函館の今朝の空は、昨日に引き続く晴れわたった青空...。先日農家の方の話で「少し天気が続いてくれれば...。」と話していたことを思い浮かべ、お日様が叶えてくれたのかな...、と勝手に思いこんでいる。
所用で江差町へ向かう車のラジオから「江差町・町民の森の桐の花が見ごろを迎えている...。」と流れ、所用を終えた後、町民の森の桐の花が放送されていることを話すと「町民の森はそんなに遠くないので、見ていったら...。」と地図で場所を教えてくれ、早速、地図を頼りに町民の森へ...。
町民の森は、市街地からそれほど遠くない小高な丘にあり、途中、キツネの親子に迎えられる。ところが、町民の森に行けば“桐の花”が咲いているのかと思っていたが、面積が約16haの広さで、いくつかのゾーンに別れておりなかなか見つけらなかない。諦めかけたところで、森の外れに桐の並木が...。
桐の木は100本ほど植えられており、半分ほどだろうか紫色のかれんな花が咲いている...。実のところ、桐の花をこんな間近で見たことがないような気がする。綺麗だ...。筒型5弁の花と大きな葉...、そうか、紋章としてもおなじみだ...。
江差と桐...。ラジオの放送では、桐は国内でとれる木材としては最も軽く、また、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴から高級木材として重宝され、家具、特に箪笥の材料として知られている。江差では、ニシン漁の盛んな頃、ニシン網の浮きや桐下駄の材料として使われ、桐の苗木の植栽が盛んに行われていた。
ニシン漁の衰退とともに植栽は減ったが、檜山地方が北限とされている桐を見なおし、江差の歴史を物語る桐文化を何時までも守っていこうと、町民で桐の復興を目指す活動が続いており、江差町には桐林が出来つつあるそうだ...。
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桐の木は100本ほど植えられており、半分ほどだろうか紫色のかれんな花が咲いている...。実のところ、桐の花をこんな間近で見たことがないような気がする。綺麗だ...。筒型5弁の花と大きな葉...、そうか、紋章としてもおなじみだ...。
江差と桐...。ラジオの放送では、桐は国内でとれる木材としては最も軽く、また、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴から高級木材として重宝され、家具、特に箪笥の材料として知られている。江差では、ニシン漁の盛んな頃、ニシン網の浮きや桐下駄の材料として使われ、桐の苗木の植栽が盛んに行われていた。
ニシン漁の衰退とともに植栽は減ったが、檜山地方が北限とされている桐を見なおし、江差の歴史を物語る桐文化を何時までも守っていこうと、町民で桐の復興を目指す活動が続いており、江差町には桐林が出来つつあるそうだ...。
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