<新刊情報>
書名:ブロックチェーン革命~分散自律型社会の出現~
著者:野口悠紀雄
発行:日本経済新聞出版社
金融・ビジネス・経営から社会の仕組みをも劇的に変える「IT革命の本命」。その全貌をIT革命論の第一人者がわかりやすく解説。
<新刊情報>
書名:ブロックチェーン革命~分散自律型社会の出現~
著者:野口悠紀雄
発行:日本経済新聞出版社
金融・ビジネス・経営から社会の仕組みをも劇的に変える「IT革命の本命」。その全貌をIT革命論の第一人者がわかりやすく解説。
筑波大学計算科学研究センターの小野倫也准教授らは、電子デバイス中の電子の流れを原子・電子のスケールから高速・高精度に予測できる計算方法を開発した。
さらに、次世代省エネパワーデバイスとして有力な候補である、シリコンカーバイド(SiC)デバイスにおける内部の界面での電子の流れる通路に着目した第一原理シミュレーションを世界で初めて行うことで、SiCデバイスの性能を低下させる要因のひとつを発見した。
同研究では、小野准教授らが開発した新たな理論計算手法「実空間差分法に基づく第一原理シミュレーションコードRSPACE」を数理研究グループと協力して高速化し、超並列計算機を活用してデバイス中の電子の流れを原子・電子スケールで高速・高精度に予測できる新たな計算技術を開発したもの。
そして、スーパーコンピュータ「京」などを用いてシミュレーションを行い、デバイス作成過程でSiC界面へ酸素原子が侵入することによってSiC内部の電子の通路が破壊され、界面欠陥が生じない場合でも電気抵抗が増大することを発見した。
同研究成果は、SiCパワーデバイス界面の作製にあたって従来考慮されてこなかったSiCへの酸素原子侵入を、界面欠陥が生じない場合でも抵抗増大の要因として追加検討する必要があることを示している。酸素原子侵入による通路の破壊を抑えることができれば、電気抵抗を低く抑え、エネルギー利用の高効率化が期待される。
<新刊情報>
書名:なぜアマゾンは1円で本が売れるのか~ネット時代のメディア戦争~
著者:武田 徹
発行:新潮社(新潮新書)
アマゾンやSNS、スマホの台頭で、小分けされ薄利多売での競争を強いられるコンテンツ。ネット全盛時代に敗色濃厚の新聞・出版・テレビに逆襲の機会は訪れるのか。これからの時代を掴むための最先端メディア論。
<新刊情報>
書名:現代暗号のしくみ~共通鍵暗号、公開鍵暗号から高機能暗号まで~
著者:中西 透
コーディネーター:井上克郎
発行:共立出版(共立スマートセレクション)
同書では、現代の暗号・認証技術のしくみを、予備知識なしで理解できるように紹介し、暗号・認証技術がインターネットでの安全な通信をどのように実現しているか解説する。クラウドなどネットワーク環境の多様化に伴ない、暗号・認証技術の研究は公開鍵暗号・ディジタル署名からさらに進んでおり、その最新の研究の一つである高機能暗号についても平易に解説する。
<テレビ番組情報>
NHK-BSプレミアム コズミックフロントNEXT 毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分
2月2日(木) 謎の凶星「ネメシス」 大量絶滅の真相に迫る(再放送)
6500万年前におこった巨大隕石の地球衝突は、恐竜だけではなく、当時の生物種の7割を絶滅させていた。しかもこうした隕石衝突による大量絶滅は、一定の周期で12回も起きていたというのだ。そこで1984年、太陽の兄弟星「ネメシス」が存在し、それが地球に巨大隕石の衝突を引き起こしていたという説が発表された。この説は多くの研究者たちを巻き込み、議論された。いったいなぜ、太陽の兄弟星が繰り返し大量絶滅を引き起こしたという説が生まれたのか?当時の関係者から、説が生まれた背景を探っていく。
NHK-BSプレミアム フランケンシュタインの誘惑~科学史 闇の事件簿~
毎月最終木曜日 午後9時00分~ 午後10時00分
2月23日(木)
BS朝日 WILD NATURE 地球大紀行 毎週金曜日 午後9時~9時54分
2月3日(金) インド野生動物の宝庫で見た! “最後のアジアライオン” 親子愛
昨シーズン、ベンガルトラのサイティングの「ホットスポット」として世界中のカメラマンから注目されたのが中央インド。現在トラの保護区はインド国内で49か所あり、訪れたのは名作「ジャングルブック」の舞台として知られる広大な森を有するペンチ国立公園。 そこには31頭の親と11頭の子供(4か月~26か月)のベンガルトラがいるという…。取材班は足跡、木の幹にマーキングされた爪の跡を頼りにトラを探すことに・・・。そして出会ったのが、水を飲みに来た1歳半の若いベンガルトラ。40℃近くの酷暑の中、気持ちよさそうに水浴びする姿も目撃する。
NHKテレビ Eテレ 地球ドラマチック 毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分
2月4日(土) 生命進化の謎 巨大昆虫はなぜ絶滅したのか(再放送)
3億5千万年前の地球には巨大な昆虫が飛び交っていた。巨大化の鍵を握るのは酸素濃度。現在は21%だが当時は35%あった。酸素濃度の高さは昆虫の体にどのような影響を与えるのか?強力なX線でスキャンし、呼吸の様子を調べると、気管に秘密が隠されていることがわかる。さらに、滑空するは虫類や鳥の祖先などのライバルや捕食者の登場も打撃に。しかし、最後の引き金となったのは花だった…!?(2015年フランス)
BSフジ ガリレオX 毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)
2月5日(日) どうする?日本の“電源バランス"
2011年3月11日に起きた東日本大震災。この日を契機に日本の電力供給体制は、電源となるエネルギー資源の構成を中心として大きく変化した。再生可能エネルギーの活用を求める声も大きい。では、その変化は日本社会に何をもたらしているのか。また、その現場では現在どのような取り組みが進められているのだろうか。 電力供給を巡る最新動向を取材し、これからのエネルギー選択の道筋を探る。
主な取材先:太陽光発電施設
風力発電施設
火力発電所
原子力発電所
NHKテレビ Eテレ サイエンスZERO 毎週日曜日 午後11時30分~0時00
再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分
2月5日(日) iPS細胞10年(2) 医療応用へ! 進む技術革新
山中伸弥教授がiPS細胞を発見してから10年。日本中で研究が進み、ステージは医学から医療へ、ヒトへの本格的な医療応用が現実的になってきた。それを支えるテクノロジーを紹介する。慶應義塾大学はiPS細胞そのものの品質を高める「H1foo」というたんぱく質を使い、再生医療に不可欠な遺伝子の初期化・分化の能力を8倍にする手法を発見。東京女子医科大学では、深海魚の飼育技術を応用した培養法が開発された。
ゲスト:福田 恵一 (慶應義塾大学医学部教授)
<新刊情報>
書名:マンガでわかる技術英語
著者:坂本真樹
作画:深森あき
発行:オーム社
同書は技術系企業で技術英語を使う必要が出てきた社会人を主な読者対象としている。技術英語をマスターする秘訣はまず英語にしやすい日本語を書くこと。そして自分が書きたい内容に近いお手本を見つけることが大切。
<新刊情報>
書名:FinTechの衝撃~金融機関は何をすべきか~
著者:城田真琴
発行:東洋経済新報社
脅威か? チャンスか? 金融機関に忍び寄る“破壊者”の正体を徹底解説。銀行、証券など業界関係者がとるべき対応策が分かる。
産業技術総合研究所(産総研)は、単層カーボンナノチューブ(単層CNT)などのナノ炭素材料の分散液に光を照射することで、ナノ炭素のみの層を、簡便に薄膜化(膜厚:20~30ナノメートル)できる技術を開発した。
具体的には、ナノ炭素材料に選択的に吸着し、紫外光を当てると脱着する特殊な分散剤を見出した。
この分散剤とナノ炭素材料を有機溶媒中で混合すると、均一な分散液が得られる。分散液を基材上に塗布し、20秒程度紫外光を照射すると、照射部分でだけ分散剤が脱着してナノ炭素材料の薄膜が形成される。また、照射していない部分のナノ炭素材料や脱着した分散剤は洗浄により簡単に取り除ける。
今回開発した技術では、分散剤が残留せず、薄膜化とパターニングの工程が大幅に短縮されるので、ナノ炭素材料の特徴を生かした柔軟で軽量な二次電池やキャパシターなどの次世代電子デバイス開発が促進される。
情報通信研究機構(NICT)、みらい翻訳、日本特許翻訳(NPAT)、化学情報協会(JAICI)は、高精度でセキュアな英文特許自動翻訳サービスを開発した。
同特許自動翻訳サービスは、NICTが開発した高精度な英日特許自動翻訳エンジンに対して、NPATとJAICIが読みやすさと正確性を向上させるための技術を適用し、みらい翻訳がセキュアなクラウド環境で提供するもの。
今回開発した「英日特許自動翻訳ソフトウェア」によって、みらい翻訳とNPATは、2017年4月から、米国特許公報、欧州特許公報、国際出願公報の英日自動翻訳サービスを開始する。
<新刊情報>
書名:ゾンビ・パラサイト~ホストを操る寄生生物たち~
著者:小澤祥司
発行:岩波書店(岩波科学ライブラリー)
ホスト(宿主)の体を棲み処とするパラサイト(寄生生物)は、生存の根幹をホストに依存する弱々しい存在だ。そんな彼らの中に、自分や子孫の生存にとって有利になるように、ホストの行動を操るものが進化してきた。