はがき随筆・鹿児島

はがき随筆ブログにようこそ!毎日新聞西部本社の各地方版に毎朝掲載される
「はがき随筆」は252文字のミニエッセイです。

エッセイコンテスト

2008-12-16 11:52:46 | アカショウビンのつぶやき










 先日、鹿屋市図書館エッセイコンテストの表彰式に参加した。
「受賞作品をFMラジオで紹介したい」と図書館長にお願いしたところ、了承されたので、昨年度の受賞作品で番組に出演された方々のCDなど資料を持参しお誘いをさせていただいた。

 受賞者は小、中、高校と一般、合わせて28名。72編の作品から選ばれた、いずれも素晴らしい作品ばかりだった。

 このエッセイコンテストは1997年に始まり今年で12回目。
 市教育長のことばの中に
「書く力を伸ばし、みずみずしい感性や想像力を豊かにし、子供から大人まで、活字文化の裾野を広げていこう」とある。
 また図書館長の講評では
「物事をよく見て、じっくり観察し情景が目の前に浮かぶような表現をしよう。形容詞を多用せず自分の言葉で表現する努力や、文章のリズム感も大切にしたい。更に客観的に読んでもらうためにコンテストには、どしどし応募してほしい」と。

 表彰式の後、特選となった児童、一般の受賞者が作品を朗読し、読み聞かせグループの紙芝居などもあり、私も子どもたちと一緒に楽しいひとときを過ごしました。
 
 第1回の図書館エッセイコンテストに1度だけ応募して入選を頂いたアカショウビンですが、そのエッセイがMBCラジオで朗読されたときは感動しました。皆様にもその感動を味わっていただきたいと思っています。
でもこちらはド素人の私が作る作品ですから…申し訳ありません!

今年を振り返る

2008-12-16 11:47:34 | はがき随筆
 来年還暦を迎える私にとって今年は50代最後の年でした。一人娘に孫が生まれ、めでたくジイジになりました。何と言っても一番は毎日新聞への投稿デビュー。「はがき随筆」「男の気持ち」「みんなの広場」「毎日俳(歌)壇」と取り上げていただきました。加齢のせいか対人関係がおっくうになっていた私に、自己表現の新たな手段が見つかったのです。精神的に自信を失いかけていた時でしたので、まさに救いの神でした。MBCラジオのインタビューにも出演させていただき、あの人この人に感謝の年でした。心から、ありがとうございました。
   霧島市 久野茂樹(59) 2008/12/16 毎日新聞鹿児島版掲載