先日の「南茅部・ひろめ舟まつり」の会場で知人のアマチュアカメラマンから「知り合いが南茅部の旅館で手打ちのそば屋を始めたので、時間があったら寄っていって...。」と声を掛けられた。新聞に老舗旅館のそば屋という報道がされたことも承知し、興味もあって立ち寄ってきた。
旅館は南茅部地区豊崎町の国道278号沿いにある「二本柳旅館」...。この旅館は昭和8年(1933)に建てられ、当時は主に行商人が宿泊した老舗の旅館、食堂となっている部屋は豪華な書院造りで、ヒノキがふんだんに使われ、床柱は黒檀(こくたん)...。南茅部地区の建造物の歴史を知るうえで貴重な建物として、今年の春に函館の歴史的風土を守る会(歴風会)から保存建築物としての「歴風文化賞」に選ばれたそうだ...。
その旅館の中にある「手打ちそば処 久蔵(きゅうぞう)」...。店主は旅館の手のすくお昼時を活用したいと、手打ちそば屋を思いつきそば打ち同好会に入門、元来のそば好きもあって上達も早く全国麺類文化地域間交流推進協議会が認定する素人そば打ち初段を取得し、この春オープンにこぎつけた。
厚沢部産のそば粉に七飯町の湧き水、つゆは南茅部産の白浜口昆布を使用し、二八そば(そば粉8割、つなぎ2割)...。もり、かけの他にセットメニューとして天丼や寿司も用意されており、地元の新鮮な魚介類がねたとなる寿司セットをお願いした。
若い店主も出てきてくれて地域への思いなどを話してくれたが、そばの香りがほんのりと鼻を撫で、のどごしの旨さは何ともいえず...、また寄りたくなってしまいそうだ。ところで、そば打ちの段位認定は最高5段まであるそうだが、認定はあくまでも「素人そば打ち」で営業を始めたら認定の対象にならないそうだ。ちなみに店主は「そば打ちは奥深くどこまでやっても極みはないかも知れない...。」という。
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厚沢部産のそば粉に七飯町の湧き水、つゆは南茅部産の白浜口昆布を使用し、二八そば(そば粉8割、つなぎ2割)...。もり、かけの他にセットメニューとして天丼や寿司も用意されており、地元の新鮮な魚介類がねたとなる寿司セットをお願いした。
若い店主も出てきてくれて地域への思いなどを話してくれたが、そばの香りがほんのりと鼻を撫で、のどごしの旨さは何ともいえず...、また寄りたくなってしまいそうだ。ところで、そば打ちの段位認定は最高5段まであるそうだが、認定はあくまでも「素人そば打ち」で営業を始めたら認定の対象にならないそうだ。ちなみに店主は「そば打ちは奥深くどこまでやっても極みはないかも知れない...。」という。
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