週明け6日の東京市場は756円高と予想外の大幅上昇でした。米国
での感染数が近くピークを付けるという見方から米株価指数先物が
上昇したことを受け海外勢の先物買いが上げの要因との解説が出て
いました。
時価総額100位以内の銘柄で下げたのはニトリとオリックスだけと
いうことが示すように業種や景気敏感株、内需といった銘柄で時価
総額の大きい銘柄が一斉に買い直されました。少なくとも今日の東
京市場は典型的な悪材料出尽くしでの反発でした。
しかしこのまま上昇を続けるといった見方はおそらく少ないのでは
ないでしょうか。割安感に注目する買い方も当該銘柄の収益の落ち
込み具合やどのくらい低迷が続くのかといった細かい部分に注目し
た銘柄選びはまだできていません。
リーマンショックとは違った危機が市場を襲った訳ですから過去の
いずれの下げも参考になっても全く違う展開になるかもしれません。
少なくとも深追いは禁物です。投資のプロも素人もコロナショック
で大きなダメージを負ったのは間違いありません。
ボラティリティは次第に低下するでしょうが、そう簡単にあの暴落を
忘れることは出来ません。ある程度戻れば当然売りが出てきます。
今日とは正反対に多くの銘柄が下げる場面があり得ます。個別銘柄で
勝負する投資家は将来性、財務の安定性などチェックすべき項目が
あることを忘れてはいけません。
大幅上昇に水を差す訳ではありませんが、コロナショックで世界の経
済が麻痺してしまったことは事実ですから、そう簡単にコロナショック
前の状態に市場も企業業績も戻れません。しばらくは楽観と悲観が交
差する相場が続きそうです。
での感染数が近くピークを付けるという見方から米株価指数先物が
上昇したことを受け海外勢の先物買いが上げの要因との解説が出て
いました。
時価総額100位以内の銘柄で下げたのはニトリとオリックスだけと
いうことが示すように業種や景気敏感株、内需といった銘柄で時価
総額の大きい銘柄が一斉に買い直されました。少なくとも今日の東
京市場は典型的な悪材料出尽くしでの反発でした。
しかしこのまま上昇を続けるといった見方はおそらく少ないのでは
ないでしょうか。割安感に注目する買い方も当該銘柄の収益の落ち
込み具合やどのくらい低迷が続くのかといった細かい部分に注目し
た銘柄選びはまだできていません。
リーマンショックとは違った危機が市場を襲った訳ですから過去の
いずれの下げも参考になっても全く違う展開になるかもしれません。
少なくとも深追いは禁物です。投資のプロも素人もコロナショック
で大きなダメージを負ったのは間違いありません。
ボラティリティは次第に低下するでしょうが、そう簡単にあの暴落を
忘れることは出来ません。ある程度戻れば当然売りが出てきます。
今日とは正反対に多くの銘柄が下げる場面があり得ます。個別銘柄で
勝負する投資家は将来性、財務の安定性などチェックすべき項目が
あることを忘れてはいけません。
大幅上昇に水を差す訳ではありませんが、コロナショックで世界の経
済が麻痺してしまったことは事実ですから、そう簡単にコロナショック
前の状態に市場も企業業績も戻れません。しばらくは楽観と悲観が交
差する相場が続きそうです。