高校受験と聞くと、私にも忘れられない話がある。
当時、私は静岡県の大河天竜川の河口に位置する中学に通っていて、高校も同じ学区内の進学校を受験した。2日間、9科目芽の試験を無事終えた私は、多少風邪気味だったところに試験の疲れも出て翌日から2.3日欠席した。そして、その後出席したクラスで、私は妙な空気を感じる。何やら遠巻きにヒソヒソ話。ターゲットはどうも私らしい。後日、友が合った。試験に失敗した私が学校を休んだと……。世の中は怖い! 「流言飛語」という言葉を、その時初めて覚えたのだった。
霧島市 久野茂樹 2014/2/9 毎日新聞鹿児島版掲載
当時、私は静岡県の大河天竜川の河口に位置する中学に通っていて、高校も同じ学区内の進学校を受験した。2日間、9科目芽の試験を無事終えた私は、多少風邪気味だったところに試験の疲れも出て翌日から2.3日欠席した。そして、その後出席したクラスで、私は妙な空気を感じる。何やら遠巻きにヒソヒソ話。ターゲットはどうも私らしい。後日、友が合った。試験に失敗した私が学校を休んだと……。世の中は怖い! 「流言飛語」という言葉を、その時初めて覚えたのだった。
霧島市 久野茂樹 2014/2/9 毎日新聞鹿児島版掲載