“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「スタートアップとは何か」(加藤雅俊著/岩波書店)

2024-05-06 09:35:44 |    企業経営



<新刊情報>



書名:スタートアップとは何か~経済活性化への処方箋~

著者:加藤雅俊

発行:岩波書店(岩波新書)

 イノベーションや雇用創出といった経済活性化への期待も寄せられるスタートアップ(創業間もない企業)。アカデミックな知見に基づきその実態を見定め、不確実性とリスクを負担し勝者になる可能性のある「挑戦者」への適切な支援を考える。新しい事業に取り組む「挑戦者」に対する社会の態度がいま問われている。
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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「UnityとROS 2で実践するロボットプログラミング」(奥谷哲郎、田井 普、髙木健太、中西泰人著/科学情報出版)

2024-05-06 09:34:56 |    ロボット工学



<新刊情報>



書名:UnityとROS 2で実践するロボットプログラミング~ロボットUI/UXの拡張~

著者:奥谷哲郎、田井 普、髙木健太、中西泰人

発行:科学情報出版

 【目次】第1章 UnityとROS 2について 第2章 ROS 2の基本的なデータ通信 第3章 UnityとROS 2の基本的なデータ通信 第4章 MRゲームを作成する 第5章 ナビゲーションUIを作成する 第6章 複数台ロボットのナビゲーションUIを作成する 第7章 VR/ARでロボットを操作する 第8章 UnityとROS 2を使った研究プロジェクトの紹介
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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」他>

2024-05-06 09:34:28 |    ◆TV番組◆



<テレビ番組情報>




フロンティア NHK BS 毎週火曜日 午後9:00〜午後10:00

5月7日(火)ヒトはなぜ歌うのか

 認知症で自分の名前すら忘れてしまっても、なぜか「音楽記憶」だけは消えない不思議。その謎を解く鍵を握るのはアフリカ熱帯雨林に住む狩猟採集民・バカ族。「言語よりも音楽」によるコミュニケーションが暮らしの中心にあるという。森の中で歌い踊るバカ族の豊潤な音楽シーンをたっぷりと紹介。太古の昔に獲得した私たちの脳と音楽の密接な関係とは!?最先端の脳科学、音楽人類学など多面的なアプローチで「音楽の起源」に迫る。

いまからサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分

5月8日(水)  常識を覆す極小「分子ロボット」 角五彰(京都大学大学院 教授)

 ロボットなのに人間の体内で治療する?大きさはマイクロサイズ?ロボットが群れる?常識を覆す極小「分子ロボット」。日本がリードする研究の最前線に迫る。分子ロボット」とは、DNAやたんぱく質など、私たちの体を構成する分子を材料に組み立てたロボットのこと。大きさはマイクロサイズという超極小。その最先端を走る京都大学・角五彰教授は、いくつもの分子ロボットが「群れる」ことで大きなモノを運搬させることを世界で初めて実現。将来はワクチンなどを病巣に直接届け副作用のない治療が可能に?医療に革命を起こす可能性を秘めた分子ロボットが開く未来に加藤浩次も超ワクワク!超極小ロボ・分子ロボットは「感じる・考える・動く」を分子レベルで実現。さらに光を当てることでいくつものロボットを群れさせることに成功、アリのように集団で大きなモノを運べる。将来はピンポイントで病巣に薬を届け、病状をより正確に診断するなど医療に革命を起こす可能性も。しかも材料は体内でいずれ分解され回収不要。さらには環境問題の解決にまで活用!?分子ロボットの最先端の未来予想図に加藤浩次も大興奮!

出演:角五彰(京都大学大学院 教授)

司会:加藤浩次、須黒清華

地球ドラマチック  NHK‐Eテレ  毎週土曜日 午後7時~7時45分

5月11日(土) 密着! 野生の母親たち

 野生動物の母親たちは日々さまざまな試練から子どもを守り、命がけで子育てを行っている。ホッキョクグマは数か月間飲まず食わずで子どもたちに授乳し、チーターは子どもを守るためライオンに立ち向かう。他にも“養子”を迎えたヒグマや、一生に一度の子育てを行うミズタコ、托卵をするカッコウなど。海の生き物から空の生き物までさまざまな動物たちの子育てに密着し、その苦労と献身的な育児の様子を描く(ドイツ 2023年)

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜  NHKテレビ  毎週土曜日 午後7時30分~8時15分

5月11日(土)  世界最長 悲願のつり橋に挑む~明石海峡大橋 40年の闘い~

 潮流激しい明石海峡に、世界一の長さとなる吊り橋を架けたい。今から70年前、白昼夢と笑われながら、橋の必要性を訴えた人物がいた。その思いを受け継ぎ、完成させた技術者たちの物語。重さ9万トンの橋げたを吊るす巨大ケーブル建設、ヘリコプターによる空中架設。不可能と言われた橋の建設に尽力したのは、その日のために技術を磨き続けた製鉄会社の師弟や、家族の悲願を背負った現場監督。全ては一人の夢から始まった。

ガリレオX  BSフジ  毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)

5月12日(日) 生命現象の原理を知りたい 散逸構造の化学・非平衡の物理学・ホワイトヘッドの哲学

 「なぜ物質が生じ、生命が誕生し、私たち人間が存在するのか?」そんなことを考えながら、休日に熱いコーヒーを淹れる。砂糖とミルクも入れて、軽くかき混ぜる。しばらくして気づくと、コーヒーと砂糖とミルクが全て混ざって均一になり、常温のコーヒーになっている。これが、一定の温度のもとで大きな時間変化も大きな流れもない“バランス”した状態、「平衡状態」だ。これは「熱は熱い方から冷たい方に移動する」という熱力学第二法則の現象で、宇宙スケールで言えば、あらゆる秩序は必ず壊れ、無秩序へと向かうことを示している。 ではなぜ、バラバラのままでなく、秩序を作り出して自ら動く「生命」が生まれることができたのだろうか?実は「エネルギーや物質の流れが絶え間なくあり」「物質が不安定に向かう時」に形成される秩序があり、それを「非平衡状態」という。この非平衡状態で起こる秩序と乱れが混在した複雑な運動が、多様なパターンを生みだし、「生命現象の原理」となっているというのだが…。生命現象を理論的に理解するために、化学、物理学、哲学の研究者それぞれに話を聞いた。

主な取材先:朝倉浩一(慶應義塾大学)
      竹内一将(東京大学大学院)
      中村昇(中央大学)

サイエンスZERO  NHK‐Eテレ  毎週日曜日 午後11時30分~0時00

5月12日(日) 進化と生命の不思議に迫る! 生き物たちの華麗なる“逃げ技”(アンコール放送。初回放送日:2023年4月23日)

 生き物は天敵から逃げることで命をつないできた。いま、想像を超える衝撃の逃げ技が次々発見されている。食べられてもなお天敵のエラから逃げ出すウナギの稚魚。カエルに飲み込まれても、消化管を泳ぎお尻から脱出する昆虫も。不利と思われていた行動「ヘビににらまれたカエル」にも奥深い生存戦略が。さらに究極の逃げ技「死んだふり」から生命活動の根幹も見えてきた。「捕食回避行動」で生き物の進化に迫る。

司会:井上咲楽、浅井 理
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