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★科学技術ニュース★2018年「科学ジャーナリスト賞」、信濃毎日新聞社編集局 「つながりなおす」取材班が大賞を受賞

2018-06-20 09:30:29 |    ◆受賞◆

 2018年「科学ジャーナリスト賞」は、大賞を信濃毎日新聞社編集局 「つながりなおす」取材班が受賞した。

【科学ジャーナリスト大賞(1件)】

  信濃毎日新聞社編集局 「つながりなおす」取材班 代表 小松恵永
    「つながりなおす 依存症社会」(2017/1/3〜6/29)の連載に対して

【科学ジャーナリスト賞(3件)】

  ドキュメンタリー映画監督・プロデユーサー 佐々木芽生
    「おクジラさま ふたつの正義の物語」(集英社)の著作に対して

  文筆家 川端裕人
    「我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な『人類』たち」(講談社)の著作に対して

  日本放送協会(NHK)報道局 政経・国際番組部 ディレクター 安部康之、同 チーフ・プロデューサー 相沢孝義

    クローズアップ現代+「中国“再エネ”が日本を飲み込む!?」(2017/12/4)の番組に対して

【特別賞(1件)】

  理科ハウス 館長 森裕美子
    世界一小さな科学館「理科ハウス」の設立・運営に対して

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★科学技術ニュース★第34回(2018)「京都賞」、カール・ダイセロス博士(先端技術部門)、柏原正樹博士(基礎科学部門)、ジョーン・ジョナス氏(思想・芸術部門)が受賞

2018-06-18 09:32:23 |    ◆受賞◆

 稲盛財団は、第34回(2018)「京都賞」の受賞者にカール・ダイセロス博士(先端技術部門)、柏原正樹博士(基礎科学部門)、ジョーン・ジョナス氏(思想・芸術部門)の3名を決定した。

 本年の授賞対象分野は、先端技術部門がバイオテクノロジー及びメディカルテクノロジー、基礎科学部門が数理科学(純粋数学を含む)、思想・芸術部門が美術(絵画・彫刻・工芸・建築・写真・デザイン等)。
 
 先端技術部門のカール・ダイセロス博士(46)は、本賞史上、最年少での受賞となります。

<先端技術部門>

カール・ダイセロス博士 

   光遺伝学の創成と因果関係を証明するシステム神経科学の展開 

     神経科学者 アメリカ 46歳

     スタンフォード大学 教授/ハワード・ヒューズ医学研究所 研究員

<基礎科学部門>

柏原正樹博士 

  現代数学諸分野への多大な貢献 D加群の理論の基礎からの展開

     京都大学 数理解析研究所 特任教授

     数学者 日本 71歳

<思想・芸術部門>

ジョーン・ジョナス氏 

  パフォーマンスとニューメディアを融合させた新しい芸術表現の先駆者であり、50年にわたり現代美術の最先端を走り続ける芸術家

    美術家 アメリカ 81歳

    マサチューセッツ工科大学 名誉教授

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★科学技術ニュース★2018年(第27回)「ブループラネット賞」、ブライアン・ウォーカー教授(オーストラリア)とマリン・ファルケンマーク教授(スウェーデン)が受賞

2018-06-14 09:32:49 |    ◆受賞◆

 2018年(第27回)「ブループラネット賞」(主催:旭硝子財団)は、ブライアン・ウォーカー教授(オーストラリア)とマリン・ファルケンマーク教授(スウェーデン)が受賞した。

 受賞者による記念講演会が次の通り開催される。

    10月11日(木) 国際連合大学(東京都渋谷区)

    10月13日(土) 京都大学益川ホール(京都)

ブライアン・ウォーカー教授(オーストラリア)

    1940年9月23日生れ
     
    オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)名誉フェロー、 オーストラリア国立大学名誉教授

 「社会-生態システム」におけるレジリエンス(回復性 強靭性)概念の開発に最も大きな貢献をし、変動する環境下で社会が持続するには、高いレジリエンスが必要であることを提唱した。教授の研究とリーダーシップにより持続可能性を見据えたレジリエンスの研究が盛んに行われ、教授の先駆者としての功績と社会に与えた影響は非常に大きい。今日、レジリエンスは環境保全、持続可能な開発、環境経済、環境保護、防災政策などの基本的概念となっている。

マリン・ファルケンマーク教授(スウェーデン)

    1925年11月21日 生れ

    国際応用水文学教授、ストックホルム レジリエンスセンター上級研究員、ストックホルム国際水問題研究所(SIWI) シニア科学アドバイザー

 最も著名な国際水文学者で、長年にわたり水問題を地球規模の課題として提唱し、水を生物圏の血流ととらえた斬新な発想と持続可能な社会のための広範な活動は今日の環境問題解決の考え方に多大な影響をあたえた。Falkenmark指標は世界の水資源の比較に重用され、教授のGreen/Blue Waterの概念は水資源消費量の大部分を占める農業用水管理に用いられる標準的な概念である。 1960年代に、アフリカの貧困や飢餓と水問題との関連に気づき、地球の水不足と様々な環境問題の分析に貢献している。

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★科学技術ニュース★平成30年度「全国発明表彰」、有機EL素子及び有機発光媒体の発明と放射性廃棄物の処理方法の発明が受賞

2018-05-22 09:37:05 |    ◆受賞◆

 発明協会は、平成30年度「全国発明表彰」として恩賜発明賞に有機EL素子及び有機発光媒体の発明、21世紀発明賞に放射性廃棄物の処理方法の発明を選定した。 


第1表彰区分 恩賜発明賞

    有機EL素子及び有機発光媒体の発明(特許第4221050号)

       発明者:松浦正英(出光興産)
             舟橋正和(出光興産)
             福岡賢一(出光電子材料韓国)


第2表彰区分  21世紀発明賞

    放射性廃棄物の処理方法の発明(特許第6106892号)

       発明者:大津秀暁(理化学研究所)
             藤田玲子(科学技術振興機構)
             松崎禎市郎(理化学研究所)
             櫻井博儀(理化学研究所)
             下浦 享(東京大学)
             水口浩司(東芝)
             大井川宏之(日本原子力研究開発機構)
             小澤正基(科学技術振興機構)
             仁井田浩二(高度情報科学技術研究機構)

 なお、平成30年度「全国発明表彰式」を、下記のとおり行う。

     日時:平成30年6月12日(火) 午後3時10分~午後4時10分
     会場:ホテルオークラ東京 別館2階「オーチャードルーム」

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★科学技術ニュース★第38回「猿橋賞」、地震学の寺川寿子氏が受賞 

2018-04-18 11:03:41 |    ◆受賞◆

  第38回「猿橋賞」は、名古屋大学講師の寺川寿子氏(「地震活動を支配する地殻応力と間隙流体圧に関する研究」)が受賞した。

 「猿橋賞」は女性科学者を対象として、「女性科学者に明るい未来をの会」が毎年選定している。

 地殻の地震活動は、そこに働く応力だけでなく、断層強度を支配する間隙流体圧にも依存する。寺川寿子氏の特筆すべき業績は、地震の震源メカニズム解から地殻の応力パターンと地震発生時の間隙流体圧分布を推定する独創的な逆解析手法を開発し、地震の発生に至る地殻の物理過程を観測データに基づいて実証的に明らかにしたことである。  

 寺川寿子氏は地震学の研究を始めるまでに10年近くのブランクがあったため、さまざまの困難に直面しながらも、学界常識にとらわれない独創性豊かな一連の研究により、地殻の応力と間隙流体圧に支配される地震発生に至る物理過程を地震の観測データの解析から実証的に明らかにした。

 これらは、地震発生物理の解明と地震発生予測に向けた研究に質的な発展をもたらすものであり、今後地震災害の軽減に貢献することが期待され、猿橋賞にふさわしい研究業績として高く評価できる。

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★科学技術ニュース★日本学士院、第108回(平成30年)「日本学士院賞」発表

2018-03-16 11:15:51 |    ◆受賞◆

 日本学士院は、第108回(平成30年)日本学士院賞を発表した。科学技術関係の受賞者次の通り。授賞式は6月に東京・上野の日本学士院で行われる。


【恩賜賞・日本学士院賞】

豊島 近

 東京大学分子細胞生物学研究所教授・東京大学分子細胞生物学研究所附属高難度蛋白質立体構造解析センター長。生物物理学。「原子構造に基づくイオンポンプ作動機構の解明」。63歳。

【日本学士院賞】

楠岡成雄

 東京大学名誉教授。数学。「確率解析と数理ファイナンスの研究」。64歳。

丸岡啓二

 京都大学大学院理学研究科教授。有機合成化学。「キラル相間移動触媒の創製」。64歳。

相田卓三

 理化学研究所創発物性科学研究センター副センター長・東京大学大学院工学系研究科教授。高分子化学・材料科学。「革新的ソフトマテリアルの精密階層設計に関する研究」。61歳。

堀江 武

 京都大学名誉教授。作物学。「アジア稲作に及ぼす地球温暖化の影響に関するシステム農学的研究」。75歳。

長野哲雄

 東京大学名誉教授・昭和薬科大学常任監事・東京大学創薬機構客員教授。薬学・ケミカルバイオロジー。「蛍光特性制御原理の解明およびバイオイメージングへの応用に関する研究」。68歳。

清野 進

 神戸大学大学院医学研究科特命教授・神戸大学名誉教授。代謝学。「インスリン分泌を制御するシグナル伝達の分子機構に関する研究」。69歳。

【日本学士院エジンバラ公賞

諏訪 元

 東京大学総合研究博物館長・教授。自然人類学。「人類の起源と進化—ラミダス猿人から現生人類へ」。63歳。

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★科学技術ニュース★国際科学技術財団、2018年「Japan Prize(日本国際賞)」受賞者を発表

2018-01-31 11:19:39 |    ◆受賞◆

 国際科学技術財団は、2018年「Japan Prize(日本国際賞)」受賞者を次の通り発表した。

【「資源・エネルギー、環境、社会基盤」分野】」

吉野 彰 博士(日本)
 
  旭化成株式会社 名誉フェロー
  名城大学教授

  授賞業績:リチウムイオン電池の開発

【「医学、薬学」分野】

マックス・クーパー博士(米国)

  エモリー大学医学部教授

ジャック・ミラー博士(オーストラリア)

  ウォルター・アンド・イライザ・ホール医学研究所名誉教授

  授賞業績:Bリンパ球・Tリンパ球系列の発見とそれがもたらした疾患の病態解明と治療法開発

 なお、4月には「Japan Prize Week(日本国際賞週間)」として、受賞者が来日しての様々な行事が予定されており、4月18日(水)には国立劇場にて授賞式、4月19日(木)には東京大学伊藤国際学術研究センターにて受賞記念講演会が行われる。

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★科学技術ニュース★平成29年度の文化勲章・文化功労者が発表

2017-10-25 14:25:37 |    ◆受賞◆

 平成29年度の文化勲章・文化功労者が発表された。科学技術関係の受賞者は以下の通り。

【文化勲章】

藤嶋 昭 東京理科大学長

    光電気化学による水の光分解、微弱光下の光触媒作用の研究

松原謙一 大阪大学名誉教授

    ウイルスタンパク質の生産に成功。B型肝炎ワクチン開発に貢献

【文化功労者】

喜田 宏 北海道大学名誉教授

    インフルエンザウイルスの伝染経路や新型の出現機構を解明

坂口志文 大阪大学特任教授

    免疫学の分野で制御性T細胞を発見

成宮 周 京都大学名誉教授
 
    生化学の分野で炎症や痛みを制御するホルモンに対する受容体を研究

村井眞二 大阪大学名誉教授

    炭素と水素の結合を金属触媒を用いて切断可能であることを示す

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★科学技術ニュース★ノーベル化学賞、新しい電子顕微鏡を開発したスイスと米英の3人が受賞

2017-10-04 19:03:52 |    ◆受賞◆

 2017年ノーベル化学賞は、生物のたんぱく質などを極めて低い温度に冷やし、高解像度で観察できる新しい電子顕微鏡を開発した、スイスのローザンヌ大のジャック・ドゥボシェ名誉教授(75)、米コロンビア大のヨアヒム・フランク教授(77)、英MRC(医学研究会議)分子生物学研究所のリチャード・ヘンダーソン・プログラムリーダー(72)の3氏が受賞した。 

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★科学技術ニュース★ノーベル物理学賞、重力波の観測により米国の3研究者が受賞

2017-10-03 19:01:55 |    ◆受賞◆

 2017年ノーベル物理学賞は、重力波の観測により米国のマサチューセッツ工科大名誉教授のレイナー・ワイス(85)、米カリフォルニア工科大名誉教授のバリー・バリッシュ(81)、同大名誉教授のキップ・ソーン(77)の3氏が受賞した。

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