はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

とうとう…

2011-12-21 23:00:30 | アカショウビンのつぶやき
「折れてますよッ」
「エッ…まさか」
「ほら、見てごらん」
医師が指さすレントゲン画像、右手人差し指付け根に小さな白い影。

僅か1㌢の段差につまずき、膝を強打して、そのまま前方のネットフェンスにこぶしをぶつけたらしい。
最初は人差し指の突き指かな? という感じだったが、腫れた右手に当てた保冷剤はたちまち溶け、ありったけの保冷剤で10時間も冷やし続けた。

翌日は痛みも和らいだが、人差し指が動かない、ちょっとでも動かすと飛び上がるほど痛い。24日にはハンドベル演奏が控えているし、念のためにと整形外科に行った。

「ギプス固定で3週間だね」
「あぁぁぁ」

なんで一年中で一番忙しいときに…。
でも誰のせいでもない、自分の不注意なんだもの。

ハンドベルどころか、箸さえ握れない私。
今日は、ご近所さんの温かい差し入れを感謝していただきました。

「転ばないでよ」といつも周りの皆さんに言われ続けているのに
「また、やっちゃったー」と報告しなきゃならないアカショウビンです。

という次第で、左で操作するマウスの難しさ。
頭が混乱するので、しばらくブログお休みします。






身にしみる言葉

2011-12-21 23:00:14 | はがき随筆
 10年前、当時毎日ペンクラブ事務局長だったNさんの薦めで、はがき随筆会員となって以来。夢中で書き続け仲間や愛読者の温かい励ましをいただき人生の喜怒哀楽の情をつづり息子たち家族へ随筆を通じ書き残すことができ、どんな証しよりもうれしいことです。
 しかしこの度、節目と考えていた10年を区切りとし「筆を折る」胸を御世話になったNさんへ伝えると「人生はこれから。書き続けなければ。やめたらダメよ」と喝が飛んだ。
 短い言葉であったが、胸のつかえがおり、迷いが解け、新たな思いがこみ上げた。
  鹿児島市 鵜家育男 2011/12/19 毎日新聞鹿児島版掲載

思いがけぬ贈物

2011-12-21 22:32:14 | はがき随筆
 とうとう11月6日。企画したコンサートの日が来た。
 私は主役のSさんの手を、舞台の中央までゆっくり引く。気のせいか、彼の緊張が伝わってくる。まず、Sさんの演歌「兄弟舟」。聴衆は、息をのんで見守る。終わった途端、会場は大きな拍手に変わった。彼はにこにこ。
 秋の行事が多い中、約80人に聴いてもらった。……よかった。
 私はSさんに出会ったお陰で「はがき随筆」のペンクラブ賞を受けた。Sさん、思いがけない贈り物をありがとう。
  出水市 小村忍 2011/12/18 毎日新聞鹿児島版掲載

日暦

2011-12-21 22:22:11 | はがき随筆
暦には神がいる。起きて一番に暦をめくる。それが日課であった。祖父はじっくり眺めて、朝餉でゆっまり話して聞かせる。話には必ず神様が出てきた。どこの家庭も地味な、無愛想な分厚い日暦だった。どこも同じ話を聞かされたことだるう。そのためか地域にはまとまりがあった。
 月めくりが主流の最近のカレンダー。そろそろ家族は好みのカレンダーを持ち込むことだう。暦とは日にちが分かればよいだけではない。暦には話がある。来年は祖父の五十年忌。日暦を復活させ、孫に話でもしよう。信じないだろうな。
  姶良市 山下恰 2011/12/17 毎日新聞鹿児島版掲載

図書館エッセイコンテスト

2011-12-21 15:15:29 | アカショウビンのつぶやき
鹿屋市立図書館では毎年エッセイコンテストを行います。
今年も100編をこえる応募作品の中から選ばれた、
33編の表彰式がありました。
毎年、入選作品をラジオで紹介させて頂くため、
受賞した皆さんにお誘いパンフを配り、お願いしています。
今年も行ってきました。






今年は例年に比べ応募作品が多く、
特に中学生の応募が多いことが特徴的だったようです。

学年が進むにつれ読書の時間が少なくなる傾向にあるいま、
中学時代に色んなジャンルの本に出会うのは
素晴らしいことだなあ、とつくづく思うことでした。



特選に選ばれた子どもたちの作品朗読、
図書館長の講評。図書館スタッフによるペープサートなど楽しい企画があり、
楽しいときを過ごしました。

今年最後の取材です

2011-12-21 14:08:33 | アカショウビンのつぶやき


今年最後の取材に行ってきました。

今日は、12月23日に放送するクリスマス関連の番組。
鹿屋キリスト教会牧師の吉井先生に
クリスマスメッセージをお願いしました。
タイトルは「クリスマスって、どんな日?」

聖書のお話からキリストの誕生の意義を
分かりやすくお話ししてくださいました。
番組の中で使う曲は、
鹿屋キリスト教会・ハンドベルリンガーズの演奏。
楽しい番組になりました。

地域FMのボランティア・パーソナリティを
引き受けて(いや、押しつけられてかな?)6年。
来年は7年目に、作った作品は281。
この歳にしてはよく頑張ったと我ながら思う。
これも、技術担当のO氏の協力あればこそ!
有り難い存在である。

でも二人ともまた一つ歳を重ねる。
「Oさん、どうする?」
「Nさんがやる間は、僕も頑張りますよ!」

力強いお言葉に感謝して、また来年も出演依頼に参りますので、
皆様ご協力お願いします。

ハンドベル練習も追い込みです♪

2011-12-21 13:42:26 | アカショウビンのつぶやき
ハンドベル演奏は12月24日、いよいよ追い込みになりました。



今日は、成果をパソコンに録音しました。

きよしこの夜
あめにはさかえ
歓喜の歌
の3曲ですが、まあまあの出来映えかな。

今日の演奏は、12月23日、FMかのやで放送される「心のメモ帖」の中に取り込む予定です。
番組名は「クリスマスメッセージ・クリスマスって、どんな日?」
と題して、鹿屋キリスト教会牧師、吉井秀夫先生のお話です。