異動の時期になり、周辺が騒がしくなった。沖永良部で中学校の教師をしていた嫁が、5年ぶりに市内に戻ってきたのである。息子は当初、別居生活をしていた。2年前に島に移ったが、一緒にリターンしてきたのである。
さて、金融機関に勤めていた自分たちは8回の転居経験がある。それに伴い、娘も10回ほど転校した。
転居生活は気分転換になり、新鮮感もあった。特に種子島生活はトコブシを食べたことなど思い出が多い。「住めば都」というが、人によっては苦労話の意味になることも最近知った。
鹿児島市 下内幸一(72) 2022.4.28 毎日新聞鹿児島版掲載
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます