NEDOは、“NEDO Challenge”「NEDO懸賞金活用型プログラム」を実施しており、今回、第5弾として「NEDO Challenge, 製造業DX ~製造技能の伝承・新たな製造ノウハウの構築をデジタルで実現せよ~」の公募を開始した。
同事業は、三菱総合研究所に企画運営を委託して実施する。
同事業を通じて、熟練者の高齢化に伴う製造技能の伝承という課題を解決し、製造工程の革新や製造システムの開発・導入に伴う新たな製造ノウハウの構築を目指す。
NEDOは、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募り、将来の社会課題解決や新産業創出につながるシーズをいち早く発掘することで、共同研究などの機会創出、シーズの実用化、事業化の促進を狙う本プログラム“NEDO Challenge”を立ち上げた。<新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)>
同事業では、以下の2テーマを設定している。
<テーマ2:新たな製造ノウハウの構築に関するデジタルソリューション開発>
製造現場では、生産性向上、少量多品種対応などに向けた製造工程の変革や、新たな生産システムの開発・導入が日々進められており、新たな製造ノウハウが生まれつつある。このような状況に対し、製造工程の変革や生産システムの開発・導入に伴う、新たな製造ノウハウの構築を促進するデジタルソリューションの開発案件を募集する。
【懸賞金額】
1位1,000万円、2位400万円、3位100万円 各1者(総額3,000万円。テーマ1、テーマ2のそれぞれの受賞者に交付する)
【今後の予定】
スクリーニング:2025年5月
開発期間:2025年6月~2026年4月
開発成果審査:2026年4月~2026年5月
受賞者決定、表彰式:2026年5月
懸賞金交付:2026年7月