午前中に「青雲時報縮刷版」編集のための資料を探すべく函館中央図書館へ足を運んだ。連休だし、時間も早いので.....、然にあらず、子供から大人まで早朝から多くの利用者で賑わっている。
そんな中、ロビーで面白いイベントをやっている。函館和装研究会の皆さんが、マネキンに平安時代の女性貴族用の正装といわれる「十二単(じゅうにひとえ)」の着付けの実演だ。
「十二単」の正式名は「五衣唐衣裳(いつつぎぬ、からぎぬ、も)」とのこと。実際は12枚衣を重ねるわけではないため俗語であるが、一般的に「十二単」の名称で呼ばれることが多いそうだ。
“十二単は、下着を含めて13枚重ねております。一番内から、長襦袢、小袖、長袴、単衣、紅がだんだん淡くなっていく5枚の五衣、その上に打衣、表衣、唐衣、裳の順に装着している。
この装束の正式名称は「五衣唐衣裳(いつつぎぬ、からぎぬ、も)」という。裳は、成人した女性の証となるもので、平安時代はこの裳を着る儀式をもって成人式とした。また、「唐衣」は式正を示すもので、季節や「とき」を「重ねる色目」を表現する「五衣」とともに重要なものとされている。
おすべらしに桧扇(ひおうぎ)を手にした姿は、見る人を平安の世に誘う。”(函館和装研究会が会場で配布したチラシから)
二人の女性によって緑や薄紅色などの着物を着付け、およそ30分ほどで完成。マネキンもリアルで今にも微笑みそうな感じ....。それにしても、珍しいものを見させてもらった....。お陰で、資料探しは延期......。
そんな中、ロビーで面白いイベントをやっている。函館和装研究会の皆さんが、マネキンに平安時代の女性貴族用の正装といわれる「十二単(じゅうにひとえ)」の着付けの実演だ。
「十二単」の正式名は「五衣唐衣裳(いつつぎぬ、からぎぬ、も)」とのこと。実際は12枚衣を重ねるわけではないため俗語であるが、一般的に「十二単」の名称で呼ばれることが多いそうだ。
“十二単は、下着を含めて13枚重ねております。一番内から、長襦袢、小袖、長袴、単衣、紅がだんだん淡くなっていく5枚の五衣、その上に打衣、表衣、唐衣、裳の順に装着している。
この装束の正式名称は「五衣唐衣裳(いつつぎぬ、からぎぬ、も)」という。裳は、成人した女性の証となるもので、平安時代はこの裳を着る儀式をもって成人式とした。また、「唐衣」は式正を示すもので、季節や「とき」を「重ねる色目」を表現する「五衣」とともに重要なものとされている。
おすべらしに桧扇(ひおうぎ)を手にした姿は、見る人を平安の世に誘う。”(函館和装研究会が会場で配布したチラシから)
二人の女性によって緑や薄紅色などの着物を着付け、およそ30分ほどで完成。マネキンもリアルで今にも微笑みそうな感じ....。それにしても、珍しいものを見させてもらった....。お陰で、資料探しは延期......。