大船小学校大運動会．．．

　先日、函館市椴法華支所にお邪魔をしたときに学校の運動会の話になり、椴法華小学校では全校生徒が39人で運動会も盛り上がらないと今年初めて中学校と合同で行うことになったと聞いた。ただ、運動会は生徒・児童だけでなく地域上げてのお祭りでなくてはならないものなんだそうだ．．．。

　
　そんな話を聞いたこともあり、南茅部にある「大船小学校大運動会」を少しの間見物させてもらった。青空ではないものの風もなく運動会日和．．．、児童席より父兄席の方が何倍も多いが、グランドの上には大漁旗がなびき雰囲気を盛り上げている．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　４～６年生の団体競技騎馬戦．．．、紅白に分かれてそれぞれ３騎の馬が帽子を奪いあう。男も女も、また年齢差も感じられずお互い思い切り戦う．．．。勝負は瞬く間に決まってしまうが、児童のお互いをたたえ合う姿には感動する．．．。

　
　児童が少ないこともあり一つの競技もすぐ終わるが、児童の競技の間に一般、シルバー、幼児などの競技も設けられ特におじいさん、おばあさんはハッスル気味．．．。観戦していた方と話をさせてもらったが「俺たち子供の頃は賑やかだったんだでえ．．．、運動会やって、ひろめ祭をやってそれからコンブ採りだあ．．．。」

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　午前の部の最後は全児童４７人が踊る“大船ソーラン”．．．。１年生から６年生まで一緒になってよくぞここまでといわせるほどの踊りを披露．．．。観客の父兄の皆さんからも大きな声援と拍手がおくられる．．．。

　
　踊りの後全員での記念撮影．．．。こっそりと参加させてもらったがみんないい顔をしていたなあ．．．。この後はお楽しみの昼食．．．。大きな弁当箱を広げ宴会になりそうな雰囲気だったが、横目で見ながら退散してきた。椴法華支所の方が話していたとおり運動会は地域上げてのイベントで、児童が少なくなって学校が統廃合されるという話も聞くが、学校が消えたら運動会もなく地域は寂しくなちゃっうね．．．。


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