2011年12月28日 (水)
岩国市 会 員 中村 美奈恵
小6の息子の参観日は国語だった。秋から冬を季語に俳句を詠んでいる。親たちはそれらの中から好みの作品を選ぶことになった。紅葉したモミジが揺れる姿を「フラダンス」。さなぎになったミノムシを「ミノムシふとん 巻いている」と比喩がうまい。
中でもヒガンバナを「地面から出た花火」とした俳句は、ヒガンバナの赤い花弁が輝きを放つ花火に見えて、私は迷わず「ナンバー1」と書いた。
感性豊かになった帰り道、息子に作品を問う。するとにっこり笑って「冬になり ストーブ出して まるくなる」
(2011.12.28 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩國エッセイサロンより転載
岩国市 会 員 中村 美奈恵
小6の息子の参観日は国語だった。秋から冬を季語に俳句を詠んでいる。親たちはそれらの中から好みの作品を選ぶことになった。紅葉したモミジが揺れる姿を「フラダンス」。さなぎになったミノムシを「ミノムシふとん 巻いている」と比喩がうまい。
中でもヒガンバナを「地面から出た花火」とした俳句は、ヒガンバナの赤い花弁が輝きを放つ花火に見えて、私は迷わず「ナンバー1」と書いた。
感性豊かになった帰り道、息子に作品を問う。するとにっこり笑って「冬になり ストーブ出して まるくなる」
(2011.12.28 毎日新聞「はがき随筆」掲載)岩國エッセイサロンより転載