夏の西日を遮り涼風を屋内に運んでくれた柿の木に、まだらではあるが柿が実った。
夫が裏山から高枝鋏に代わる長い竹を探して来て先端に切れ目を入れた。葉っぱで見え隠れする柿を「もっと右、もっと上……」と声を掛け合いながら夫がちぎり落とすと、私が待ち受け草むらに落ちた柿を拾う。
もちろん野鳥たちに残しておくことも忘れない。
焼酎で渋抜きして2~3日、日向に置いておくと、おいしい柿に変身する。毎年、懐かしい味がすると好評だ。その柿の木も紅葉が始まった。
垂水市 竹之内政子(56) 2006/11/16 掲載
写真はバセさんよりお借りしました。
夫が裏山から高枝鋏に代わる長い竹を探して来て先端に切れ目を入れた。葉っぱで見え隠れする柿を「もっと右、もっと上……」と声を掛け合いながら夫がちぎり落とすと、私が待ち受け草むらに落ちた柿を拾う。
もちろん野鳥たちに残しておくことも忘れない。
焼酎で渋抜きして2~3日、日向に置いておくと、おいしい柿に変身する。毎年、懐かしい味がすると好評だ。その柿の木も紅葉が始まった。
垂水市 竹之内政子(56) 2006/11/16 掲載
写真はバセさんよりお借りしました。