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“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「天才を殺す凡人」(北野唯我著/日本経済新聞出版)

2025-06-19 09:34:41 |    企業経営



<新刊情報>



書名:天才を殺す凡人~職場の人間関係に悩む、すべての人へ~

著者:北野唯我

発行:日本経済新聞出版(日経ビジネス人文庫)

 世の中には天才と秀才と凡人がいる。凡人は天才を理解できず、排斥する。秀才は天才に憧憬と嫉妬心を持つが、天才は秀才にそもそも関心がない――。職場におけるコミュニケーションの断絶を、才能という観点から鮮やかに斬った話題のベストセラー、いよいよ文庫本化。「AIとリモートワーク時代の天才・秀才・凡人」「読者との一問一答」を加筆。【目次】ステージ1 才能ってなんだろう ステージ2 相反する才能 ステージ3 武器を選び、戦え 解 説 あとがき 読者との一問一答 文庫版のための追論 AI・リモートワーク時代の天才・秀才・凡人 BLOG 凡人が、天才を殺すことがある理由(同書は2019年1月に刊行した同名書を加筆・修正し、文庫化したもの)
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●科学技術ニュース●産総研、研究成果の社会実装を目指しアイスト・ソリューションズ設立

2023-04-07 09:38:20 |    企業経営
 産業技術総合研究所(産総研)は、そのミッションである「社会課題解決と産業競争力強化」を目指し、研究成果の社会実装に向けた体制と活動を強化するため、産総研100%出資により、株式会社AIST Solutions(アイスト・ソリューションズ)を2023年4月1日付で設立した。

 同社は、日本最大級の公的研究機関である産総研の技術資産と研究資源を活用し、積極的なマーケティング活動を通じて、市場や産業のニーズに即応すべく、オープンイノベーションの強化、エコシステムの構築や新規事業創出を行う。

 産総研は、株式会社AIST Solutionsとの協業により、産学官による新たな価値を創造する取り組みを加速し、研究成果の社会実装を通じて、社会課題の解決と我が国の産業競争力強化に貢献していく。<産業技術総合研究所(産総研)>


会社名:株式会社AIST Solutions(アイスト・ソリューションズ)
所在地:(東京)東京都港区西新橋一丁目1番1号 日比谷フォートタワー
    (つくば)茨城県つくば市梅園一丁目1番1号
設立日:2023年4月1日
代表者:逢坂清治
資本金:1億円(産業技術総合研究所100%)
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●科学技術ニュース●電通とドリームインキュベータ、 R&D部門の変革を推進する「R&Dトランスフォーメーション」の提供開始

2022-07-08 09:34:27 |    企業経営
 電通は、ドリームインキュベータと共同で、研究所をはじめとした企業のR&D(研究開発)部門の変革をサポートするサービス「R&Dトランスフォーメーション」の提供を開始した。 

 企業の持続的な成長のためには、既存事業の深化と同時に、新規事業領域の"拡張"が必要とされている。2020年度の企業の研究開発費は14兆5383億円となる一方で、R&D部門からは、「自社内における研究開発の役割や将来性が定義できていない」「社内外において、R&D部門の存在感が弱まっている」「新しい研究テーマの探索手法がアップデートできていない」「研究成果の事業化がうまくいかない」などの課題が多く聞かれる。

 こうした状況を踏まえ、電通とドリームインキュベータは、R&D部門の意味と価値を再構築し、「R&D起点の事業創造」の実現によりR&D部門に変革をもたらすサービス「R&Dトランスフォーメーション」を開発した。

 "ビジネスプロデュース"を掲げて官民連携の事業創造を多く支援してきたドリームインキュベータは主に「技術・ビジネス・政策視点」から、また"人"の心を動かすソリューションやマーケティング施策を提供してきた電通は「市場・生活者視点」から、それぞれR&D部門の課題解決をこれまでもサポートしてきたが、今回体制を強化し、両社の強み・ナレッジを統合したサービスラインに一本化した。

 同サービスでは、①R&D部門の価値再定義、②R&Dテーマの探索・拡張、③R&D起点の事業化支援、を提供する。

 効率化や低コスト化のためのコンサルティングではなく、両社の実行力やクリエイティビティを活用した価値の具現化・具体化に注力し、研究成果と市場(マーケット)を最短で結んで「事業化」を実現し、PDCAも含めて伴走していくことで、R&D部門の将来価値を最大化する。<電通>
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