“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―                 科学技術研究者   勝 未来

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「《吉川弘之対談集》科学と社会の対話」(科学コミュニケーションセンター 編/丸善出版)

2017-03-31 10:30:56 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:《吉川弘之対談集》科学と社会の対話~研究最前線で活躍する8人と考える~

編者:科学コミュニケーションセンター    

発行:丸善出版
 
 科学と社会がより密接な関係になるには、「社会」「科学」の双方から考える必要がある。 同書は、吉川弘之・東京大学元総長がインタビュアーを務め、科学技術の各分野で世界をリードする8名の研究者にこの難題をぶつけ、各研究者がどのように考えるかを興味深く語った内容をまとめている。

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★科学技術ニュース★神奈川科学技術アカデミーなど、コバルト酸鉛の合成に世界で初めて成功し、新規の電荷分布を発見

2017-03-31 10:30:31 |    化学

 神奈川科学技術アカデミー、東京工業大学を中心とする研究グループは、ペロブスカイト型酸化物コバルト酸鉛 (PbCoO3) の合成に成功し、鉛とコバルトの両方が電荷秩序を持った、「Pb2+0.25Pb4+0.75Co2+0.5Co3+0.5O3」という他に例のない電荷分布が実現していることを発見した。

 鉛とコバルトのエネルギー準位を制御することで特殊な電荷分布を実現、放射光X線と中性子線を用いた研究で、電荷秩序構造を明らかにした。

 電荷秩序が融解する際には超伝導や巨大磁気抵抗効果が発現することが多く、今後PbCoO3を改質することで、こうした現象が起きることが期待される。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>「ビッグデータの支配とプライバシー危機」(宮下 紘著/集英社)

2017-03-31 10:29:58 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:ビッグデータの支配とプライバシー危機   
 
著者:宮下 紘

発行:集英社(集英社新書)   
 
 オーウェルの小説「1984」の世界がすぐそこに。あらゆる情報がネットに接続されたビッグデータの専制から自由と尊厳を守るには? 欧米の事情に詳しい著者が、新時代のプライバシー権の論点を示す。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「音響学入門ペディア」(日本音響学会編/コロナ社)

2017-03-30 07:40:57 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:音響学入門ペディア

編者:日本音響学会、羽田陽一、大川茂樹、木谷俊介

発行:コロナ社
 
 研究室に配属されたばかりの初学者が、その分野では日常的に使われてはいるが理解が難しい事柄に関して、先輩が後輩に教えるような内容を意図している。

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★科学技術ニュース★量子ICT先端開発センターとプロドローン、ドローンによる動画データの完全秘匿中継技術を開発

2017-03-30 07:40:25 |    通信工学

 情報通信研究機構(NICT)の佐々木 雅英主管研究員を中心とする量子ICT先端開発センターのメンバーは、プロドローンと共同で、撮影ドローンが写した動画データを、中継ドローンを介して、電波が直接届かない場所であるカバレッジホールまで完全秘匿化したまま、無線局免許不要の市販Wi-Fi機器を用いて伝送する技術を開発した。

 データ欠損が頻繁に生じるドローン通信において、カメラ映像を低遅延かつ安全に中継伝送するため、データ欠損の検知と効率的な鍵同期フレーム構造を開発し、真性乱数を用いたワンタイムパッド暗号による完全秘匿データ中継を可能にして、屋外フィールド実験と屋内実験によって実証したもの。

 撮影・中継ドローンを複数機配置すれば、さらに、高秘匿ネットワークを広域、かつ即座に提供することができるようになるため、今後は、重要施設の監視などの用途に広く活用できると期待される。

 

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「地球はなぜ「水の惑星」なのか」(唐戸俊一郎著/講談社)

2017-03-30 07:38:54 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:地球はなぜ「水の惑星」なのか~水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史~

著者:唐戸俊一郎

発行:講談社(ブルーバックス)

 地球は「水の惑星」と呼ぶにふさわしい天体だ。しかし、地球の水の「起源・分布・循環」という三つの謎は、大きな未解決問題として残されている。同書は、水がこの惑星にどんな影響を与えてきたかの謎に、地球誕生からプレートテクトニクスまで、さまざまな角度で迫る。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「理化学研究所」(山根一眞著/講談社)

2017-03-28 09:48:48 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:理化学研究所~100年目の巨大研究機関~

著者:山根一眞

発行:講談社(ブルーバックス)

 理化学研究所は、100年目を迎える2017年に450の研究室、3000人の研究者を擁し、世界有数の研究所として全国に研究施設を持つ。ノンフィクション作家・山根一眞がその研究現場をつぶさに訪ね歩き、今いったいどんな研究が行われ、研究者たちは何を目指しているのか、その全貌を明らかにする。

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★バイオニュース★ヤンマー、ミャンマーで籾殻によるバイオマスガス化発電開始

2017-03-28 09:48:13 |    ★バイオニュース★

 ヤンマーは、ミャンマー連邦共和国の首都ネピドーにおいて、籾殻を活用した同国では最大規模のバイオマスガス化発電実証プラントを竣工し、精米所に併設した分散型電源の実証試験施設として3月23日より本格的に稼動を開始した。

 同プラントは、現地企業であるMAPCO(Myanmar Agribusiness Public Corporation)の精米所内に、毎年大量に発生する籾殻を活用したバイオマスガス化発電施設。

 現地で栽培・収穫された米の籾殻をガス化発電システムの燃料として活用し発電することで、精米施設の稼働に必要な電力の全量を供給することが可能になると見込まれている。

 また、分散型電源であるコージェネレーションシステムにより、廃熱を利用した熱供給も行う。さらに従来の系統受電と比べて大幅なCO2削減による環境保全にも貢献する。

 同実証試験を成功させ、将来的には電力供給が不安定なミャンマーをはじめとする東南アジア各国へ同発電システムの普及を目指す。

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★科学技術ニュース★産総研、200℃から800℃の熱でいつでも発電できる熱電発電装置開発

2017-03-28 09:47:51 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 産業技術総合研究所(産総研) は、工業炉、焼却炉、エンジンなどの排熱から発電できる空冷式のポータブル熱電発電装置を開発した。

 この発電装置は冷却水を用いず発電でき、複雑な設置工事も必要としない。

 今回の発電装置は、産総研が独自に開発した800℃の高温でも安定して発電する酸化物熱電モジュールと、空冷部分にヒートパイプを用いることで実現した。

 200℃~800℃の熱源があれば発電装置の集熱部を高温の場所にかざすだけで発電できるため、工場や焼却場の排熱から簡単に発電できる。また、災害時の緊急電源としても利用できる。

 この熱電発電装置の部材は、従来の熱電材料に含まれていた有毒な鉛などを含まない、人体に無毒なカルシウム、コバルト、マンガンの酸化物素材で作られ、回転系や引火性の部品も無いため安全であり、製造時に消費したエネルギーも約5か月の発電で回収できる。

 この発電装置は、排熱量や電気の必要量によって、複数の発電装置を接続して高出力を得ることができる。

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ドライバーレス革命」(ホッド・リプソン、メルバ・カーマン著/日経BP社)

2017-03-28 09:47:22 | ●科学技術書・理工学書 <新刊情報>(2018年5月4日以前)●

 

<新刊情報>

 

書名:ドライバーレス革命~自動運転車の普及で世界はどう変わるか?~

著者:ホッド・リプソン、メルバ・カーマン

訳者:山田美明

発行:日経BP社

 来たるべき自動運転車社会のインパクト、最新技術を丁寧に解説。「車が知能を持つ輸送ロボットにどのように変わっていくか?」「ドライバーレス・カーは自動車産業にどんな影響を及ぼすのか?」「毎日退屈で危険な運転をしていた状態から、快適かつ自由に移動できる状態になると、街はどう変わるのか?」「過去60年近くに及ぶ自動運転の失敗の歴史とは?」「無人運転を可能にする最新のハードウェアやソフトウェアのテクノロジーとは何か?」こうした疑問を一つひとつ、丁寧に解き明かす。

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