわたる改定、日本建築学会の規準・指針類の改定などが行われた。鉄骨構造設計に係わる大きな変更点としては、梁端接合部の設計においてウェブのモーメント伝達効率を検討することや、露出型柱脚の設計において、下部コンクリートの設計をしっかり行うことが強く求められるようになった。今回の改訂では、これら実務設計で求められる項目について、全面的に反映させている。併せて、実務者の参考図書としてはもとより、大学の教科書としての使いやすさに配慮し、第4版までの記載内容を全面的に見直し、法令に拠るもの、建築学会規準・指針に拠るものを明確に整理し、法令の規定を基軸としつつ、建築学会規準・指針については法令を補完する重要情報として参照することで、よりいっそう実用に則すよう、整合をはかったものになっている。
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