goo blog サービス終了のお知らせ 

“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「格子グラフと確率モデル」(今野紀雄著/日本評論社)

2025-07-31 09:35:34 |    数学



<新刊情報>



書名:格子グラフと確率モデル

著者:今野紀雄

発行:日本評論社

 確率モデル(ドマニー-キンツェルモデル)と格子グラフに密接な関係があることに触れ、そのつながりを新たな視点から紹介する。【目次】第1章 |起|パス空間 第2章 |承|格子グラフ 第3章 |転|確率モデル 第4章 |結|相転移現象
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「「超」入門 三角関数」( 神永正博著/講談社)

2025-07-03 10:31:25 |    数学



<新刊情報>



書名:「超」入門 三角関数~三角は「円と波」から考える!~

著者: 神永正博

発行:講談社(ブルーバックス)

 同書の主な内容:そもそも三角関数とは何か、まずは円から考える、暴れ馬タンジェント、正弦定理 余弦定理も怖くない、気候変動からフーリエ解析まで、電気通信大学の校章に秘められた思い、フーリエ解析で周波数を取り出す、子猫の鳴き声を分解する?ほか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「符号理論の数理」(桂 利行著/東京大学出版会)

2025-07-03 10:30:55 |    数学



<新刊情報>



書名:符号理論の数理~線形符号と代数幾何・数論・組合せ数学の出会い~

著者:桂 利行

発行:東京大学出版会

 データ圧縮・暗号化・誤り訂正・ネットワーキングに使用される符号理論は、現実社会への応用として重要なだけではなく、数学としても大変興味深く美しい構造を秘めている。同書は、その数学的側面に焦点を当て、理論体系や数学の諸分野への応用を解説する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の現在π×i」(斎藤 毅、河東泰之、小林俊行編/東京大学出版会)

2025-07-01 09:40:01 |    数学



<新刊情報>



書名:数学の現在π×i

編者:斎藤 毅、河東泰之、小林俊行

発行:東京大学出版会

 微積分や線形代数の先には、どのような世界がくりひろげられているのだろう。東大数理の執筆陣が、いま数学ではどのようなおもしろい研究がおこなわれているのかを、初学者に向けて生き生きと紹介。好評を博した『数学の現在 i,π,e』の続編。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「教養としての数学史」(Fukusuke著/かんき出版)

2025-06-18 09:50:08 |    数学



<新刊情報>



書名:教養としての数学史

著者:Fukusuke

発行:かんき出版

 同書は、これまでの「数学」「世界史」の概念が変わるノンフィクション。数学史だけが持つ「視点」で物事が見えてくる。「数学史」のブログで月間8万PV!中学生、高校生の数学授業に取り入れて大人気!数式を飛ばしてもわかる「読む数学」歴史ドラマを18話収録。ルネサンス、フランス革命、世界大戦……、時代が変わる節目に、数学はどう影響したのか。実はその裏には、知られざる「数学ドラマ」があった。第三次世界大戦を防いだ、アメリカの数学者。慈愛だけではない。ナイチンゲールが後世に残した遺産。ムッソリーニの政治思想を変えた、ある数学者の講義。予測不可能な株価変動を予測する数式。世界史を揺るがす数学の影響力は、とにかくスケールがでかい。これまでになかった新感覚な歴史が見えてくることであろう。そして、数学者の人間味溢れる人生に心を揺さぶられる。ノーベル賞を生んだ、5000kmの手紙のやりとり。ドイツ軍からイギリスを救った英雄、なぜ自殺に追い込まれたか。妻を亡くし、娘を亡くし、それでも研究し続けたその熱意とは。平等を訴えたある貴族の、裏切られる最期20000以上のデータを、ひたすら集めた奇人の発見した法則。死期を正確に予測した数学者。言ってはいけない暗号解読を高らかに自慢した異端者。著者ブログ「Fukusukeの数学めも」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学がゲームを動かす!」(三宅陽一郎、清木 昌著/日本評論社)

2025-06-09 10:40:33 |    数学



<新刊情報>



書名:数学がゲームを動かす!~ゲームデザインから人工知能まで~

著者:三宅陽一郎、清木 昌

発行:日本評論社

 ゲーム開発の最前線で活躍してきた著者たちが、デジタルゲームにおいて、数学がどのように活かされてきたのかを紹介。【目次】Prologue 数学がゲームを動かす!(三宅・清木対談) 本書を楽しむガイド Chapter 1 『パックマン』を動かす数学 Chapter 2 理想の楽しさの式を求めて Chapter 3 シミュレーションをゲームにすること/石川淳一氏インタビュー Chapter 4 ゲームと乱数 Chapter 5 「8-bit」の動きの計算 Chapter 6 デジタルゲームの時間と空間 Chapter 7 デジタルゲームに必要な数学とは?/株式会社セガ開発技術部・山中勇毅氏インタビュー Chapter 8 対戦のおもしろさを支える数学 Chapter 9 入力を処理する数学 Chapter 10 ゲームにおける自動生成アルゴリズム Chapter 11 ゲームにおける進化アルゴリズム Chapter 12 ゲーム,数学,人工知能/森川幸人氏インタビュー Chapter 13 ゲームにおける強化学習の数理 Chapter 14 ゲームにおけるニューラルネットワークの数理 Chapter 15 深層学習と生成AI Chapter 16 ゲーム空間の多様性/特殊相対性理論のゲーム空間 Epilogue 未来のゲームと数学(三宅・清木対談)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学はそんなものじゃない!」(ルフ・コールズ、ナタリー・シンクレア著/晶文社)

2025-05-28 09:42:12 |    数学



<新刊情報>



書名:数学はそんなものじゃない!~数学ぎらいを生む5つの思い込みから自由になる~

著者:ルフ・コールズ、ナタリー・シンクレア

訳者:永山香織

発行:晶文社

 「積み重ねがだいじ」「抽象的だから難しい」「正誤がはっきりしている」……それって本当?ずっと信じられてきたドグマ(思い込み)から抜け出せば、もう算数も数学もこわくない――頭と心を耕す、新しい数学のすすめ。なぜ算数・数学にまつわる思い込みは生まれ、長らく信じられてきたのか?どのように学びを妨げ、たくさんの子どもたちに不安を与えているのか?数学という学問の歴史や本質を読み解き、「積み重ねがだいじ」「限られた人にしかできない」など5つのドグマを打ち破っていく。実践セクションでは、楽しく学ぶアイデアや教室でのアクティビティなど、オルタナティブな教え方・学び方を紹介。算数・数学を学ぶ子どもたち、教える先生や大人たち、そして学び直す人たちに、自信とインスピレーションを与える一書。学びのルートは一つじゃない!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数学の窓から」(小倉金之助著/河出書房新社)

2025-05-27 09:41:17 |    数学



<新刊情報>



書名:数学の窓から~科学と人間性~

著者:小倉金之助

解説:村上陽一郎

発行:河出書房新社

 往年の数学者・科学史家で、名随筆家でもあった著者の代表的随筆集の復刊。「数学と民族性」「統計の話」「黒板は何処から来たのか」「ヴォルテールの恋人」など興味津々。【著者】小倉金之助 (1885年―1962年) 数学者・数学史家。山形県生まれ。現在の東京理科大学卒。国民に科学的精神を広めることで国家主義の克服に努めた。著書に、『数学者の回想』『小倉金之助著作集』全8巻など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「ビジネス課題の発見と解決を導く―データ分析 成功のセオリー」(河合俊典、横田賀恵著/リックテレコム)

2025-05-26 09:55:52 |    数学



<新刊情報>



書名:ビジネス課題の発見と解決を導く―データ分析 成功のセオリー

著者:河合俊典、横田賀恵

発行:リックテレコム

 データ分析やAIを実際のビジネス活動へ適用する動きが急拡大している。その成功のカギは、個々の分析技術や機械学習の手法とは、少し別の所にありそう。同書は「分析技術と現実のビジネスをつなぐ」という目的指向の視点から、必要とされるノウハウを広く網羅的に俯瞰する。分析の実施やAIシステム開発に先立つデータの準備、スコーピングと分析プロセスの設計、必要となるスキルの見極めとその動員方法から、最終的な分析結果の扱い方やレポート時の心構えまでを、著者の豊富な経験に基づき具体的に紹介。推奨図書を含め、データサイエンティスト、分析の担当者、ビジネストランスレーターにとって喫緊のスキルセットを明示する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「数の進化論」(加藤文元著/文芸春秋社)

2025-05-15 09:39:38 |    数学



<新刊情報>



書名:数の進化論

著者:加藤文元

発行:文芸春秋社(文春新書)

 かつて数学を諦めた全ての大人へ贈る。「数学って何が楽しいんですか」「なんか役に立ちますか」 挑戦的な問いから始まった、ド文系の編集者と数学者の対話。ゼロ、無理数、負の数、素数……その始まりと歴史を紐解いていくと、数の新しい世界が見えてきた!大人の学び直しに最良の〝新感覚〟数学談義。【目次】はじめに 加藤文元vs.ド文系の編集者 第1章 数学の始まりは「割り算」 第2章 ゼロは「・」だった 第3章 無理数の発見 第4章 負の数を受け入れる 第5章 気まぐれな素数 第6章 無限って必要ですか? 第7章 abc予想という頂 第8章 新しい数学は生まれるか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする