JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

白熱!!舟こぎ競争...ひろめ舟まつり

2011-06-11 22:13:05 | 椴法華・南茅部
 豊かな海の恵みに感謝し、豊漁と海の安全に祈願する“南かやべひろめ舟まつり”...。南茅部・臼尻漁港で行われるこの祭りは、26回をを数えるという地域最大のイベントで、特に今年は「東日本大震災!がんばれ!海の友よ!」と銘打って被災地へ元気と勇気、支援をおくろうと力が入る...。

 
 昨年、一昨年と見物し、「今年はそろそろ...」と思っていたが、天気も良さそうだし、せめて勇壮な舟こぎ競争だけはと南茅部に向けて車を走らせる...。到着は9時半だったが、すでに駐車場はいっぱい...、それにもまして港内には大漁旗や提灯などで飾り付けた漁船が並び、その下では早くもイカやホッケ、エビやツブなどを網の上に乗せ宴会が始まっている...。
                           
 まつり伝統の“舟こぎ競争”...。木製の「ひろめ舟」に6人一組で乗り込み、舵取り、漕ぎ手など役割を分担し船を進め、400m~600mの距離を初心者、女性、職場、漁場対抗などに6部門に42チームが参加...。

 

                          
 勢いよくスタートするものの思ったように前に進まない舟や折り返し付近では追突して横を向いてしまうものなどもあり、会場の笑いを誘う...。また、岸壁には職場の同僚や家族らが陣取り太鼓や大漁旗で応援、特に漁場対抗では悲鳴ともとれるような大きな声援が送られる...。戸井の人気キャラクター、トーパスちゃんも拍子役で参加...。
                           
 さすがに地元の漁師さんが出場したレースは白熱!!...。統制のとれた掛け声とともに力強く進み迫力ある艪さばき見せてくれる...。

 
 午後、岸壁に係留されていた大漁旗や提灯などで豪華に飾られた6隻の漁船が港内を巡行する「漁り火パレード」...。これらの漁船は南茅部地区の六つの漁協が用意するものでいわば地域の代表...。



                                      
 「隣に負けるな!!...」とより豪華に飾り付け、それぞれが誇らしげに走り回り、舟を操る船長さんの舵さばきからも力強さが伝わってくる。各船は17~34トン級でスケソウダラ漁やマス漁などに活躍されているそうだ...。 
                            
 会場には特産品の即売が行われており飛ぶように売れていたが、そんな中で南茅部名物「浜なべ」が100円で振る舞われている。1,000食限定で昨年は食べ損ねたが、今年は間に合った...。2個200円のお握りで昼食...。「浜なべ」...、おまけだろうか、甘エビが沢山入っていて美味しかったなあ...。

 
 ここで退散...。この後、中学生による吹奏楽、郷土芸能、ひろめソーラン踊り、さらに歌謡ショウ、夜間の漁り火パレード、花火大会と続き、まつりムードを盛り上げる...。先日の大船小学校の運動会で地元の方から「運動会、ひろめまつりが終わればコンブ採りで忙しいんだあ...。」といってた言葉が耳に残っていた。「いい骨休みだよね、これから良いコンブを沢山採って...。」との思いを込めて会場をあとにした...。


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